木の器作りの日々

奈良の山の中で、自由気ままに、木工旋盤をつかい木の器作りしてます。

こんどの立体は、再生のイメージに変更

2015-08-27 19:48:41 | 日記

大体、私の場合、制作しながらイメージが決まっていくのです。彫刻に榎の材を使ってますが、今日、玉虫が飛んできた、顔も前をブンブンと飛びうるさいので,追い払えどもすぐに戻ってくるんだ。すると榎の表面に産卵始めたのでびっくり、作品は個展が終わると、野ざらし、粗大ごみになるのだけど、今回の作品は玉虫の託児所になりそうね、いろいろこの数日、生命の再生について考えることがあり、この作品もそのようにするつもりだったけどマサニそうなってくれそうだな~


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暑くて麦わら帽子など

2015-08-26 21:05:52 | 日記

こんなに暑いと外での仕事は嫌になる、麦わら帽子は必需品だな

というか、缶ビールも必需品だ

石彫家のhiromi akiyamaさんがのつてた古い本、機械を使わずハンマーとポイントチズルだけで巨石を掘る、麦わら帽子が唯一のそれ以外の道具だなんて紹介されてる、夕日のガンマンみたいでかっこいいな~

ルイスカーンが「物質は燃え尽きた光線」だなんていってるが、私にはどんな意味かさっぱり分かりません、ただ天才だからね~

私が思うに、こんなに暑い日に建築現場にいって、暑さでフラフラになった時フト思いついたのかもヤケクソネ、その意味では「物質は飲み干したビールである」なんて言ってもよかったかも

この拒絶と解放のバランスがすごいな

 

 

 

 

 


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今日は土曜、休養日

2015-08-22 11:47:52 | 日記

ブログでも書きましょかね~

半生(1ケ月半ほどたってるんだ)のマカバをお皿に、私の場合木の幅を、最大限に生かすので、それぞれテンデバラバラ、それでいいと思ってる、小ぶりのウツワにはそのような幅の狭い板を使うことになる。そこで歪み皿用に適当なのを仕入れたのだけど、急なアトリエの引っ越しなどですぐに挽くことができなかったので、あまり歪まないでしょうね~また木目もおとなしいのでだいたいの歪み程度の予想ができるんだ、まあそれもいいじゃない

先日のブログ、木が重いと書いたけど大体広葉樹で比重が0,6くらいかな~生木はそれより重いけど水に沈むことはないので比重1よりは軽いですね,ちなみに人間は0.923~1.060だって、体脂肪でかわるんだと、黒人の水泳選手が少ないのは体脂肪が少ないから水に沈みやすいからって、ほんとかね~

鉄は7.85だから13倍重いことになる、セラの彫刻なんか、公園に設置した後、倒れそうで気持ちが悪いなんてクレームが出て撤去、わからなくもないですね

こんな忙しい時に限りいろいろな事が起こる

知人から石を要らないかと?、いろんな色が混じった物ですと?なんだろうと見に行くと、オニキスやトラバーチンなんかの板材

大体比重2.5~2.9だから木の4~5倍、ワラント運べないよね~とりあえずアトリエの庭にこの小割したものでも150キロ以上となるだな~でも大理石は柔らかいから私でも彫ることができる、たのしみだな~!!!

まだこの後ろの4個がのこってるけど個展が終わってからとりにいきましょか、

比重なんて、日ごろ気にしないチョットウンチクカマシマシタ、オソマツ

 

 

 

 


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残暑?お見舞い申し上げます

2015-08-21 19:06:46 | 日記

変な天気だな~今日も昼3時ころから1時間ほど大雨、外で作業してるからイヤになるのね~

そんなことで早めに帰宅、久々に近況報告かねブログ投稿しましょか、マア残暑お見舞いですよね~

FBで昭和の中頃の最後の木地師の映像を見つけた,オヤジさんが斧でブナを切り倒し、その場でお椀のサイズにして女の人達が背負子で運び小屋にもってくる、湾曲したチョウナの様な刃物でマルメル、これも女性陣、だいたい形ができると男がフタリ一組で(ろくろに綱を巻き付けまわす役、刃物で削る役)削りだす

ホントびっくりだな~、もっとも私が中古の木工旋盤買ったのも、ネパールの木地師が両面筒太鼓(マダル)をロクロでスルスルと挽いてるビデをみて、興味もつたからですけどね~

デモいろいろ考えるんだな、あの映像が感動するのは、要するに人間の肉体を道具(機械)のように鍛えぬくという指向に対しての求道的な共感だな~、

でも近代的 産業機械では機械を改良して人間はオペレーターのように係わる方向が正しいともいえる、そうすることで一人の人間が一生の間に習得、蓄積出来る技量をやすやすと超えることもできる、人の時間なんかもセーブできるよ。

そこで私がしている、木工旋盤はどうかと考えると、要するにアメリカやイギリスで趣味、ホビー機械としてはじまってるんだ、そこではオペレーターのようにただ操作するだけでなく、ある適度の苦労をして技術を習得するという、趣味として大切な要素である喜びを残している、(でもソコニハけっして昔の日本の木地師の様な修行は必要でないだね)

そのような効率的でないホビー機械ともいえる物を使い、ウツワを生産して販売するとはどんな形があるかな~?答えはまだ出ていませんが、一つ一つ一点物で納得いくもの作ることかな~少しエラそうなこと言いましたが、とんでもなくピントがずれてるかもしれませんのでドウゾお許しくださいませ。

木地師の映像で感じた、もっとも大変なことは、重さだな~重機や車がなかったころ、かなりの大木でも表面から、トウモロコシの実の粒のようにコロコロと小粒削りだし、小さな塊にしないと運びにくかったんだね~また斧で製材するため、割裂性の悪い木目の入り組んだのはパス、その意味で今のウッドターニングはチェーンソウや車があるから、堅い木や、でかいウツワをバンバン作ることができる、それだから木地師の後継者とは言いにくい、(現在の木地師はもちろん分業ができて、材料などは仕入れて、倣いロクロなども使っておられ、プロとしての高みを追求されておられますが、私が知らないだけで映像のような木地師の後継者いるかもね~)

先日入手した赤樫とアカシヤ、赤樫は上手く割れないのでマキにもしにくいんだ(私の場合半割は製材所でバンドソーで瞬間に、)、当然昔はウツワにも使わんのね~

アカシヤも粘るんだ、こんな木でも100~300キロくらいあるから山から出すのも人力では難しいんだな~

そんな意味でも今のウッドターニングのための樹だな~

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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暑い土曜の朝、ブログでも

2015-08-08 07:22:40 | 日記

ちょうど1ケ月後の9月7日~19日大阪 ギャラリーH.O.Tで彫刻展します。

今回、急なアトリエ引っ越しでそれに時間をとられ、まだ何も取りかかってないのですが、もはや限界、エンジン全開でやらないとね~まあこれほどタイトなのも初めてだな~

DMは友人の瓜本悟士さんにお願いして特急で先日できました!!無理言いまして、いつもすみませんです。またHPのスケジュールに載せますので

 

写真の物はキョネンのね~

今年は完全な拒絶的構成にしようと考えてる、鋼材屋サンの盆休みも確認したので鉄の仕入れもOK、山のアトリエの庭に去年設置した4×8の19ミリ鉄板の上で組み立てようか、これが使い始めね

ギャラリーH.O.Tの前のスペース彩栄 に私のウツワなど常時展示販売してもらってるのです、展示什器なんかも私が作ってるのですけど、今回材木屋さんで見っけた、お寺の柱の切り落し材、これの干割れ部分なんかに鎹打ち込んで、展示台にスベイカなんて考えもらってきたけど、ちょっと重すぎるな~

少し低いけど、上手くすればカッコイイノができるな~。まあアトリエでのウツワの撮影の時に使おうかな~

 


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