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四月から班長の役が廻ってくる

(庭のレンギョウの花)

この四月より、ご近所の班の班長の役が廻ってくる。うちの班は34軒の大所帯で、なかなか大変である。前回30代後半で廻ってきた時に、次に廻ってくるときは、自分の代ではないだろうと思っていたが、なかなかそういうわけには行かなかった。最近はご近所も老齢化が進み、一時は「定年通り」と呼んで自嘲していた町並みが、今は「年金通り」に変わってしまい、間もなく「要介護通り」といわれるのも、そう遠くないかもしれない。お年寄りの一人暮らしで、班長さんも頼めないところも増えてきて、役の回りも早くなっているようだ。

今夜は現班長さんの下での最後の寄合があった。この一年はあまり集ることも無くて、今夜が最初で最後の寄り合いであった。それまでの和室の公民館とは違って、新しく出来た五和コミュニティセンターを借りて、暖房の入った椅子席で、気持良く実施できた。初め、予約がしっかり記録されていなくて、慌てたが、大広間を開けてもらい、テーブルと椅子は自分たちで並べて会場とした。30席の準備と後片付はなかなか大変だが、皆んなでやっていただいてたちまち出来た。

今年は後長で会計だったので、決算報告を自分が行なった。年2万円の班会費で出費とほぼ同額になった。うちの班には過去に集めたお金の残額が一年分の出費に近いほどあり、残額が多すぎるのではないかと、班長さんから意見が出て、これから防災のことも新たに出てくることも考えられるから、今年は2割ほど会費を減らすことで、少し残額を減らすことに留めた。

そのほか、今夜、話題に出た問題を記しておく。

1.ゴミステーション(鍵のかかるゴミ集積場)の美化については、今まで、近所の方などが気付いた時点で清掃し、きれいに保たれていたが、一部の人に負担させるのもまずいので、皆んなで当番制にして美化を保つことにする。
2.回覧板を回すグループを二組から三組に増やし、回転をよくする。
3.街灯の設置を新たに3ヶ所を区へ提案する。
4.一旦停車の場所で、自転車の子供が突っ走って危険である。学校に言うべきか、反対側を徐行にしてもらうか、どこに相談すればよいか。近くの交番に頼むのも良いのだろうか。
5.JA茶業センターの専用道路への曲がり角が鋭角で、その部分の舗装が壊れている。これは農協へ申し入れる方法が難しい。うちの班ではほとんど使わない道路だから、言って良いのか悪いのか。

いずれも細々とした話であるが、こういう話を一つ一つ積み重ねていくことがご近所の関係をよくしていくことになる。今度の大震災でも、最後に頼れるのはやはりご近所との関係であることがはっきりわかった。日々疎遠になりがちなご近所との関係をどうして深めていくか、今年はそれを課題にして、班長の役を務めたい。
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