引頭佐知(いんどうさち)の料理ブログ

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和食ラボ前日の築地

2017年12月28日 | いまが旬!

 

ラボ前日は12月25日、クリスマス。

子供の頃、目が覚めると両手をのばし

プレゼントの袋をたしかめたものです。

そんなことを思い出しながら電車に。

 

今日の買い物の目的は、26,27日の

和食ラボに使う食材の下見、あるいは仕入れ。

ぶり、黒豆、鶏肉、タコ、蓮根など野菜。

まずは、ぶりを求めて、

ざっと鮮魚店を廻ります。目星をつけて

黒豆~鶏肉~蓮根など野菜。

 

ぶり、最初に見た「佐渡の寒ブリ」が、

脳裏から離れません。でもでも

教室でつかうようなものではありません。

「グルッと回って考えるわ。

 

明石のタコ

生麩の角山さんで、てまり麸

カオス!

塩田豆店

途切れることのないお客。

大忙しです。

毎年目にするこの光景、

みなさん、全員の方が黒豆を

求めてるわけではありませんが、

ものすごく安心感を覚えます。

「乾物すごいぜ!」

撮していたら、

「よかったら、これもどうぞ」と

女将さん。

丹波黒豆収穫後の自然乾燥写真です。

 

カオス

かきわけ、かきわけ・・・。

包丁をみようと入ったら、うしろから

60台らしき女性の声。

「お宅のじゃないけど、削れなく

なっちゃったの。見てもらえる?」

かつお節削り器のカンナです。

 

「いま、拝見して、すぐ直るものか

どうかみますね。すぐ直せない場合は

来年の初荷の5日以降にもう一度来て

ください。じっくり見ますから」

 前掛けに「親切第一」と染めてあります。

 

筑前煮用とお雑煮用の鶏もも肉。

どれにしようかな。

秋田の比内鶏ね。

左下の「日令」って、わかりますね?

すぐそばの店頭に、

塩鮭の頭。

「茨城県の料理の「しみつかり」は、

これでつくるんですよ」と呼び止め

られました。

「随分とやさしい目ですね」。

「めじか鮭」

「いま、やさしいとおっしゃったけど、

そうなんです。

普通の鮭とは味わいがちがう、

とってもさっぱりした食べやすい鮭です」

とご主人。

「初めて見ました」

「そうだと思います。めったに出ないんで

すよ。

脂が軽い、上品なおいしさの鮭でした。

 

さて、これから乃木坂へ。

26日、27日の教室に備え、準備です。

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