きのくに国語の会

小学校の国語科授業について2ヶ月に1回程度の研修会をおこなっている本会の活動を紹介するブログです。

第40回きのくに国語の会を開催しました。

2015-11-14 16:49:41 | 活動報告
第40回きのくに国語の会を開催しました。
平成27年11月7日(土)、17名の先生方にご参加いただき、第40回きのくに国語の会を開催しました。
第1部では、紀の川市立安楽川小学校の武友多佳子先生に「はがき新聞」の実践を発表していただきました。


また、第2部では、本会顧問の武西良和先生に「書くこと」の指導についてと題してご講演いただきました。


参会者の感想を一部紹介します。
★B4サイズの新聞実践は、よく目にしますが、葉書サイズの新聞は初めて見せていただきました。書く量も少なく、指導を焦点化できるので子どもの負担にもなりにくく、よいと思いました。
★武友先生のはがき新聞の実践。自分は知らない実践で、面白いと思いました。並べて掲示できるのがいいと思いました。
★はがき新聞は、自分で構成を考える楽しさや掲載してもらえる楽しさ、できあがったときの達成感を感じられるおもしろい教材だと思いました。
★武西先生のお話の中にあったテーマ作文単元がとても印象的でした。先生の丁寧なみとりと支援から子どもたちが変容していく様子がよくわかりました。子どもたちの変容の奥には、先生の言葉へのこだわり、言葉の知識、広い視野を感じました。武西先生が武友先生にアドバイスされた「立体的な発表」というのもよくわかりました。
★作文の評価の仕方がわからなかったのですが、論理的思考という観点から見てみるということを学びました。教えていただいた評価のものさしを持って、作文を指導をしていきたいと思います。
★自分自身、子どもたちにテーマを決めて作文や詩、俳句、短歌などを書かせていますが、評価の視点が不明瞭なまま指導していることを思い知りました。
★武西先生にお話をうかがうたびに、「発想の転換」「常識にとらわれないこと」を学ばせていただいています。今日、話をうかがっていて、自分のクラスでもとりあえず自分なりに実践しているつもりでしたが、まだまだ「常識にとらわれている」自分に気づかされました。国語というとつい字の間違い等細かなところまで教えなければと思ってしまうのですが、もっと大きな視点で、加点主義で子どもたちの学びを見守っていけるような教師を目指したいと思いました。
コメント
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