きのくに国語の会

小学校の国語科授業について2ヶ月に1回程度の研修会をおこなっている本会の活動を紹介するブログです。

年度末総会と第50回きのくに国語の会を開催しました。

2017-03-06 13:31:26 | 活動報告
平成29年3月4日(土)年度末の総会と第50回きのくに国語の会を25名の先生方の参加によって開催しました。

第1部では、今年度、和歌山県のコアティーチャー派遣事業で福井県へ行かれた和歌山市立貴志小学校の前田知洋先生に「落ちこぼさない」教育~福井県から和歌山の教育に~キーワードは「行動力」と「協働性」~というテーマでお話しいただき、質問にも答えていただきました。

第2部では、「次期学習指導要領」に示された国語科の方向性を学ぶとして、次の資料を提示して、読み合わせを行いました。
①文部科学省HP(2017.2.14公示)より小学校学習指導要領(案)第2章 第1節 国語
②初等教育資料No.951(2017.3.15)より「国語科における改訂の具体的な方向性」      
③国語教育相談室 小学校No.89(2016.9.28)より「アクティブ・ラーニングと国語の力」 髙木まさき
④子どもと創る国語の授業No.53(2016.10.21)より
(1)「対話的な学び」をどうつくるか〈総論〉〈対話的な学び〉の条件 青山由紀
(2)「対話的な学び」をどうつくるか〈一~三年〉対話が主体的で深い学びをつくり出す 藤田伸一
(3)「対話的な学び」をどうつくるか〈四~六年〉対話を通して思考を深める授業づくり 江見みどり
(4)「対話的な学び」をどうつくるか〈四~六年〉対話的な学びを生み出す教師の「観」と指導技術 立石泰之

以下に参会者のコメントの一部を紹介します。
《第1部》長期派遣研修レポート
◆学校全体で統一したものを作り、全体として子供を育てていこうとされている貴志小学校の取り組みに大変興味を持って聞かせていただきました。
◆いろいろな先生方の取り組みを進んで吸収し、実践していきたいと思いました。また、具体例ばかりを見るのではなく、そのねらいについても考えながらしていきたいです。
◆福井県で精力的に、また、意欲的に学び、吸収してこられた事例を詳しく報告いただき、とても参考になりました。勤務校での今年度の反省で、子供の語彙力が足りないとか、伝える力が弱いとかの課題が挙げられていましたが、それを克服する手立てを考えるところまでには至っていない。「とこばのちょきんばこ」の事例のように、一つ一つ実践し、積み上げていくことが大事だと痛感させられました。
◆福井県で学んでこられた「素早いPDCAサイクル」を前田先生ご自身も実践されている姿が素晴らしいなと感じました。津田先生がおっしゃった「吟味してやる」は大事だと思います。その一方で、「まずやってみる」というのも大事かなと思いました。
◆時間の都合で、子供たちがわからないまま進んでしまうことのないケアとしての取り組みの重要性がわかりました。個人戦と団体戦の違い、ショックでした。確かにその通りだと思いました。和歌山の先進校でも先生の個人技の集大成が研究になってしまっているように思います。
◆福井で学ばれたことをすぐに実践しようとされている姿に感心しました。本校の若者も大変よい刺激をいただいたようです。私も何らかのアクションをおこしていきたいと思います。
◆私のクラスも聞き方がなかなか定着しなかったのですが、「聞き方あいうえおをして聞き方名人になろう!」ということを4月からしてみると、今では話を聞いている人に体を向けて聞くことができるようになりました。今回のお話を聞いて、私もどんどん行動して、取り組んでいきたいと思います。「ことばのたからばこ」をして、子供たちに語彙力をつけていきたいと思いました。
◆ベテランの先生方が退職されていく中、「何年目」ということとは関係なく、どんどん自分から動いていかなければならないと感じました。自校に戻って、まずは、気軽に教材研究や実践の交流ができる機会を作ることと、良い実践をたたき台にして、学校として統一できることを共有していくことに取り組んでいきたいと思います。

《第2部》「次期学習指導要領」に示された国語科の方向性を学ぶ
◆国語科においては、言語能力を充実させられるよう、知識として言葉を身につけさせたり、他者と対話することで言葉を表現したり、他者の言葉を言い換えることでつないでいくなどのアプローチをしていくことが大事だとわかりました。私は子供たちの言葉を自分で言い換えてしまっていたので、子供たちに返していこうと思いました。
◆主体性のある学び、対話的な学び、深い学び、については、今までも行われてきた学校や学級があると思う。資料を再読しながら、どこをどう改善すべきかを検討していく必要があると思う。
◆日々の業務が忙しく、次期学習指導要領に目を通すところまでには至っていなかったので、よい機会となった。音読していったので、内容をじっくり理解することができた。
◆初めの資料の方は、多層的な説明で、抽象的な表現が多くわかりにくい印象を受けたが、2つめの資料(筑波大付属小の青山先生のもの)は、わかりやすかった。もう一度自分で読み直し、今後の研究に活かしたいと思った。
◆対話的な学びの資料を読むことで、よく言われているアクティブ・ラーニングについて学ぶことができました。国語では、先生の発問一つで子供たちの発言が変わってくると思います。資料にあったような「分類」をさせてみて、子供たちが対話的な学びができるようにしていきたいと思います。
◆「対話的な学びは目的ではない。深い学びのための手立てでしかない」という言葉が印象に残りました。そのために、教師が学習課題をしっかり吟味し、設定することが大切だと思います。ペア学習を取り入れたり、他の子供に発言を引き継がせたりして、教師の適切な声かけによって学習する楽しさを子供たちに感じさせてあげたいと思いました。
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