木のつぶやき

主に手話やろう重複の仲間たちのこと、それと新聞記事や本から感じたことを書き込んでいきます。皆様よろしくお願いします。

国立障害者リハビリテーションセンター学院手話通訳学科卒業研究発表会

2011年02月28日 20時36分53秒 | sign language
昨年は行けなかったのですが、今年は去年の10月に人事異動があって予算部署から外れたので無事に国リハの卒研発表会に参加することができました。
今年は、なぜか発表に「発見構文」をテーマにした発表が多く、聞いてる側からすると「統一感」があって面白かったし大変勉強になりました。
私が手話を学んだ時代には手話の「構文」というような概念はまだ確立されていなかったので、時代の変化を感じると共に、国リハの学生の学ぶカリキュラムが私の地元でも取り入れられるようにするにはどうしたら良いのだろうかという思いも強く感じました。
国リハは手話通訳者の現任研修は行っていますが、手話通訳者向けというよりも手話(通訳)指導者向けに国リハの指導カリキュラム・手法・学習環境などを広く地方の指導者に情報公開するような例えば「公開研究授業」みたいなことをやってもらえないだろうかと思いました。
【概要】
平成22年度 国立障害者リハビリテーションセンター学院 手話通訳学科
 第20期 卒業研究発表会のお知らせ

 当学科では、毎年、年度末に卒業研究発表会を行っています。
 当学科の卒業研究は、語学教育における「プロジェクト・ワーク」の一環として実施するものです。
 日本手話やろう者社会を研究の対象とし、ろう者に手話でインタビューしたり、手話の動画資料を分析するなどして研究を進め、最後に手話で発表します。
 当学科の卒業研究発表会は、一般の方々にも公開いたします。皆様、ぜひご参加ください。
  ※発表はすべて手話で行います。日本語への通訳はありません。
日 時:2011年2月28日(月)09:20~17:00
受 付:午前9時~
参加費:無料
場 所:国立障害者リハビリテーションセンター学院1階講堂
●発表テーマは下記の通りです。(9名、仮題・順不同)
・他動性から見た日本手話の動詞
・コーパスから見る発見構文
・日本手話における形容詞の感動詞的用法
・発見構文における頭の位置
・ろう児の言語獲得―発見構文について―
・A違うB構文の存在意義に関する考察
・実体CLにおける向きの表示とその慣習化
・日本手話における視点について―『雪国』を通した他言語との比較―
・日本手話における視点―空間表現での視座の移動について―

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