Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

サイクルショップ NRS ハシモト

2009-10-25 20:58:07 | よもやま話
今日の日曜日は以前にも少し紹介した 兵庫県西宮市の
サイクルショップ NRS ハシモトにお邪魔しました 正規の
グランドオープンは 11月1日になるようですが 新店舗での
仕事の依頼は順調に入っている様です




NRS (ニュートラル レーシング サービス)ハシモト
以前訪問した時にはまだ看板も出来上がっていなかったが
看板も新調し店舗らしくなっていました






事務机や整備台も揃い後は正式な開店を待つばかり
置いてある自転車は販売用ではなく 整備依頼の有った
バックオーダー






整備台の上に有る触れ取り台は Park Tool パークツールの
TS-3 もう製造中止になった この精密機械の様な触れ取り台
マイクロメーターを使用し かなりの精度でホイール組が出来る
おそらくニップルの調整は 1/8 回転位なシビアな調整になるでしょう

橋本氏はこの道具でホイールの 最後の仕上げをするらしい




今日はちょっとした届け物が有って訪問したのだが
自転車の洗車、オイルアップのお客さんが来訪

海外遠征の帯同メカニックとしての実績も有る 
プロメカニックの洗車を見てみよう






フリーホイールの油汚れに洗剤を掛けた後 別の洗剤で
タイヤ リム スポークを洗って行く




車輪が終われば チェーンラインの洗浄 使っていた工具は
パークツールのサイクロンだと思うが デグリーザーはおそらく
彼が特別に探して来た物でしょう 多分この辺は秘密だろう




その秘密のデグリーザーを使い ブレーキメカ 
リアとフロントディレーラー チェーンリング
ハンガーシェルの順番で 油汚れをブラシを使い洗浄して行く






油汚れを落としたら シャンプーでハンドル サドル
フレーム そしてデグリーザーを使った部分の順で洗浄
このシャンプー スポンジで水を掛けるだけで泡切れがする
これもおそらく NRS オリジナルでしょう




洗車が終わった自転車は 立掛けて乾燥を待つ
ここまでの所要時間は約 15分 レースでは何台もの自転車の
洗車をするので時間は掛けていられない プロメカニックの
技ですね

これと もう一台預かりの自転車を洗車して 使った水は
シャンプーのバケツと それを洗い流すバケツ この 2杯だけ
私は雑巾を絞るだけでバケツ 2杯は使うぞ






以前開店のお祝いに施工した水道工事 この蛇口が役に
立っていて良かった 自分の仕事姿を後ろから見るのは
初めてだ(笑)




NRS ハシモトの店先で咲いていたお花 綺麗な色ですね

店舗所在地は 兵庫県西宮市甲東園2丁目7-16
TEL/FAX 0798-53-5070 【 NRS ハシモト 】

勉強熱心で腕は確かなプロメカニックです 困った事が有れば
相談されると良いでしょう

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FIAMME フィアメの ステム

2009-10-24 20:14:46 | 自転車部品・用品
FIAMME フィアメ ITALY イタリア のメーカーですが リムが
有名ですね そんなメーカーのステムが部品箱の中に有りました
おそらく 40年近く前の物だと思います






FIAMME MADE IN ITALY の刻印が有るこのステム 
寸法は 90mmです
フィアメはステムと共にハンドルも供給していました
鉄仮面と呼ばれ 好きな方も多くいらっしゃるハンドルですね
鉄仮面の由来は 鎧を着た騎士のマークが刻まれているから
でしょう






でもこのステムを使った記憶が有りません 私は CINELLI
チネリの鉄ステム バッジステム 軽合金の A1 しか使って
いませんから 弟のロードかトラックレーサーに使っていたの
でしょう




このステムは この引き上げボルト部分の処理が綺麗ですね
私の周りではあまり使っている選手は居ませんでしたが
ランドナー系の自転車には 今でも使っている方が居るのじゃ
ないでしょうか

また時間が有れば一皮剥いて 綺麗にしてあげましょう

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ツールドフランス 09 マイヨ・ジョーヌ

2009-10-23 23:00:07 | 自転車競技
自転車レースの最高峰 Le Tour de France ツールド・フランス
その総合優勝者に贈られるのが このマイヨ・ジョーヌと呼ばれる
黄色いリーダージャージです






今年の Le Tour を現地観戦に行った 弟が現地で買って来た
物です
maillot jaune マイヨ・ジョーヌは 各ステージ終了時点で 
合計所要時間が最も短い選手に与えられ 最終ステージ終了時に
このジャージを獲得した選手が ツールの総合優勝者になります






今年 09年のジャージはナイキ製
1903年に初開催されたツールド・フランス このマイヨ・ジョーヌが
登場したのは 1919年です 黄色い色は主催者がスポーツ新聞社
その紙面が黄色だった為だと言われています






又黄色にはこんな説も 主催者が目立つ色でジャージを依頼したら
服の仕立て屋に 黄色い布地しか無かったとか・・・

このマイヨ・ジョーヌ これを着た選手が走らないステージが
ツール史上過去 6ステージ有った様です これの理由は選手の
反抗姿勢であったり 選手の思い遣りであったり理由は色々
有った様です

ツールド・フランス 09の総合優勝者 最後にマイヨ・ジョーヌを
獲得したのは
アルベルト・コンタドール スペイン ASTANA でした

この黄色いジャージ 普段、着て走るのは いかにもって感じで
少し恥ずかしいんですよね(笑)

コメント (11)
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カーオーディオ スピーカー取り付け

2009-10-22 20:52:20 | よもやま話
前回カーオーディオの本体を取り付けた 仕事用の車に
スピーカーを取り付けました 元々がまともなスピーカーの
取り付けなど無視された車 穴を開けたり切り刻んだり・・・




昔は自動車メーカーの純正以外のカーステレオは 取り付けに
色々と苦労しましたが 今回オーディオ本体は想像していたより
簡単に取り付けが出来ました さてこのスピーカーは上手く行く
のでしょうか




既設の AMラジオ用のスピーカーはこの位置 ダッシュボードの
右下です






ばらしてみました 手探りでは 13cmかと思っていましたが
10cmのペラペラのスピーカーでした




今回用意したスピーカーも 10cmコーンの 3way これなら既設と
同じ様に付きます  
とは言えこんなにスンナリ終わるとは思っていない・・・






元の位置に入れようと思ったら スピーカーが厚くなった分
奥の何処かに当って入りません よしよしいいぞ こんな簡単に
終わったら面白くない(笑)

樹脂カバーに穴を開け 奥の懐の広い所までスピーカーを下げましょう
しかし この細かな穴が沢山開いたカバーの 穴あけは難しい




取り付けはこんな感じです




右側がダッシュボードなら 左もここでしょう しかしここは
グローブボックスだよな さてどうしましょう






グローブボックスと言う事は 中は広い、スピーカーが入るじゃない
と良い方に考えて穴を開ける事に この辺はエイヤーです

スピーカーの位置決めをし ドリルで芯出し 色々なサイズの
ホールソーは用意していますが スピーカーにピタッと合う物が無い  

こんな時はギムネ、これは自在錐(キリ)と言う先端工具で 任意の
大きさの穴を開ける事が出来ます 主に木工事に使う物で大工さんの
道具箱にはまず入っているでしょう




ややきつめの穴を開け 面取りをする時に調整しましょう






左側のスピーカーもピッタリと納まりました スピーカーの
取り付けボルトが見えているのは ご愛嬌と言う事で ま
高級乗用車じゃないですしね




どうせ助手席の足元って・・



私の大切な 書類置き場のスペースなんです
自作 分解式テーブル?






運転席から使い易い高さに合わせています 分解出来る様に
してあるのは たまに助手席に乗せてくれ なんて言う人が
居るので そんな時、直ぐに除けれる様にしてあります

こんな助手席だから スピーカーの出来栄えはそこそこで
良いでしょう






早速聴いてみました 思っていたより良い音がしています
買って来たお値段から考えると 満足!

どんな音楽を聴くのかって?  結構若いのを聴いていますよ
ほとんど洋楽で ブラックミュージックが多いかな このオヤヂ
まだまだ若いですよ(笑)

コメント (2)
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車のエンジンに マイクロロン処理

2009-10-21 20:44:34 | メンテ 用品
私の自転車整備で良く登場する Microlon マイクロロンの商品
自転車の回転部で 私の感覚では今迄のグリスや潤滑剤にない
素晴らしい手応えを感じています 
マイクロロンは本来 車用に開発された商品です 自転車だけに
使うのは マイクロロン崇拝者としては片手落ち 今回は本来の
用途 車のエンジンに使ってみました




自転車に使っているのは 事前処理で Metal Treatment Spray
メタルトリートメントスプレー  回転部のグリスとして
Assembly Lubricant アセンブリー ルブリカント この組み合わせは
最高だと言えます






車のエンジン内部の金属表面処理に使うのは この商品
Microlon Metal Treatment Liquid メタルトリートメント リキッド

この商品は 金属の表面処理剤で 金属の多孔性構造に
マイクロロン樹脂を埋め込み 金属の表面に極薄い皮膜を形成し 
金属の磨耗と摩擦を軽減すると言う物

一度定着したマイクロロンを取り省くのには 金属を削り取るしか
方法が無いらしい



では車に使ってみましょう



今回のエンジンは 4サイクルです 2サイクルエンジンは又別の
施工方法です

通常エンジンオイルは エンジン上部のオイルフェラーキャップを
外し ここから入れるのですが






マイクロロンは このオイルのレベルゲージの穴から注入します

しかしこの車 レベルゲージを抜くだけで一杯々々だな・・






まずは缶をよく振り、マイクロロン樹脂を溶剤に浮遊させます
撹拌が足りないとマイクロロン樹脂が缶の底に 沈殿し残って
しまいます

そして必要量を別容器に移します
規定量は E/G オイル 1L に対し 80cc です






エンジンの暖気運転をします E/G が暖まったら マイクロロンを
エンジンをアイドリングしながら 注入するのですが
このレベルゲージの場所は ちょっと恐いよな 

こんな事で怪我をしたくないし 細いチューブをレベルゲージに
突っ込み 上まで引っ張りました

又 E/G オイルがあまり汚れている様でしたら オイルとエレメントは
交換した方が好ましいです






エンジンをアイドリングさせながら マイクロロンをゆっくりと
注入します これは大切な事らしいです 以前に使った事が有る
別の表面処理剤も同じ事が言われていました

今回 200ccを注入するのに約 30分掛けました




そして



マイクロロンを燃料にも混入します
これの目的は 燃料はマイクロロン樹脂をすみずみまで運ぶ媒体であり
燃料に入れる事によって、キャブレターやインジェクションの動きを
スムーズにし部品を長持ちさせます

燃料に入れる規定量は ガソリン 10L に対し 20cc です

マイクロロンの注入は完了ですが エンジン各部の金属に
マイクロロン樹脂が定着するのに 約 1600Kmの走行距離が
必要です 注入後 300Kmは E/Gに大きな負荷を掛けない方が
良い様ですね

マイクロロンの効果については 色々と言われているのも
知っています しかしこの様な物は我々レベルが科学的に
検証出来る物ではないですし 良いと信じていれば良いと
思います
 
即効性が有る物では無いですが 入れた直後にE/G の音は
静かになりましたよ (これは思い過ごしか・・笑)

コメント (10)
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