Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

マビック キシリュウム ハブのメンテナンス

2009-06-08 20:52:55 | ホイール
完組みホイール MAVIC KSYRIUM マビック キシリュウムの
フロントハブを分解整備します 以前に HELIUM へリュウムも
メンテナンスをしましたが細かな部分で改良がされています






お散歩自転車に使っている マビックのキシリュウム フロントハブの
回転が少し渋いのでばらしてみます








フロントハブの右と左 まあどちらが右でも左でも良いのですが
写真の中を右 写真下の白い調整リングが付いた方を左と呼びましょう

シャフトの中空部 右側は 5mmの 6角穴ですが 左側は丸穴です






左側の先端部品 エンドホルダーを外します ここで工具は要りません
指で引っ張れば外れます エンドホルダーに Oリングが使われており
これが抜け止めになっています

左側シャフト内部は 6角穴になっており 10mmです 右側にはこの
6角は有りません






次にアルミ色のベアリング押さえ部品を外しますが それにはこの工具を
使います これは Park Tool パークツール SPA-2C カニ目レンチと呼ばれる
ピンスパナでも大丈夫です






ベアリング押さえ、調整部品が外れました この内部にも Oリングが
使われています 防水と言うより緩み止めの為でしょう






反対側 右からシャフトが抜けます 右の黒いエンドホルダーを
外す場合は シャフト左側に 10mm 右のエンドホルダーに 5mmの
アーレンキーを使います

シャフトが抜けたら樹脂製のカバーを外します これにも道具は
必要有りません これでシールドベアリングを外せます






シールドベアリングはそれ程強く圧入されていません 特殊工具の
プーラーが無くても イビツな力を掛けない様にコツコツと内部から
叩いてやれば外れます

使っているベアリングは 国産 NTN の物です 以前メンテをした
へリュウムも同じ物でしたね さすがベアリング大国 日本です(笑)

※うんちく
 このシールドベアリングの片方ゴムシールド 片方鋼板シールドの
 表裏違う素材のシールド物は特注品らしいです

 しかし MAVIC マビック純正品としこれを取り寄せると ン千円
 両方ゴムシールの国内価格は 五百円程度 さて貴方ならどうする?






ベアリングを外したハブボディと ばらした部品一式 
わずかこれだけの部品構成・・・




このシールドベアリングを使ったハブ メンテナンスと言っても
分解し各部を掃除して組み直すしか無いのですが 少しだけ手を
加えておきましょう ベアリングの裏、鋼板シールドの方から
オイルを少量差しておきます






このオイルは私の知人の方が TOWA と共同開発した Microlon
マイクロロン配合の優れたオイル Tomity Racing Oil 少々
高価ですが 私は今まで使いその素晴らしい効果を実感して
います 浸透力も高いのでシールドベアリングに使いますが
オイルに依っては悪影響を及ぼす物も有るかも分かりません






そして組み直したフロントハブ ベアリングを入れる時も特別
工具は必要有りません 真っ直ぐに入る様に注意し指で押し込み
シャフトを入れてから このアルミ色の調整リングで一度強く
締め込んでやれば良いでしょう

回転抵抗の強弱 シャフトのガタ付きの調整はこの調整リングで
行います 最終的にはホイールを自転車に装着し ホイールの
ガタを手に感じない処まで締め込めば O.Kです

お散歩用と言えど自転車はしっかりした整備をして乗りたいですよね
今回のわずかなメンテナンスでハブも気持ち良く回る様になりましたよ

マビック へリュウムの過去日記はこちら 
一部良く似た事も書いていますが 【 ホイール MAVIC HELIUM 】
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5 コメント

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Unknown (kaste(ブログ主))
2009-06-09 07:05:32
kinoさん、おはようございます。

SLはフロントもバラすことが出来て良いですね。今はもうママチャリに使っている私のEQのフロントはバラせないようです。

そのEQもリアはバラせるんですが、使っているベアリングは全て両側ゴムシール。片側非接触との話も聞いたことがありますが、これはよくわかりません。
kinoさんのSLは片側金属みたいで、なんか羨ましいです(笑

メンテについてですが、私は魔改造が好きなのでシールの隙間からオイルを注さずにゴムシールを取って、グリスの入れ替えまでしてしまいます。
私のEA90AEROのフリーの2個のベアリングはかなり渋かったのですが、この魔改造でマイクロロンを入れるとかなり良い回転になりました。
この改造が良いのか否かは別として、結果的には凄く良いものになったと思います(オイルを注すだけでは改善されなかったので)。

一応参考までに、ということで。
Unknown (kaste)
2009-06-09 07:08:22
あ、すいません、誤って名前をkaste(ブログ主)にしてしまいました。正しくはkasteです。
コメント書き直しができないようですので、ここで訂正させていただきます。
シールドベアリング (Kino)
2009-06-09 21:11:08
kasteさん

マビックも同じシールドにするなら
両方ゴムシールにすれば良いのに 何故片方を鋼板にしたのでしょうね
一層の事 裏側、内側はオープンタイプにしておけば
kasteさんの様に内部の洗浄や グリスチューンも簡単に出来ると思うのですが・・

そのゴムシールを取った後は元に戻せるのでしょうか
ここは自分の思う様に整備がしたいですよね
Unknown (kaste)
2009-06-09 23:23:33
>そのゴムシールを取った後は元に戻せるのでしょうか

これがちゃんと元に戻るんですよ。

ただこれは見かけの話なんです。パチッと元に戻ったように見えるんですが、ベアリングシールの役割的に元に戻ったか否かがわからないのです。

そこが魔改造たる所以なのです。

ベアリングシールが本当に「シール」するだけのものならこれで良いと思うんですが、もし何らかの他の役割も同時に担っている場合は…微妙なところなんです。

ただ…まぁEA90AEROでは成功しているので、おそらく大丈夫なんだとは思いますが。
kasteさん (Kino)
2009-06-10 06:19:22
ゴム系のシールは元の形に収まる
それで有れば 内部のメンテが出来て良いですね

先日 打ち代えたマビックのベアリングが
有ったので それを貰ってくれば良かった
実務検証ができたのに・・

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