Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

京都から届いた グリス

2012-02-27 20:17:24 | よもやま話
先日レターパックが届きました 表の記載欄の品名はグリス、カーボン繊維
またまた面白い物が入っていそうです ちょっと見てみましょう






早速自転車小屋で開封してみました 中から出て来たのは
大きな容器に入ったグリスと 黒いカーボン繊維・・・

送ってくれたのは ブログでお付き合い頂いている 
京都の H.N ヌーボカステさん 先日私の日記でカンパの
古いタイプのグリスを送った事を書きましたがそのお返しで
送って下さいました その日記 【 昔のカンパグリス 】






この黒いのがカーボン繊維です その名の通り布の様に
どの様な形にも自由になります カーボンのパイプや
モノコックフレームはこの様な繊維を重ね合わせて
作っているんですね






それぞれをアップで見てみると その織り方が良く見えます
この織り方や 重ね方で強度やその特性を変える事が出来る
そうです

Kinoさんなら 何かに使うでしょうと送ってくれましたが
私にこれで何をしろと・・(笑)






こちらが本命のグリスです その名称は
Morgan Blue Competition Campa Grease
モーガンブルー コンペテイション カンパグリス
このモーガンと言うメーカーはベルギーで自転車用の
ケミカル品を販売している会社の様です

指に取ってみた感覚は 想像していたより柔らかいグリスです




ステンレスのトレーで伸ばしてみました これに関しては
初めて マイクロロンのルブリカントをハブシャフトに
伸ばした時に その伸びの良さに驚きと感激を覚えて以来
それを越えるグリスにまだめぐり合っていません

今回のグリスも特に感想をどう書けば良いか言葉を捜すほど
普通のものです



じゃこんな事をして見ましょう 他のグリスとの
伸び比べ






このグリスは何処にでも有る リチュウムグリスで
ホームセンターでも取り扱いの有る廉価商品 200g
400円程だったと思います まあこれはこれで色々と
使い道は有りますよ




伸び比べは リチュウムグリスの方が固いので
結果もそのままでした じゃ次はデグリーザーを
スプレーし その違いを見てみます






スプレーをした後 それぞれのグリスを指で
塗り拡げましたが グリスの溶け方にそれ程の
違いは感じません

こう書くと何の特徴も無いグリスで 他にお気に入りの
グリスを用意している私は これを何処に使えば良いか
迷ってしまいます 折角送って下さったのにこの書き方は
ちょっと申し訳ないかな(笑)






これは カンパニョーロのスーパーレゲロ
オールドカンパと呼ばれる時代の部品です

このペダルや他の部品も 私が使う物は全て
マイクロロンのルブリカントを使い最高の状態
にして保管して有ります

そのマイクロロンにも 最近弱点が色々と見えて
来ました これはやはり自分で使ってこそ解る事
これについては もう少し検証もしたいので
又改めて記事にしましょう 
マイクロロンの弱点なんてちょっと刺激的でしょ?




見事な枯れっぷりですね こんなのも穏やかで良いです

自転車にとって切り離せないグリス 選手は自分の目標を達成する為に多くの事を
犠牲にし苦しい練習に時間を費やします その努力を最高の状態で試合に望める様
そのお手伝いをするのが 私達でもあります

ここで大切なのは 選手の努力を無駄にしない事、すなわち自転車は壊れたら駄目なんです
これはグリスを選ぶ時に一番大切な事だと思います グリスに冒険は要らない・・ 

今回贈り物をして下さったカステさんのブログはこちら 【 ヌーボカステ工房 】 


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