Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

偉大な競輪選手の引退セレモニー

2013-12-25 20:05:50 | 競輪
現役最高齢 競輪学校 35期生 井狩吉雄選手 62歳が引退されました





滋賀県の鉄人と呼ばれ年齢を重ねながらも 諦めない競走スタイルで最後まで
自転車を踏み続けた選手の引退です 井狩吉雄選手、凄い方でした



    
私が中京大学へ進学したのは 井狩先輩が自宅へ自転車部の勧誘に
来て下さったからです 進学後も自転車競技部の合宿所で生活を共に
させて頂きましたが とても良くして頂きました

この写真は 1973年鈴鹿サーキットで行われた近畿ロードの時のもの
白に赤い胴抜きのロードレーサーは先輩のもの 下級生の私がその
様なものに跨るなんて正座ものです でもそう言う事を許して下さる
先輩でした

この時のレースは先輩が木下行くぞ の一言で二人で逃げの体制を作り
その後シマノの選手達と逃げが決まったレース 先輩が 2位で私が 6位
今でもはっきりと思い出す事が出来ます





今年一杯で引退をするにあたり 奥さんの実家が有る佐世保と向日町で引退レースを
する予定をされていましたが 9月13日に松山競輪二日目に落車をされ、硬膜下出血
肋骨の肩甲骨付近での骨折の大怪我をされてしまいます 一か月の入院加療の後
復帰に向け練習をされていましたが 間に合わなかった様です

この写真は 12月24日向日町競輪初日のレースの合間に行われた引退セレモニーです
これだけ偉大な選手が引退レースで走れなかったのは ご本人も残念だったと思います
井狩先輩 長い選手生活本当にお疲れ様でした


※ 最後の写真は自転車のフォトグラファー 高木秀彰さんより頂きました


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