コルナゴのロードフレームが 1本保管して有ります かなり長く私が暖めていましたが
今回塗装をやり直す事にしました まずは現在の塗装の剥離から始めます
COLNAGO コルナゴのロードフレームですがこれは石川県のカツリーズサイクルの
成田さんが かなり荒れた自転車ですが Kinoさんならどうにかするでしょうと
レストアをしなさいと暗示するかの様に送って下さったものです ただこの様な物は
明らかな目的が無ければ仕事が進みません 誰かが喜ぶ姿を思い浮かべながら
作業をしたいものです そんな事で 3年程眠らせていました
今回これを組み上げると喜んでくれそうな人が
居るので完成の期限無しで進める事にしました
分解後丁寧にワックスを掛けていたので良い艶は
しています チューブは COLUMBUS コロンバスを
使っています
ハンガーシェル上の直付ワイヤーリード
チェーンステーのアウター受け ノーマルサイズの
リアエンド 全てが Campagnolo です バック巾 126mm
この辺りを見ると 35~40年近く前のフレームでは
ないでしょうか
ヘッドやダウンチューブその全てのステッカーが
駄目になっています
メッキが残念ですが コルナゴを表すクローバーの
肉抜きがされています
今回は塗装をどうするか迷いましたが 塗り替える
事にします 本職に依頼するのではなく自家塗装で
行きます 最初にする事は強い洗剤を使いフレームに
塗ったワックスなど油脂類を洗い落します
用意した洗剤はマジックリンと同等の物 これを
別容器に取り別け原液のまま使います
さすがに原液を素手で触るのは止めておきます
念入りにスポンジで擦りました
綺麗に見えているフレームでも何か怪しい色の
泡が立ちます この作業は塗装前になるべく
フレームに油脂分を残したくないから行っています
充分な水量で洗剤を洗い落します
洗浄前に有った艶が強い洗剤でカサカサになっています これを見るとワックスと言うのは
美装にはとても役立っていると言う事ですね この作業を行ったのは油脂分が無い方が
次に行う剥離剤の効率が良くなるのじゃないかとの思いも有ります
さて充分フレームを乾燥させたので 塗装の剥離を
行います
今回用意した剥離剤です 今まで使っていたのと
同じ物が有りませんでした 初めて使う物は少し
不安が有りますね
剥離剤を使う前にペーパーで塗装の表面を荒らして
やりますこれは正しい方法か解りませんが 今までの
経験で傷が付いている部分の方が剥離し易かったからです
全体を軽く荒らす程度で良いでしょう
剥離剤を刷毛が使える容器に取り分けます
刷毛でフレームの隅々まで塗って行きます 特に
入り組んだ 入り隅の部分は剥がれ難いので
充分な量を塗りましょう
塗る量はたっぷりと なるべく多く塗る方が良いですね
さて
塗布後 30分程度経ちました う~ん・・・
あまり良くないですね
本来ならこの様に全体の塗装が浮き上がって欲しい
のですが 今回は駄目ですね 気温も半袖で充分な時に
この状態は期待が外れました
仕方が無いです スクレーバーで塗装を落して
行きましょう
これは本当に忍耐作業です ひたすら塗装を
そぎ落とします
おおむね塗装が落ちたので 水で全てを洗い落します
パイプに残った塗料はこの後どうにでもなります
細かな所に入り込んだ塗料の除去に手間が掛かります
この後塗装の下地処理へと進みますが どの様に仕上げて行くか少し考えます
想像した中で一番悪い状態ですが きっちりと綺麗にして見せましょう
次の作業 【 コルナゴの塗装剥離 二度目の剥離剤 】
今回塗装をやり直す事にしました まずは現在の塗装の剥離から始めます
COLNAGO コルナゴのロードフレームですがこれは石川県のカツリーズサイクルの
成田さんが かなり荒れた自転車ですが Kinoさんならどうにかするでしょうと
レストアをしなさいと暗示するかの様に送って下さったものです ただこの様な物は
明らかな目的が無ければ仕事が進みません 誰かが喜ぶ姿を思い浮かべながら
作業をしたいものです そんな事で 3年程眠らせていました
今回これを組み上げると喜んでくれそうな人が
居るので完成の期限無しで進める事にしました
分解後丁寧にワックスを掛けていたので良い艶は
しています チューブは COLUMBUS コロンバスを
使っています
ハンガーシェル上の直付ワイヤーリード
チェーンステーのアウター受け ノーマルサイズの
リアエンド 全てが Campagnolo です バック巾 126mm
この辺りを見ると 35~40年近く前のフレームでは
ないでしょうか
ヘッドやダウンチューブその全てのステッカーが
駄目になっています
メッキが残念ですが コルナゴを表すクローバーの
肉抜きがされています
今回は塗装をどうするか迷いましたが 塗り替える
事にします 本職に依頼するのではなく自家塗装で
行きます 最初にする事は強い洗剤を使いフレームに
塗ったワックスなど油脂類を洗い落します
用意した洗剤はマジックリンと同等の物 これを
別容器に取り別け原液のまま使います
さすがに原液を素手で触るのは止めておきます
念入りにスポンジで擦りました
綺麗に見えているフレームでも何か怪しい色の
泡が立ちます この作業は塗装前になるべく
フレームに油脂分を残したくないから行っています
充分な水量で洗剤を洗い落します
洗浄前に有った艶が強い洗剤でカサカサになっています これを見るとワックスと言うのは
美装にはとても役立っていると言う事ですね この作業を行ったのは油脂分が無い方が
次に行う剥離剤の効率が良くなるのじゃないかとの思いも有ります
さて充分フレームを乾燥させたので 塗装の剥離を
行います
今回用意した剥離剤です 今まで使っていたのと
同じ物が有りませんでした 初めて使う物は少し
不安が有りますね
剥離剤を使う前にペーパーで塗装の表面を荒らして
やりますこれは正しい方法か解りませんが 今までの
経験で傷が付いている部分の方が剥離し易かったからです
全体を軽く荒らす程度で良いでしょう
剥離剤を刷毛が使える容器に取り分けます
刷毛でフレームの隅々まで塗って行きます 特に
入り組んだ 入り隅の部分は剥がれ難いので
充分な量を塗りましょう
塗る量はたっぷりと なるべく多く塗る方が良いですね
さて
塗布後 30分程度経ちました う~ん・・・
あまり良くないですね
本来ならこの様に全体の塗装が浮き上がって欲しい
のですが 今回は駄目ですね 気温も半袖で充分な時に
この状態は期待が外れました
仕方が無いです スクレーバーで塗装を落して
行きましょう
これは本当に忍耐作業です ひたすら塗装を
そぎ落とします
おおむね塗装が落ちたので 水で全てを洗い落します
パイプに残った塗料はこの後どうにでもなります
細かな所に入り込んだ塗料の除去に手間が掛かります
この後塗装の下地処理へと進みますが どの様に仕上げて行くか少し考えます
想像した中で一番悪い状態ですが きっちりと綺麗にして見せましょう
次の作業 【 コルナゴの塗装剥離 二度目の剥離剤 】
自転車ではありませんが、同じペイントリムーバーを買って古い門扉の塗装を剥がそうとしたことがあります。ところが、どこがリムーバーだと言いたくなるぐらい剥がれなかったです。塗装にも色々な種類があるので、その塗装の種類に合ったリムーバーが必要なのかもしれませんね。ケレン作業ではとても時間が無かったので、結局近くの鉄工所に持ち込んで、ショットブラストを当ててもらいました。ショットブラストは強すぎるので、自転車には向かないですね。
ですから今回の事は有る程度覚悟はしていました
自転車の塗装は 私がどれだけ一生懸命しても本職の方には足元にも及びません
そして自分の人件費を考慮すると間違いなく 塗装屋さんに任せた方が良いですね
でもこの様な事は 簡単に手に入る材料と道具で自分の手で全てを行うのが又楽しいです
その方法はどの様な剥離剤と塗装の組み合わせでも効果は有るのでしょうか
ただ勘違いされているようですが、塗装剥離は一度でペロッと簡単にはいきません。記事の様にスクレーパーもフル活用しますし、塗布&剥離を数回行います。
保護具等を着用され、くれぐれも飛散によるヤケドにご注意ください。
ゼリー状で、まとわりつきやすい!と、書いてあった割には、見事に期待を裏切ってくれました。
やはり、業務用には、程遠いんでしょうかねぇ?
代用品として、ブレーキフルードの廃油を溜めているんですけど、今度は使う機会がなかなか無くて。w
今回の事は有る程度覚悟していましたし
一度塗っただけで見事にぺロっと綺麗に剥げた塗装も有りましたよ
近くのホームセンターで間に合わせた商品で全てが上手く行くとも思っていません
ここから次の方法を考えますね
ヤケドのご心配を有難うございます 充分注意し作業を進めさせて頂きます
ついにコルナゴフレームのレストアが始まりましたね。
40年も経ったフレームがどうなるのかとっても楽しみです。
私はマウンテンバイクしか持ってませんが、古いものなので
古い部品がよみがえってゆくのを見るとうれしくなります。
以前にアランをレストアしたときみたいになるのでしょうか。
がんばってくださいね。
>>一度塗っただけで見事にぺロっと綺麗に剥げた塗装も有りましたよ
きっとたまたま「塗装」というより「着色」のレベルだったんでしょうね。
難儀するほど強固な塗装を無理してまで全剥離するのは何故ですか?
どんな後塗りサフよりも良い下地なのに利用しないなんて勿体無いことですよ。
今後、もしアルミフレームの塗装をやられることがありましたら、
是非、記事にしていただけないでしょうか?
よろしくお願いいたします。