Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

中野浩一の 自転車

2010-11-20 23:22:09 | よもやま話
世界選手権自転車競技 プロ・スクラッチで10連覇をした中野浩一
1955年生まれ 競輪学校35期卒業 福岡県の選手でした




先日会場へ足を運んだ CYCLE MODO 2010 大阪会場の
JKA 競輪関係のブースに中野浩一選手の自転車が
展示されていました





今更ここでご紹介するまでも無く色々なメディアに取り上げられた自転車なので 何処かで写真は見ていますよね
どれも世界選手権で使用された自転車だとの触れ込みなのですが 見比べるとどうも展示されていたり、写真が掲載
されている自転車は一台じゃ無い様ですね

サドルの色が違ったりグリップやホイールが違ったり・・・






フレームは NAGASAWA ナガサワで色は 後に中野レッドと呼ばれましたね
シートステーには中野浩一の刻み文字 これはする人も多いのでそれ程
珍しい工作では無い






ホイールは36穴の JIS組 中野が10連覇したのは 1977~86年
今ならイタリアンで組むのだろうが 当時はまだイタリアンの
優位性が確立されていなかった頃かな?
ハブは SUNTOUR サンツアー シュパーブ プロ






リムは ARAYA ADX-5 これはちょっと意外だった 私のイメージでは
ADX-1 だと思っていたが・・・ でもこの軽量の細身のリム 中野の
脚力でも充分耐えられるリムだと言う事なんですね
まあホイールはこれだけが用意されていた訳じゃないでしょう

多分ホイールも長澤氏が組んでいたと思いますが 前後輪共
かなりしっかりとスポークの結線 ソルダリングがして有りました




中野浩一が10連覇を達成後24年が経ち 今世界戦で使われる
自転車はこの様に変っています このLOOKはナショナルチームが
使っているフレームでしょう LOOKは 4コーナーから踏まなくても
伸びる自転車 なんて言われていますね





中野浩一と同期 競輪学校35期の選手は現役でただ一人走っていますね 私のブログでもたまにご紹介する
滋賀県の井狩吉雄選手 最近少し大きな着が目立ちますが競走得点はまだ79点以上あるので まだまだ現役で
頑張って頂きたいものです

中野浩一が活躍した種目はスクラッチと言いますが 現在は同じ競技形態のものがスプリントと呼ばれ
近年スクラッチと言う新しい種目が出来ましたが こちらは昔の競技とは全く別物で 中長距離に分類されます


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