目の中のリンゴ

息子と観に行った米津玄師「空想」よかった!!

大阪 平成中村座

2015年11月21日 | 舞台・音楽・テレビ

今週はとにかく毎日出かけていたという専業主婦のワタクシ・・・。
金曜日のラストを飾るのは、大阪平成中村座!


いつかは観てみたいと思いつつ、このトシにして初歌舞伎!!

十八世中村勘三郎さんが江戸時代の芝居小屋を再現したい、と
はじめた”平成中村座”
WOWOWで観たことはあって、面白そう!これなら見られそう!
と思っていたところ、息子の勘九郎、七之助の平成中村座が
5年ぶりの大阪公演、ということで、思いきって行くことに。

今回も、大阪城公園・西の丸庭園の特設劇場で
大阪城を借景に演じられるということですが・・・
私たちがとったチケットは一番お安い2階の梅席。
見どころの大阪城は見えないというのは了解済み。
(それでもお値段12,000円!)

昨日までの雨と曇りの天気とうって変わって
秋晴れに大阪城が映えます。

たった一ヶ月公演のための仮設劇場と思えない立派な小屋!
入り口で靴を脱ぎ、渡されたビニール袋に入れて席に。
1階は座椅子ですが、2階は長いすに座布団。
2階正面の一番後ろの席だったけど、
全体は見渡せるし、花道は全部は見えないけど
思ったより良い席。

「隠れ勘三郎」は(見守っている、という意味の
勘三郎の目のイラスト。場内18箇所に描いてあるとか。)
3つほどしか見つけられなかったけどね。


昼の部の演目は
女暫
三升猿曲舞
狐狸狐狸ばなし


初歌舞伎のシロウトゆえ、内容については申しません。
俳優さんのことも、用語も知りません・・・。
とにかく面白かった!素晴らしかった!

七之助さんの艶やかなこと、可愛らしいこと
勘九郎さんのこれまた色っぽいこと、華やかなこと!
(「新選組!」のカワイイ藤堂平助だったのにー。貫禄ついたね!!!)

”女暫”こそ、初めて見る歌舞伎で、難しかったものの
あとの舞踊は楽しげに悠々と踊る勘九郎さんがカッコよかったし
(大阪城が現れた瞬間の客席のどよめき!晴天の大阪城が
絵のように美しかったのは想像できます)
最後の”狐狸狐狸ばなし”は男と女の笑えるお芝居。
文句なしに楽しめました。

1階の客席の通路を通りながらお芝居する演出もあって
サービス満点。
扇雀さんに飴もらってる人いたなー(笑)

2階最後列の私たちのすぐそばに
(この辺の座席を”大向う”と言うのですね!!)
”中村屋っ!成駒屋っ!”と よく通るええ声で
絶妙な掛け声をかけててビックリ。
座席の仕切りの向こう側に立っていらしたので
お姿が見えなかったのですが、中村座サイドの方なんだろうか???
(検索してたら、ウィキペディアの大向うが面白かった!)
(ほぼ日の大向うの堀越さんも!)

幕間には買ってきたお弁当を食べ、
お手洗いも、並ぶもののスタッフさんの手際とシステムのよさで
すぐに列が進むのも良かった!

初心者にはプログラムは必需品だよなーと
1500円なり、をやっぱり購入。

あっという間の楽しい時間でした。
行くまではドキドキしたけど、ほんとに面白かったし
また観たくなった!
歌舞伎に限らず、ミュージカルもお芝居も
チケット代がお高いゆえ、そうそう気軽には行けないけど
行けばそれだけの満足は得られますよね。

はー 忙しい1週間だったけど、
充実してたわー。
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