<むしまるQゴールド 猛進の2000年度 その4>
カニクイザルのゆううつ 作詞/里乃塚玲央 作曲・編曲/西原俊次 歌/蓮見浩二、飯島譲二 コーラス/ナシゴレンジャーズ
「カニは食べるとうまい でもはさまれると痛い」。葛藤しながらもカニクイをやめられないカニクイザル。「戦いはずっと続く カニとおれとおれ自身と」。
東南アジアに生息するカニクイザルは、本当はカニばかり食べているわけではなく雑食性なのだそうですが、カニとカニクイザルとカニクイザル自身の戦いには、なんだか「生きるとはなんだ」という哲学的な命題を感じます。
ベースとなっているのは、ビートルズの『愛こそはすべて』(All You Need Is Love)。原曲の「ラヴ ラヴ ラヴ」というコーラスを「クラブ クラブ クラブ」に変えて歌っています。
『愛こそはすべて』は、世界で初めての宇宙中継特別番組『アワ・ワールド』のために作られた曲で、イントロはフランス国歌、エンディングにはバッハ(ドイツ)、グレン・ミラーの『イン・ザ・ムード』(アメリカ)、イングランド民謡『グリーン・スリーブス』、そしてビートルズの『シー・ラヴズ・ユー』を引用して、地球の一体感を表現しています。
『カニクイザルのゆううつ』では、イントロはインドネシア国歌。エンディングには『キリンのキリコは眠れない』『おしえてティラノサウルス』『チョー(E)!:チョー かっこいい!』『哀愁のヨーロッパ・バイソンやねん』のメロディと、「サーモンですたい」「ぷりゅちゅびよ~んとうりゅたりほ~」「バッファロー!」のセリフまで入っています。最後は拍手と笑い声。楽しそうだな~。
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