人生ひとり旅気まま旅

ぶらり海外旅行に行った記憶、思い出を中心に楽しく伝えたい。

試合運びは4年前と同じ?

2010-05-31 09:14:49 | 日記
ワールドカップ本番まであと強化試合2試合となった昨日、イングランドとの対戦だった。

前回の韓国戦の大惨敗を受けて、この試合の行方が注目されたが果たしてどうだったのだろう。

前半早々にグラウンダーのコーナーキックからトゥーリオが鮮やかに決めて先制した。早速の存在感を示した形だが、なんとなく竜頭蛇尾のような試合展開になってしまった感が否めないね。

先制点を挙げたことでこれはイングランドも本気を出すし面白くなったなと思ったんだが、試合が進むにつれてなぜか前にも同じような試合を見たような雰囲気になった。

前回のワールドカップのオーストラリア戦に似ているという気がしてきたなあと思っていたら、案の定同じ展開になってしまった。前半は全員がプレスをかけてプレッシャーを与え、高い位置でボールを奪っていた。

そのあたりまでは、韓国戦と違って選手たちの意気込みも感じられ、力強いイメージさえ受けたんだが、後半に入るとやはりというか、ボールを支配できないばかりかスタミナが切れてプレッシャーをかけられなくなっていった。

中盤でも足が止まってしまい、ボールを前線に供給できない状況が続き、しかも逆にイングランドの攻撃にさらされてしまった。後半オウンゴールで2失点し逆転を許したが、オウンゴールでなくてもあの場面は点に繋がっていた可能性が高かった。

個々の選手の技術は相当いいレベルまで行っている感は認めるが、試合運びということになるとまだまだ強豪国との間には大きな開きがあるようだ。

サッカー解説のセルジオ越後さんも言っていたが、45分間は全員がボールに詰めてプレッシャーをかけることはできるが、残念ながら90分間は持たないということなんだね。そこで90分間のスタミナをつけるということでなく、メリハリをつけるということが重要だということなんだね。

ましてやワールドカップなどの大舞台ともなれば、普段の試合よりも精神的にも肉体的にも疲労度が高い。そんな試合で90分間張りつめた緊張感の中で全力でボールを追い続けることなど、強豪国でも不可能である。

そのあたりを見てもゲームの中でリーダーシップを発揮できる人間がいないというのが問題なんだね。緩急をつけたり、時には時間稼ぎをしたりと、いわゆるずる賢さが必要なんだね。流れを読むことの重要性というのが大事なんだな。

残念ながら岡田監督はそういう選手をこの4年間で作ることができなかったということだね。今更どうにかできるものではないんでね、試合運びというものをきっちりミーティングなどで徹底するしかないだろうね。

それと昨日の試合で見えたのは、やはり森本は使えるなということかな。出来れば先発でもいいくらいじゃないか?そして残念ながら俊輔は控えにならざるを得ないかもしれないね。

まあ、攻撃ももっと積極的にゴールに向かうべきだし、メリハリをつけた試合運びをすべきだろうな。そうすれば若干の光が見えるかもしれないね。

ああ、それとゴールキーパーの川島選手はなかなかいい動きだったね。彼が正ゴールキーパーでもいいかもしれないね。

今更体力増強は無理なんで、とにかく試合運びというものを考えるべきだね。最後のコートジボワール戦でそのあたりの調整をすればいいんじゃない?

前評判が最悪ということが、逆にいい方に働かないとも限らないからね。

危機管理の薄さこそ問題

2010-05-30 11:32:00 | 日記
宮崎の口蹄疫問題はまだまだ終わりそうもないね。

症状の拡大という意味ではある程度は目処が立ってきたんだろうけれど、それ以外の部分は問題山積みのようだ。

もちろん保障の問題が一番大きいんだろうが、単年で済む話じゃないから尚更のことだよね。それに次ぐ問題は種牛がどうなるかということだね。

スーパー種牛6頭は1頭を除き、その後の検査もパスしている状況だが、49頭いる種牛の処分を県も含め渋っているということだ。

国としては全頭処分という決断を既に下している訳だが、この中から発症した牛がまだ出ていない為に、県としてもあきらめきれないでいるんだね。

心情はものすごくよく理解できるんだが、ここは耐えるしかないと思うね。未曾有の被害がでた今回の口蹄疫だが、そもそもこれだけ拡大した原因の一つにきちっとした対処方が決まっていなかったことにもよるんだね。

殺処分は当然だが、隔離する方法や地域の選択の仕方なども明確にされていなかったし、被害農家などへの補償の仕方などもキチンと明記してあれば、必要以上の混乱を招かなかったのではないかと思うね。

こういったところにも国としての危機管理の不手際が目立ってしまったようだ。初動がとにかく遅いんだな。これじゃやはり国としての信頼は得られないだろう。

普天間の問題にしても、国民みんなが人のところに押し付ければ済むと思っている感覚も情けないし、こういった問題をきちっと国会などで討議できない政治家も政治家だ。こういう問題は、ひとつの政党の思惑だけですまされる問題ではないよ。

確かに口蹄疫問題も普天間問題にしても、もっと国民全体で考える問題だよね。そういう問題に真摯に向き合ってこそ政治だと思うんだがね。

残念ながら今の日本の政治というのは、基盤にあるのが選挙に勝つことだけという寂しい状況だからね。国民のためには何が必要でどうすればいいのかを考える政治家というものはもう存在しないのかね。

このような大問題をたくさん抱えているにもかかわらず、所詮選挙ゲームに明け暮れる日本の政治にはやはり未来は無いのかもしれないね。

空中分解?

2010-05-29 18:28:36 | 日記
社民党の福島党首が罷免されて閣僚の地位から降りた。

普天間問題であくまでも民主党の考えに同調できないということでの罷免だが、これにより民主党との連立からも離脱することになる模様だ。

というか本来社民党の考えに同調できる政党は残念ながら今の日本には存在しない。そもそも連立を組むこと自体に問題があったということだ。

政権交代した時点で、民主党幹部も沖縄問題では絶対に社民党とは意見が対立するということは分かっていたはずだ。それなのに7月の参議院選挙を睨んでの皮算用のために連立を組もうなんてするから、結果こういうことになるのは火を見るよりも明らかなはずだ。

要は、選挙のためなら何でもありという考えがすべてを壊していくんだろうね。その壊し屋小沢さんもこれで一段と7月の選挙への心配が高まっただろう。

万が一民主党と国民新党で過半数を得られなければ、今後の国会運営がかなり厳しくなってしまうだろう。みんなの党や立ち上がれ日本、新党改革なども間違いなく民主党と組むことはあり得ない。ますます窮地に立たされたと言っていいだろう。

このままでは選挙前に鳩山さんが首相を辞任するようなこともあり得るだろうね。圧倒的な支持率で政権交代を果たしたばかりなのに、1年も持たずにほとんど空中分解の状況になるとは予想もしなかっただろうね。

しかし、これで益々日本の政治は泥沼に入り込んでしまいそうだね。とにかく今の政治というものは、選挙のための政治でしかないというのが何とも悲しいね。

相変わらずの恥さらしだね、相撲協会は!

2010-05-28 09:56:23 | 日記
日本大相撲協会の立場が揺らいでいるね。

ここ数年不祥事の相次いでいる相撲協会だが、今回もまた残念な不祥事が発覚した。暴力団絡みのトラブルだが、2つ同時に世間の知るところとなった。

ひとつは、大関琴光喜をはじめとする数名の野球賭博に係わる問題と俗にいう砂被りと言われる土俵サイドの席の問題である。

野球賭博の件は、暴力団に賭博のことをバラされたくなかったら1億円払えという恐喝疑惑だ。大関琴光喜関などは一切関与していないということだが、取材での態度を見てもどうも歯切れが悪い感じで疑惑を払拭するどころか疑いが広まるばかりだ。

さらに土俵周りの砂被りの席が暴力団に流れてたという問題も発覚したが、これは4,5年前から続いていたという。相撲では土俵の周りの席は、維持員席と呼ばれる席で一般には販売されていない席だ。要は相撲協会に対して一定の金額以上を寄付している団体や個人に対して与えている席ということなんだが、そもそもそういうやり方がどうなのかというのもあるよね。

そもそも暴力団に渡るか否かではなく、こういった寄付だとかいう微妙なニュアンスを存在させていることに問題があるよね。

タニマチと言われる、要はスポンサーが昔から存在する世界であって、力士はそのお抱えのような存在なわけだ。そういう風土をいつまでも残しておいている協会のやり方にこそすべての問題の根源があるといわざるを得ない。

そもそもスポンサーにおんぶにだっこの世界だったということを反省しなければならないんだね。国技と称し、財団法人資格を貰い税制の優遇まで受けていながら、全くド素人の経営しかできないのであれば根本から変える必要があるんだね。

プロスポーツという観点からしてもっともっと企業努力をすべきだな。最近貴ノ花親方が改革をしなければならないと言っているのは、まさにそういうことであり、未来も考えたときに今のような単にスポンサーに頼り切っているやり方では将来はないな。

プロ野球がいいとは言わないが、少なくとも協会の運営などにはもっと外部の力を借りるべきだね。そもそも相撲しか知らない人たちがやっているから、何の向上も見られないんだね。

本来なら相撲協会こそ事業仕分けの対象に上がるべきなんだね。身内の中で傷の舐め会いしかできないのなら法人格を廃止するしかないね。

今回は木瀬親方が2段階降格と更に部屋の消滅というやたら厳しい処罰を受けたようだが、これも本末転倒無話だ。おそらく今回の問題は、他の親方衆も間違いなく大なり小なり絡んできている問題なはずだ。

前回の朝青龍問題のようにグズグズして適切な処罰というか判断を下せなかったことに対しての批判が大きかったために、今回は必要以上の処罰を出し、自浄作用を働かせていると見せたいのだろう。

だが、こういったやりかたこそトカゲのしっぽ切りであり、真の問題の解決には全くなっていないということに気づかない協会トップの連中こそが問題なんだね。

やっぱり貴ノ花親方あたりに理事長をやらせるくらいでないと、何も変わらないのかもしれないね。

ゼロがゼロでない基準って?

2010-05-27 11:26:56 | 日記
最近新たに現代病というか「ペットボトル症候群」と呼ばれる現代病が増えているんだという。

ペットボトル、要はペットボトルに入った清涼飲料水などを大量に摂取することにより、血糖値が上がり糖尿病にかかるというものらしい。

しかもその対象となる年代が、10~30代と極めて若い人たちなのだという。一方で緑茶をはじめとした健康飲料も普及している中で、缶コーヒーや炭酸飲料などを継続的に飲み続けている人達も多い。

実はこの炭酸飲料などは、思いもよらないほどに糖分が多いんだね。350mlの炭酸飲料の場合、その糖分をコーヒーなどに入れるスティックシュガー(約3g)で換算すると、なんと12本分になるんだそうだ。ものすごい量の糖分に驚いてしまうが、最近はよくノンカロリーだとかカロリーオフなどというものが出ており、一見これなら大丈夫なのかと思ってしまうものがある。

しかし、現実は名前通りとはいかないようで、ノンカロリーと表示してあってもスティックシュガー1.5本分、カロリーオフでは約5本分もの糖分が含まれているんだそうだ。

そういえば他にも糖類ゼロだとか無糖などというものもあるが、あれも全くのゼロということはないらしい。これだけ健康志向が高まっている中で、規格があいまいな表示はどうかと思うし、ゼロならゼロの基準というものをもっと分かりやすくすべきだと思うね。

私自身は炭酸系というか発泡系はビール以外は頂かないために、炭酸飲料や缶コーヒーはほとんど無縁だが、例えば缶コーヒーなどにしても国によって味がものすごく違うよね。

お隣韓国の缶コーヒーは、申し訳ないけれど全く口にできないほどに甘い。最近は日本の影響もあり、微糖や無糖というものも出てきたが、普通のものは口の中が痒くなるほどに甘い。

さらにタイなどでは、こちらも日本の緑茶が健康にいいということでコンビニなどでも緑茶のペットボトルが売られるようになっているが、これがまたとんでもなく甘いんだね。最近の日本人では飲めないほどの甘さにびっくりさせられる。

まあ韓国やタイは置いといて、日本の飲料市場は新製品のオンパレードで、年中なにかしら新しいものが発表されている。特に最近は特定保健飲料(特保)というお墨付きを得ることがその商品のステータスのようになっているが、だからといって薬ではないわけで効能がすべての人にある訳ではない。

聞こえはいいが、なかなか難しい部分だ。これと同じでノンカロリーだのカロリーゼロだの無糖だの糖類ゼロだの非常にあいまいな表示が多すぎる。

何パーセント未満ならゼロと表示してもいいとか、どうもはっきりしないんだね。表示はもっと明確にすべきだと思うね。しかもその表示が何を基準にしているかも各社バラバラだしね。自社製品に対してのものなのか、統一基準に対してのものなのかとか分からないからね。

最近の若い子たちのスナック菓子と清涼飲料水の摂取の多さは、ほんとにびっくりするよね。まるでアメリカ人と見まがうほどだ。

メタボをはじめ成人病の低年齢化が進むなか、やっぱり表示はもっと厳格な基準を決めてほしいね。