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2018年お節料理と雑煮/初嘘(うそ)

2018年01月02日 | 田舎生活の衣食住
お節料理
 海老の鬼焼き
 紅白蒲鉾
 伊達巻き
 巾着栗きんとん(安納芋、剝き栗)
 黒豆
 紅白ナマス
 鰊(にしん)の昆布巻き
 煮〆(蕗“ふき”、ニンジン、大根、ゴボウ、椎茸、手鞠り麩、クコの実)
 レンコンの甘煮








雑煮
 鰤(ぶり)、青菜、大根、ニンジン、干し椎茸、巾着卵“油揚げ、卵”、鞠り麩)







 全くもって福岡県とは関係もなく、御先祖様も何ら繋がりはないのだが、何故か「博多雑煮」の頻度が高い我が家。ここ2年ばかり、到来物の「フカヒレ缶」があったので、「フカヒレの中華風雑煮」にしていたが、2018年は、また「博多雑煮」に戻った。アゴ出汁のあっさりした味が旨いのだもの。
 本来この辺りは、鶏出汁の大根やらニンジンやらの入った「田舎雑煮」が主流。分かりやすく言えば、「豚汁」ならぬ「鶏汁」なのだ。
 餅は、「博多雑煮」は丸餅だが、ここは合わせないのだよ。何故か理由はないのだが、角餅じゃなくちゃ餅って気がせんのだ。こういうところが、地元への拘りなのかなあ。意識したことはないけれど。
 角餅をそのママ鍋で煮ていたような気がするが、実はこれが、碗の底に餅が喰っ付くのが嫌で、予め焼き餅を碗に入れてから、汁(つゆ)を注ぐようにしている。

 「お節料理」も年々手作り感が薄れていくなあ。「栗きんとん」を何故巾着にするかと言うと、潰した薩摩芋を粘り気が出るまで煮詰めるのが面倒なのと、「栗の水煮」が高価なので、「剝き栗」で代用。すると、栗が茶色いので、芋で包み込んで隠しちゃっているのだ。まっ、気は心だからよ(笑)。煮たり、焼いたりは良いのだが、捏ねたり、練ったりは辛くなってきたお年頃。
 安納芋って、初めて食べたけれど、熱を加えると奇麗な黄色になるのな。そして甘味が少ない。「きんとん」に砂糖は加えず、薩摩芋だけの甘味にしているので、今年の「きんとん」は、甘味ではなく、お菜だった。でも、その方が自分は好み。
 盛り付けがヘッタクソだが、海老があるだけで締るというか、恰好がつくよな。と思っているのだが、如何だろうか…。
 お重をペロリと平らげて、2018年の祝膳終了。
 
 そして新年早々、初嘘をついておる。そりは…。「雑煮」の具に「青菜」ってあるが、これ、誤摩化すために、「青菜」にしたのだ。
 カキ菜も小松菜もほうれん草も高っけー、高っけー。普段の倍以上する物もあって、「なければ、ないで良いか」と、購入せず、大根の葉で誤摩化した。これが2018年の嘘(笑)。
 大根の葉って、癖がなくて、むしろほうれん草よりも好きだなあ。これ、言い訳じゃなくて本音だよ。むろん、嘘ではない。

 元日は、朝から晩まで、甘い物を喰っとった。「太っとるかなあ」。「太っとるよなあ」。それでも意一度喰い始めると、止(や)められない止(と)まらない。

 猫はどうしたって? へい。盆も正月も有りゃしねえ。喰って眠ってまた喰って。元旦だって言うのに、朝4時から飯だものなあ。ほんの少しだけいつもより高級なウエットフードだったのだが、ぽつ男だけ、お好みに合わなかったようで、口を付けないので、通常の安い缶詰に変更。今度はバクバク喰った。
 小さい頃から高級品には縁がなかったからねえ…不憫だ。でも、良いの。デブだから。質より量だものねえ。
 




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