goo

Troubadour Magma 2016 ' MARIS OTTER '

ザ・ムスケティールス醸造所による待望のトルバドゥールマグマ スペシャルエディション2016がリリースされました。昨年までの2014、2015ヴァージョンではブレッタノマイセス等を使用した酵母のユニーク路線で、特に2015でのトリプルスパイクトブレット(3種のブレッタノマイセス)はホップの柑橘香とブレッタノマイセス酵母による酸との美しいバランスが際立った傑作でした。一度きりで終わらせてしまうには大変惜しいユニークかつ高い完成度で…いつか復活させてほしいものですが、酵母の性格上当然ながらオリジナルのトルバドゥールマグマから大幅に異なるスタイルを纏ってしまっていたのも確かでした。

さて今年彼等は2015で表現した地点からさらに遠くへ行くことはせずに原点へ立ち帰ります。つまり原材料の基本中の基本であり、ビールの身体を形成するモルトを見直すことにしました。通常トルバドゥールマグマではピルスモルトのほかに2種のモルトを使用していますが、今回はメインのピルスモルトのみで醸すことにしました。さらにそのピルスモルトも今まで使用したことのないマリスオッター100%という内容です。複数のモルトをブレンドするのではなく単一のモルトのみを使用となると、おそらく風味の重層性は感じず、シンプルな味わいに仕上がるのでしょうが、ここでビール大麦として高く評価されているマリスオッターを使用することで、そのモルトが持つといわれるゴージャスな性格が特化して表れることをねらっているのでしょうか。シングルホップで変化を楽しむようなビールよりも造りのリスクはありそうですね。

マリスオッターは1950~1960年代のイギリス・ノーフォークで開発された二条大麦のウィンターバーレイで、その類稀な風味と品質によりプレミアムモルトとして現在まで特別な人気があります。他のモルトに比べて20~25%も高価になるということです。パン、トースト、ビスケット、ハチミツといった豊かなフレーヴァ―があるということで、そのリッチな麦芽風味がベースとなる今回のマグマの仕上がりに期待が膨らみます。



「まず色合いが顕著に異なります。オレンジからゴールドへ。柑橘、南国果物とホップのマグマらしい香りのキャラクターはそのままに、味わいはオリジナルと比べてスパイシーさが若干弱まりその分フルーティさが強まっています。また複雑さはないけれど、フルボディのわりにリフレッシュな口当たりになっているのも新たな特徴です。余韻にはドライ感と苦味が長く残ります。」(ザ・ムスケティールス醸造所ステファーンさん)

パワフルな身体から伸びやかな身体へ?ともかくも入荷が大変楽しみですね。
11月にケグでお目見えの予定です。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

2016年ウィンタービールご予約のご案内

昨年ご好評につき今年も!

ノヴォパツケー トレスクーテー Novopacké Třeskuté
ノヴァーパカ醸造所(チェコ) alc. 6.3% 20Lペテイナーケグ(カプラー/Sタイプ)

4種類の麦芽を使い、熟成に3ヶ月以上かけたセミダークラガーです。焙煎麦芽のとても香ばしいアロマ、ナッツやトフィーのような感じもあります。口当たりはとても円やかで、焙煎麦芽の軽快な旨味と心地良い苦味に、ホップの苦味が重なり余韻に引き継ぎます。

テイスティングノート~澄んだ若干濃い目のブラウン。クリーム様の香りとホップの清々しい香り。心地良いミディアムボディの口当たりと仄かな穀物の甘みがあり、ノヴァーパカらしい余韻の確かな苦味とカカオのような焙煎麦芽のビター感が調和し残ります。ブロウチェクにしてもそうですが温度が上がるにつれその特徴も際立ちます。ラガービールですがだれずに味わいの均衡を保ちつつ、より柔らかな旨味を感じられるようになります。

伝統的なチェコビールらしく、杯を重ねられるやさしい飲み口が真骨頂ですね。


名前は「ノヴァーパカ(地名)の寒さの厳しい冬(Bitter Cold)」といったような意味です。なかなか乙な名前のビールですね。冬の美しいイメージやクリスマスの特別な雰囲気というステレオタイプでないところに魅力を感じます。



今年の仕上がりはチェリーの風味はいかに?
カピテル ウィンター Kapittel Winter
ファンエーケ醸造所(ベルギー) alc. 7.8% 20Lキーケグ
     
第一次世界大戦後間もない頃から造られている伝統あるビールで、年に一度世界中のビール愛好家を魅了し続けています。ソフトでスィート、チェリーやドライフルーツ、スパイスの特徴が感じられるフルボディのダークエールです。

テイスティングノート~
ココアやチョコレートビスケットのような渋い甘みと程よいコクのあるフレーヴァーが心地良いですね。アルコール度数7.8%ありますが、スムースで飽きずに飲み続けられます。隠し味的に収穫したてのチェリーが加えられているそうなのですが、後口に感じられる甘みの奥にある酸味が意識すればチェリーの要素かなとは思えますが、感じさせない仕上がりです。それでも毎年収穫を待って少量加えているというのは、チェリーの風味自体は不明確でも全体の味わいの構成上必要不可欠な原材料の一つなのかもしれませんし、またクリスマス時期のお菓子になぞらえる感覚で毎年加えているのかもしれません。ベルギーらしい造り手のさりげない拘りの入ったビールですね。


懐かしいあの味に戻ります!
シャポーウィンターグーズ Chapeau Winter Gueuze
ドゥ・トロフ醸造所(ベルギー) alc. 5.5% 375ml瓶
    
グーズに葡萄エキスを加えたフルーツビールです。若干紫がかったような茶色の色合いで、白ワインのようなアロマがあり甘みの奥にランビック特有の酸味が感じられます。

特記事項~ここ2、3年は色味共に薄めの仕上がりで、お客様からもご指摘がありました。ドゥ・トロフからは大口の顧客の要望で味を若干変えていたということですが、以前の味わいに戻してほしいというこちらの希望もあり、今年からは日本とEU向けは戻すということになりました。毎年楽しみにしてくれているファンの方々、また新たに飲まれる方々のためにあの芳醇なウィンターグーズをお届けできるのは嬉しい限りです。乞うご期待です!

*各種2016年11月中に入荷予定です。ご予約お待ちしております!
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

アウトベールセル醸造所 ケグ&ボトル受注のご案内

数量限定となります為、先に受注を承ります。入荷は9月の予定です。

Oude Lambiek Oud Beersel アウドランビック アウトベールセル
alc. 6.0% Dolium keg 20L(ワンウェイ)
約1年樽発酵の真正ストレートランビックのケグ詰めです。ブレンドされていないピュアな自然発酵ビール。その繊細な個性はランビックの醍醐味です。
味わいは瑞々しく、乳酸のおだやかな酸味や白ワインのような個性が感じられるかもしれません。1年熟成だとランビック独特の「馬の毛布のような」風味はまだ出てきてないかもしれません。


Green Walnut 2016 グリーンウォールナット2016
alc. 6.0% 750ml瓶
醸造所から少し離れたアウトベールセルの自家果樹園で育った、まだ青い生のクルミの実を丸ごと、1年熟成&2年熟成のブレンドランビックに11ヶ月漬け込みました。
ランビックの酸味と青いクルミの実の苦味が繊細な調和を織り成しています。また、赤ワイン樽熟成により得られる、仄かにチェリーのような赤い果実の風味も感じられます。
(*自家果樹園ではクリーク用のスカルベーク種チェリーなどが栽培されています。)

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

JACK'S Precious IPA

ザ・ムスケティールス醸造所のゴレムズプレシャスIPAが装い新たにジャックスプレシャスIPAとして生まれ変わりました。再来週より販売します(Key keg slim 20L)。
ジャックスプレシャスIPAは動物園の象ジャックの伝説をモチーフにしたビールです。
この伝説は大方実話のようですが多少脚色もされているようです。

伝説:19世紀のゲントには動物園がありました。しかしながら年々人気が無くなっていき、20世紀初頭の1905年には閉鎖の憂き目にあいます。その際動物園は自社の動物を全て売ってしまわなくてはなりませんでした。そこにイースト取扱業者(ベーカリーやブルワリーにイーストを売る業者が昔あったらしい)であるシスケという男が動物園の象ジャックに目をつけます。彼はジャックを動物園から買い、高いマージンでロンドンの動物園に売ろうとしましたが先方から断られてしまいました。象というのは飼育するのに食費にかなりの費用がかかります。これ以上ジャックを持っていられないと判断したシスケはジャックを殺してしまうことにしました。そして殺したジャックの肉をオランダのソーセージ工場に売ってしまったのです。動物園の象がソーセージの肉とされてしまった、これがジャックの悲劇の結末です。

ジャックへのトリビュートとして、またこのようなベルギーのローカルな伝説を伝える「ベルジャンレジェンドシリーズ」の一つとして生まれたのがジャックスプレシャスIPAです。エグイ話ですが、肉切り包丁とソーセージを持ったガネーシャ像のラベルがベルギービールらしいブラックユーモアを湛えてますね。

ビール:やや霞んだゴールデンカラー。シトラによるグレープフルーツや松やにのアロマに、マグナムによるグラッシーな強い苦味。ソフトでクリーミーなモルトのボディがホップを受けとめバランスを形成しています。シンプルでナイスなIPAです。とにかくドリンカブルでリフレッシュ/のどの渇きを癒してくれます。(alc. 5.9% 50IBU)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

ホメル新ラベル


6月輸出分より変更になるということです。ラベル変更はもともとアメリカの輸入元が提案したもので、すでにアメリカでは出回っていますが、この度「輸出向けラベル」として統一されることになりました。ちなみに330ml瓶と750ml瓶のみの適用です。ベルギー国内では従来のラベルのままということで、もともと国内消費用としてある250ml瓶を輸入している日本では従来のままということになります。ですので新ラベルは750ml瓶で近い将来お目見えすることになりますね。いかがでしょうか?
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ