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アウトベールセル グリーンウォールナット2016 試飲


醸造所から少し離れたアウトベールセルの自家果樹園で育った、まだ青い生のクルミの実を丸ごと、1年熟成&2年熟成のブレンドランビックに11ヶ月漬け込みました。
2016年4月15日瓶詰。
くぐもった、少し緑がかった黄身色。
青っぽい刺激臭、この香りだと飲み頃1~2年後くらいがいいかもしれません。そうこうするうちにアウトベールセルらしいクリーミーなホップ香とマストな馬の毛布の香り、ほっとする心地良いフルーツ香もやってきて重層的な調和がとれ始めました。
味わいも香りの表現に倣った感じです。
総じてベースのランビックの高いポテンシャルに支えられているような仕上がりですが、これは好きな人もいるでしょうね。生のクルミの実のこの青臭さが更なる瓶熟を要求しているのですね。現時点ではランビックの偉大な懐の深さによる調和の妙という域を出てませんが、今後の熟成による化け具合にとても期待が膨らみます。
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hommelbier EXTRA DRY HOPPED 2016

2011年に我々の委託により醸造がスタートしたホメルのドライホッピングヴァ―ジョンですが、早いものでもう6年目となるんですね。2014年からは年に一度の醸造パターンとなり、同時に国内外でも販売されるようになりました。獲れたて生ホップのフレッシュハーヴェストとはまた異なるホメルのヴァリエーションとして、おかげさまで定着してきました。
その2016年ロットは本日入荷したばかり、月曜日より販売開始します。お楽しみください!



またタイミング良く、来週からのベルギービールウィークエンド東京期間中に、ホメルの蔵元であるファンエーケ醸造所の輸出マネージャー、ダニーさんが二年ぶりに来日します。会場ではもちろんのこと、都内のビアバーで見かけたら気軽にお声かけください!



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ベルギービールウィークエンド東京2016

ちょうど今日ベルギー・ブリュッセルのグランプラス広場において本場のベルギービールウィークエンドが始まります。弊社のお客様や同業者の方々も多数行っているようですね。そして二週間後の9月16日(金)より25日(日)までの十日間、今年の日本のベルギービールウィークエンドの最後を飾る東京会場が開催されます。
https://belgianbeerweekend.jp/ja/city/tokyo/view

115種類ものベルギービールが一か所で楽しめるなんて本当にめったに無い機会です。ビールファンの方は祝日も挟んだこの十日間を有効に活用して思い残しの無いよう飲み尽くしてほしいと思います!
今回弊社はエマージトレーディングさん、ザート商会さんと一緒のコンテナに居ります。

それではきんきのビールライナップです。

1.ポペリンフス ホメルビール
ブルワリー近郊のポぺリンゲ産ホップを100%使用した西フランダース州ワトゥの代名詞といえる地ビール。1981年の地元のホップ祭りに合わせて醸造されたのが始まりで、以降地元の人達に愛されながらもヨーロッパ、アメリカ、アジアへとファンを広げています。
フルボディで柑橘、胡椒、クミンといったスパイシーな要素とハチミツのような麦の甘み、そして爽快で牧草地のようなホップの香りとフレーバーが見事に調和した素晴らしいビールです。


2.マルール12

上質を極めたビールの一つといえるでしょう。赤茶色で、かぐわしい毬花ホップがまず特徴的です。リッチで個性的な味わいですが、同時に滑らかでドリンカブルであるのも魅力です。グルマン=美食家のように味わって下さい。


3.アンティゴーン BBW初登場!!

2015年に初リリースされたビールで、アントワープの語源の由来となったといわれる伝説に出てくる巨人「アンティゴーン」の名を冠しています。ベルギー第二の都市アントワープには以前よりデ・コーニンクという、これもその伝説にちなむ「ハンド(手)」をブランドイメージにしているビールがありますね。
アンティゴーンは林檎や柑橘、花、ハーブのニュアンスを含んだ、軽快でフルーティな心地良いアロマのブロンドエールです。ブロンドエールとしては7%とアルコール度数が若干高めなため、あえて「ダブルブロンド」というスタイルで呼んでいます。


4.パルジャスIPA BBW東京初登場!!

五種類のホップを使用したベルジャンIPAです。ここヘンリクス醸造所のビールはセゾンもそうですが正に優等生な味で、間違い無く標準的な、どなたにでも勧められるわかりやすい造りをしています。ここのビールは初心者にも最適で、ビアスタイルを理解し楽しむにはもってこいですね。もちろんビールファンにとっても尖った味に疲れたら中休み的に格好のビールといえるでしょう。


アンティゴーンとパルジャスIPAは同時に外販もスタートしますので、飲食店の方も会場で是非お試し下さい!
皆様のお越しをお待ちしております。

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Troubadour Magma 2016 ' MARIS OTTER '

ザ・ムスケティールス醸造所による待望のトルバドゥールマグマ スペシャルエディション2016がリリースされました。昨年までの2014、2015ヴァージョンではブレッタノマイセス等を使用した酵母のユニーク路線で、特に2015でのトリプルスパイクトブレット(3種のブレッタノマイセス)はホップの柑橘香とブレッタノマイセス酵母による酸との美しいバランスが際立った傑作でした。一度きりで終わらせてしまうには大変惜しいユニークかつ高い完成度で…いつか復活させてほしいものですが、酵母の性格上当然ながらオリジナルのトルバドゥールマグマから大幅に異なるスタイルを纏ってしまっていたのも確かでした。

さて今年彼等は2015で表現した地点からさらに遠くへ行くことはせずに原点へ立ち帰ります。つまり原材料の基本中の基本であり、ビールの身体を形成するモルトを見直すことにしました。通常トルバドゥールマグマではピルスモルトのほかに2種のモルトを使用していますが、今回はメインのピルスモルトのみで醸すことにしました。さらにそのピルスモルトも今まで使用したことのないマリスオッター100%という内容です。複数のモルトをブレンドするのではなく単一のモルトのみを使用となると、おそらく風味の重層性は感じず、シンプルな味わいに仕上がるのでしょうが、ここでビール大麦として高く評価されているマリスオッターを使用することで、そのモルトが持つといわれるゴージャスな性格が特化して表れることをねらっているのでしょうか。シングルホップで変化を楽しむようなビールよりも造りのリスクはありそうですね。

マリスオッターは1950~1960年代のイギリス・ノーフォークで開発された二条大麦のウィンターバーレイで、その類稀な風味と品質によりプレミアムモルトとして現在まで特別な人気があります。他のモルトに比べて20~25%も高価になるということです。パン、トースト、ビスケット、ハチミツといった豊かなフレーヴァ―があるということで、そのリッチな麦芽風味がベースとなる今回のマグマの仕上がりに期待が膨らみます。



「まず色合いが顕著に異なります。オレンジからゴールドへ。柑橘、南国果物とホップのマグマらしい香りのキャラクターはそのままに、味わいはオリジナルと比べてスパイシーさが若干弱まりその分フルーティさが強まっています。また複雑さはないけれど、フルボディのわりにリフレッシュな口当たりになっているのも新たな特徴です。余韻にはドライ感と苦味が長く残ります。」(ザ・ムスケティールス醸造所ステファーンさん)

パワフルな身体から伸びやかな身体へ?ともかくも入荷が大変楽しみですね。
11月にケグでお目見えの予定です。
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2016年ウィンタービールご予約のご案内

昨年ご好評につき今年も!

ノヴォパツケー トレスクーテー Novopacké Třeskuté
ノヴァーパカ醸造所(チェコ) alc. 6.3% 20Lペテイナーケグ(カプラー/Sタイプ)

4種類の麦芽を使い、熟成に3ヶ月以上かけたセミダークラガーです。焙煎麦芽のとても香ばしいアロマ、ナッツやトフィーのような感じもあります。口当たりはとても円やかで、焙煎麦芽の軽快な旨味と心地良い苦味に、ホップの苦味が重なり余韻に引き継ぎます。

テイスティングノート~澄んだ若干濃い目のブラウン。クリーム様の香りとホップの清々しい香り。心地良いミディアムボディの口当たりと仄かな穀物の甘みがあり、ノヴァーパカらしい余韻の確かな苦味とカカオのような焙煎麦芽のビター感が調和し残ります。ブロウチェクにしてもそうですが温度が上がるにつれその特徴も際立ちます。ラガービールですがだれずに味わいの均衡を保ちつつ、より柔らかな旨味を感じられるようになります。

伝統的なチェコビールらしく、杯を重ねられるやさしい飲み口が真骨頂ですね。


名前は「ノヴァーパカ(地名)の寒さの厳しい冬(Bitter Cold)」といったような意味です。なかなか乙な名前のビールですね。冬の美しいイメージやクリスマスの特別な雰囲気というステレオタイプでないところに魅力を感じます。



今年の仕上がりはチェリーの風味はいかに?
カピテル ウィンター Kapittel Winter
ファンエーケ醸造所(ベルギー) alc. 7.8% 20Lキーケグ
     
第一次世界大戦後間もない頃から造られている伝統あるビールで、年に一度世界中のビール愛好家を魅了し続けています。ソフトでスィート、チェリーやドライフルーツ、スパイスの特徴が感じられるフルボディのダークエールです。

テイスティングノート~
ココアやチョコレートビスケットのような渋い甘みと程よいコクのあるフレーヴァーが心地良いですね。アルコール度数7.8%ありますが、スムースで飽きずに飲み続けられます。隠し味的に収穫したてのチェリーが加えられているそうなのですが、後口に感じられる甘みの奥にある酸味が意識すればチェリーの要素かなとは思えますが、感じさせない仕上がりです。それでも毎年収穫を待って少量加えているというのは、チェリーの風味自体は不明確でも全体の味わいの構成上必要不可欠な原材料の一つなのかもしれませんし、またクリスマス時期のお菓子になぞらえる感覚で毎年加えているのかもしれません。ベルギーらしい造り手のさりげない拘りの入ったビールですね。


懐かしいあの味に戻ります!
シャポーウィンターグーズ Chapeau Winter Gueuze
ドゥ・トロフ醸造所(ベルギー) alc. 5.5% 375ml瓶
    
グーズに葡萄エキスを加えたフルーツビールです。若干紫がかったような茶色の色合いで、白ワインのようなアロマがあり甘みの奥にランビック特有の酸味が感じられます。

特記事項~ここ2、3年は色味共に薄めの仕上がりで、お客様からもご指摘がありました。ドゥ・トロフからは大口の顧客の要望で味を若干変えていたということですが、以前の味わいに戻してほしいというこちらの希望もあり、今年からは日本とEU向けは戻すということになりました。毎年楽しみにしてくれているファンの方々、また新たに飲まれる方々のためにあの芳醇なウィンターグーズをお届けできるのは嬉しい限りです。乞うご期待です!

*各種2016年11月中に入荷予定です。ご予約お待ちしております!
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