波紋

一人の人間をめぐって様々な人間関係が引き起こす波紋の様子を描いている

思い付くままに  「一滴のしずく」

2017-03-23 13:30:25 | Weblog
ある学校の授業で先生がある実験をした。それはビーカーに真水を入れて机の上におき
スポイドで墨汁の墨を一滴たらした。それは水に落ちたが、さほどの変わりは起きなかった。
しかしそれを何回か続けてたらしているうちにきれいな真水は薄黒く変化し、最後は黒い色に変わった。この実験から先生は子供たちに何を教えようとしたのだろうか。
私はこの話を聞きながら非常に大きな教訓を得た木がした。それは真水は赤ん坊のようなきれいな人間の心をさしているんだろうと思う。そんなきれいな心でも悪い罪の心の行い(それは言葉であれ行いであれ)一滴、一滴とたらされてその中に入っていくうちに色が変わるように
人間の心も罪の色に変わることをあらわしている。
はじめはなんでもなく行われなんでもなく変化は起きない。しかしそれは何度も繰り返され習慣になっていくうちにそのことが悪であり、罪であることを自覚しないままになってその心は完全に色が変わるごとく、悪に染まって真っ黒になってしますものだ。
だからその一滴を注意して悪に染まらないように、もし言ってきたらされればそこで反省し
それ以上汚れないように真水に戻れるように努力し、悔い改めと反省をしなければいけないと言う教えだと思う。
物事を始めるときには誰かが始めるものである。はじめから完全なものはない。小さいときから
小さい努力を積み重ねつつ大きくしていく事を考える必要があるのだ。
すべては小さい努力の累積的な効果がついには大きな驚くべき効果を生み出すものだと言う事を教えられさらされたと考えている。

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