監督 フェルナンド・メイレレス
出演 ジュリアン・ムーア
マーク・ラファロ
アリシー・ブラガ
本日2本目の映画はまたまたタイミングが合わず見る機会が無かったけど、何とか上映終了間際に間に合った作品・・・今年はこんなん多いな~
結構見逃した映画が多いしな・・・・
伊勢谷友介と木村佳乃が日本から参加、その後2人はワイドショーを騒がせることになるのですが、そんな意味でも注目の集まった作品。
(あらすじ)
街の交差点に止まった車の中で、何の前ぶれもなく突然目が見えなくなった男(伊勢谷友介)がパニックに陥る。
その後、男は検査を受けるが原因は一向にわからない。
しかも彼に接触した者も次々と視界が白くなり、目が見えなくなっていった。
そんな中、療養所と呼ばれる隔離病棟が設けられ、発症者は強制的に収容されるが……
突然目が見えなくなったらどうするよ・・・?そんな恐怖をこの映画を見て感じてしまった。
もう、おそらく思いっきりパニくると思うけど、それが自分だけでなく世界中の人間が一斉になったら・・・題材的に見た目は地味だけど一種のパニック映画としても見れるけど、失明した人間を療養所と呼ばれる隔離病棟に収容されるんだが、これが隔離病棟と言うよりまさに収容所という名にふさわしい汚く、色んな物が垂れ流し状態のような場所。
でもこの収容所のシーンがなかなか見ものである。
何と言っても失明者ばかり収容されてる中に失明を偽った目の見えるジュリアン・ムーアが混じってるのがこの作品を面白くしてます。
回りの人間は目が見えないからバレないし、また見えてる分、好きなように自由に動けたりして・・・この辺のシーンは時にユーモラス、時にはスリリングにと変化に富んだ展開で面白かった。
またつねに付きまとうある不安・・・いつ自分も失明してしまうのか?・・・見えるが故の恐怖との戦いでもあります。
別の失明グループが食糧などを独り占めにして、食糧と交換に金品などを要求したり、それが尽きると今度はグループから女を差し出すように要求したりと、かなり悪どい連中も出てくるけど、どんな状態になっても悪いこと考えるやつは考えるもんだね・・・
しかしどんな悪党でも目が見えないけど、そこに目の見えるジュリアン・ムーア居るってのがまたミソで・・・ってアクション映画ならここから目が見えるのを生かして大反撃に出るとこだが、この映画はそう単純にことを運ばないのがまたイイね。
やがて収容所から出た彼女たちが見る町の風景は、まさに「アイ・アム・レジェンド」よろしく終末感漂う世界・・・失明したものたちが街中を手探りでノロノロさまよう姿はまるでゾンビのように見えるし、食糧を奪い合い、死肉を漁ってる姿もまさにゾンビ!
そんな中、ひたすら生きるために不自由な眼で荒廃した街を行く主人公たちを待ち受けるのは希望の光か?それとも・・・
何故こんな事態になったのか、まったく説明も解決もない映画だが、しかしこの映画はそんな原因は二の次で、極限に陥った時の人間の強さや弱さ、酷さなどを見せてくれた意外な佳作でした。
しかし日本人の俳優が日本語のセリフ喋っていても普通に日本語字幕スーパー出てましたが・・・めんどくさかったんかな?
★★★★ 2008.12.18(木) 布施ラインシネマ10 北館 シネマ3 19:15 I-9
出演 ジュリアン・ムーア
マーク・ラファロ
アリシー・ブラガ
本日2本目の映画はまたまたタイミングが合わず見る機会が無かったけど、何とか上映終了間際に間に合った作品・・・今年はこんなん多いな~
結構見逃した映画が多いしな・・・・
伊勢谷友介と木村佳乃が日本から参加、その後2人はワイドショーを騒がせることになるのですが、そんな意味でも注目の集まった作品。
(あらすじ)
街の交差点に止まった車の中で、何の前ぶれもなく突然目が見えなくなった男(伊勢谷友介)がパニックに陥る。
その後、男は検査を受けるが原因は一向にわからない。
しかも彼に接触した者も次々と視界が白くなり、目が見えなくなっていった。
そんな中、療養所と呼ばれる隔離病棟が設けられ、発症者は強制的に収容されるが……
突然目が見えなくなったらどうするよ・・・?そんな恐怖をこの映画を見て感じてしまった。
もう、おそらく思いっきりパニくると思うけど、それが自分だけでなく世界中の人間が一斉になったら・・・題材的に見た目は地味だけど一種のパニック映画としても見れるけど、失明した人間を療養所と呼ばれる隔離病棟に収容されるんだが、これが隔離病棟と言うよりまさに収容所という名にふさわしい汚く、色んな物が垂れ流し状態のような場所。
でもこの収容所のシーンがなかなか見ものである。
何と言っても失明者ばかり収容されてる中に失明を偽った目の見えるジュリアン・ムーアが混じってるのがこの作品を面白くしてます。
回りの人間は目が見えないからバレないし、また見えてる分、好きなように自由に動けたりして・・・この辺のシーンは時にユーモラス、時にはスリリングにと変化に富んだ展開で面白かった。
またつねに付きまとうある不安・・・いつ自分も失明してしまうのか?・・・見えるが故の恐怖との戦いでもあります。
別の失明グループが食糧などを独り占めにして、食糧と交換に金品などを要求したり、それが尽きると今度はグループから女を差し出すように要求したりと、かなり悪どい連中も出てくるけど、どんな状態になっても悪いこと考えるやつは考えるもんだね・・・
しかしどんな悪党でも目が見えないけど、そこに目の見えるジュリアン・ムーア居るってのがまたミソで・・・ってアクション映画ならここから目が見えるのを生かして大反撃に出るとこだが、この映画はそう単純にことを運ばないのがまたイイね。
やがて収容所から出た彼女たちが見る町の風景は、まさに「アイ・アム・レジェンド」よろしく終末感漂う世界・・・失明したものたちが街中を手探りでノロノロさまよう姿はまるでゾンビのように見えるし、食糧を奪い合い、死肉を漁ってる姿もまさにゾンビ!
そんな中、ひたすら生きるために不自由な眼で荒廃した街を行く主人公たちを待ち受けるのは希望の光か?それとも・・・
何故こんな事態になったのか、まったく説明も解決もない映画だが、しかしこの映画はそんな原因は二の次で、極限に陥った時の人間の強さや弱さ、酷さなどを見せてくれた意外な佳作でした。
しかし日本人の俳優が日本語のセリフ喋っていても普通に日本語字幕スーパー出てましたが・・・めんどくさかったんかな?
★★★★ 2008.12.18(木) 布施ラインシネマ10 北館 シネマ3 19:15 I-9
なお、日本インターネット映画大賞のURLはhttp://www.movieawards.jp/です。