MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.097 「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」(2007年 95分 ビスタ)

2008-12-10 00:07:43 | 2008年劇場鑑賞
監督 ジョージ・A・ロメロ
出演 ミシェル・モーガン
    ジョシュ・クローズ
    ショーン・ロバーツ



この日二本目の作品見るのにキタからミナミに移動。
敷島シネポップであのジョージ・A・ロメロ監督の最新作が上映されてます。
しかも関西ではここだけの上映のようでまさに貴重な上映です。

(あらすじ)

ジェイソン(ジョシュア・クローズ)は、ペンシルバニアの山中で夜中に仲間たちと卒業制作のホラー映画を撮影していた。
そこで各地で死者がよみがえっているというニュースをラジオで聞きつけた彼らは、急きょ寮へと駆けつける。
そして恋人デブラ(ミシェル・モーガン)を無事に発見したジェイソンは、仲間たちとトレーラーで一路家路を目指すが・・・



先程の作品に続いて登場人物が撮影したカメラの映像がこの作品となってます。 しかしこの映画は素人が撮影したホームビデオではないし、兵士が撮ったビデオ日誌でもない またテレビ局が撮影したVTRでもありません。
映画の撮影に来ていた撮影クルーがゾンビに遭遇し撮影用カメラで記録した映像を後日編集した映像って事になってます。
よって他のこういう類いの作品と比べてブレなどは少なく見やすくなってます。
ただ同じような系統で夏頃公開された「REC」と比べると臨場感と言うのはあちらの方に軍配がありますね~

今回はこの出来事を克明に記録として残すと言うことでどんな事態になってもカメラを回し続けると言うカメラマン魂丸出しの男がカメラ片手に撮影するんだが、目の前で仲間がゾンビに食われてもお構いなしにその場面を撮影続けるのはちょっと無茶やな~
あまりにも無茶過ぎてちょっと不自然かな~?
「グローバーフィールド」のカメラ青年もかなり執念深く回してたが、こちらは常軌を越えた異常さで「あんたゾンビより酷いで~」と軽くツッコミたくなります。



映画としてはロメロ監督らしい終末感もあり、今回は色んなメディアが氾濫する現代を風刺するようなテーマが感じられてまずまず楽しめました。
そう言う意味ではカメラを回し続けるカメラマンはそんなテーマの一つ象徴かな?ただゾンビのカンニバルシーンはあまりなかったですがね。
いつもよりグロ描写は抑え目だったように思います。

しかし今年はこんなパターンの映画が流行りでしたね~



★★★ 2007.12.5(金) 敷島シネポップ1 13:00 E-10

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