鹿高は佐世保の町の近隣にある学校と思いきや超田舎で、平戸に近い海沿いの町だった。
だが俺はこの地域も知らない訳では無く、練習コースの80%は走ったことがある道だ。
そこで指導している先生はソウルオリンピックに一緒に行った天才スプリンター、もう一人はハンガーノックで水たまりに寝て命を落としかけたのを助けた後、先生になった宮崎と3名位体制での指導。
最初の挨拶時で即座に見極め、自転車も拝見した。
ここにも石ころがころがっているぞ、そんな少年達は自転車にまたがると光を放つ。
数人の選手の潜在能力は十分、これから数ヶ月しかないけど国体までにどれだけ成長できるかが鍵となる。
そこで今出来る練習の手ほどきして、選手の奥底に眠る能力を見るために一工夫した。
普段ないものが見えるだろ、ここを強化して第一段階を突破できれば対人競技は結果が残せる。
数日間の指導では教えることはできなかったのが残念だ。
春の選抜まで後わずかだ、その後インターハイ、がんばらんば長崎、(がんばるばい長崎)とすぐに時はすぎるぞ。
良い結果がでるように、がんばらんば鹿町工業。