ようよう「阪神電鉄(以下、阪神)」の問題になんか触れてみますか。
株って言って、自分が興味を持ったのは、10年前からの新聞での東証一部の「東急電鉄(以下、東急)」の株価。
2倍以上に跳ねてんすよ。買いたかったなぁ~。1000円台ももうすぐじゃないですかね?。
(実は、今回問題に取り上げた会社も「東急」株を所有......)
「阪神」の株価はあまり注目してなかったんで知らないんですが、その辺に目をつけた、俗に言う「M&Aコンサルティング投資ファンド(以下、「村上ファンド」、最近拠点をシンガポールへ…)」がおよそ半数の割合の株を手に入れてしまいました。
どういう目的だったかは、「阪神」が持つ「財産」がベース。野球チーム<阪神タイガース>などを上場させたりして、金を得るってのも目的らしいかったですね。
そんなところに目くじらたてたのが、当の「阪神」。憤りは当たり前?。先月より、ライバル会社として有名な「阪急」に助けを求める形で、「阪急ホールディングス(以下、阪神HD)」が問題の「阪神」株を「村上ファンド」側から買い取る姿勢を対抗。
此れに嫌気が差したのか、「村上ファンド」は「阪神」の取締役16人中の半数以上の9人を「村上ファンド」が選んだ人間に引き換える、との株主提案を。この手段、ほとんどのマスメディアでは、「阪急HD」への取引交渉の株値上げ、または、「阪神」乗っ取り。
しかし、後者「阪神」乗っ取り説は、村上ファンドのボス村上氏本人が否定。あくまでも、「監視」が主目的、と述べてます。
しかししかし、此処に異議を出したのは、北村国交省大臣。「鉄道会社としての安全運行への配慮の有無」、つまりは金目的の場合には、この鉄道会社として第一優先である安全運行へ支障が出る恐れがある、とのことです。
話は、取締役のところまで戻します。
「阪神」の社外取締役の玉井氏(現・三井住友カード特別顧問、元・住友銀行副頭取)は、村上ファンド提案の次期取締役の9人の中に推薦されてしまい、阪神側からは裏切られた形に。。村上氏もこの方の実名を挙げてしまう。おかげで、玉井氏は次期社外取締役から辞退し、村上氏側からの推薦も断ることに…。何だか踏んだり蹴ったり感が否めないです。
更に、道を外して・・・。
「村上ファンド」v.s.「阪神HD」での買い取り価格、何故に〆られないか?
わけは、高値で売り、利益を得たい「村上ファンド」と、対するは出来る限り安値で買い取りたい「阪神HD」と、双方の要望が180度違うのです。1000~1500円で売りたいために衝突しているんです。
一番、庶民が気にしているのは、鉄道の安全運行もそうですが、野球チームみたいですf-_-。
確かに、現状が現状だけに、失敗するとどうしようもないことになります。
村上氏は、「村上タイガース」にはしない、と言ったんですがね…。誰も聞いてない(=.=)。マスメディアがこの件を再燃させ、一層の批判をさせる。あんまりイイことでは有りませんよね。
もう1つ不安がありまして、「阪急タイガース」とか。。。軍配の上がり様によっては…、等と噂されています。
さて、此処までやってみましたが、肝心の鉄道関連が、北側氏の発言のみ。
こうなると、村上ファンド側から鉄道については何も無いのか、と思っていたところ…です。
海外逃亡です!(違う!)
シンガポールの方が、国際面や規制などで有利なことから移るかも、とかだそうです。
雑誌などでは、「理解されなかった」とか(意味分からん・・・)。
結局、此方側としては「鉄道会社じゃ!運行はどうなんだ!!」って話です。
(「東急」には特には無いので良かった・・・・・・・・良くないな。。)
(to2006/05/29)
ジジイ放談のiitai-hodaiです。
当方の手違いで、TBを2つ送ってしまいました。申し訳ありません。1個を削除お願いします。