深い藍に浮かび上がる白。
1800年代の初期に伊予松山で考案され、日本中で広く知られるようになった伊予絣(いよかすり)です。
着物を着る人が減る中で折り手も減少しますが
200年後の現代において
伊予絣は久留米絣や備後絣と並び「日本三大絣」に数えられる伝統工芸として
今も静かに生き続けています。
この伊予絣を考案し 世に送り出したのが
幼稚園のある(当時の)垣生村(はぶむら)に生まれ育った「鍵谷カナ(かぎやかな)」という女性でした。
垣生村という小さな街でその大仕事を成し遂げたこの鍵谷カナの功績を称えるため
垣生(はぶ)では毎年、彼女の命日にあたる5月28日に慰霊祭(通称「鍵谷祭」)が行われます。
さて 今日は年長さんが歩いて街散策に出かけます。
鍵谷カナの功績をたたえる 「鍵谷カナ頌功堂(かぎやかなしょこうどう)」 は
文化庁により 「登録有形文化財」 の指定を受けている建造物なのですが、
まずはそこにお参りを。
幼稚園のある垣生(はぶ)には昔ながらの小道がのこり
子どもたちにとっては迷路のような不思議さのある道が続きます。
このみ君が小学生の頃、新任の先生が家庭訪問に回る際には
「家庭訪問を終えた児童が 次の児童の家に連れていく」 という姿がしばしば見られました。
(なぜなら...垣生の街を初めて歩く先生が迷子になるので)
さぁ いちぢく畑の横を抜けて出発進行!
(あ この木のお家はむかし製麺屋さんだったところだ。)
たしか ここをまっすぐ進めば長楽寺。
いよいよ鍵谷堂に到着しました。
慰霊祭の準備が整いつつありますね。
先生のお話を聞き、カナさんにご挨拶を済ませたら近くの公民館にむかいます。
もうひと歩きですね。
三嶋神社が見えたら公民館はすぐそこです。
そうなんです、慰霊祭では近くの公民館でちょっとした 「伊予絣製品」 を買えたり
公民館の中で伊予絣の説明が聞けたりします。
また、地元の天麩羅屋さんが揚げる「じゃこてん」や「昔ながらのコロッケ」、
足踏み杵でつく「お餅」などが買えたりします。
(この 「じゃがコロッケ」 が サイコー!)
そして地域の方が子供向けに「ヨーヨー水風船」や「バザー」といった
ちょっとした出店を用意して下さっています。
子どもたちは150円を持参しました。
(10円とか50円とかわかるかな?)
お金を渡してヨーヨーに挑戦です。
親切に釣り方を手ほどきしてくれます。
ん!? ... 釣れたっ!
バザーでは自分で品定めをしてお買い物をします。
真剣です...。
あ、 きくさん と さくらさん も到着したようです。
では、 ふじさん と たんぽぽさん は幼稚園に帰りましょうか。
帰りも街の小道を通ります。
花や緑がますます鮮やかな季節になりました。
暑い夏がやってきます。
(関連URL)
伊予かすり会館 : http://e-hime.jp/kasuri/
文化庁データベース : http://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails.asp?register_id=101&item_id=00002313
(追伸)
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