反転授業実践ブログ

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級友の練磨って何?

2017-05-03 13:30:38 | 日記
級友の練磨について

 級友の練磨とは生徒が新しい問題を作成し、それをみんなが解き、生徒が採点し、解説するという取り組みです。
まさに生徒の、生徒による、生徒のための新たな演習の形です。
 
 これまでの演習問題は、問題集や先生から与えられるものと相場が決まっており、
生徒はそれを解くことのみを行ってきました。しかも答えがきちんと存在しており、
定型的ないわゆるどこかにその解法が示されている問題ばかりでした。
 もちろん受験数学をマスターするには有効であり、手取り早い学習方法であることは否定できません。
一般的に行われている授業では、情報や知識などの情報収集力はつきますが、
「分析する力」「活用する力」はあまりつかないと思っています。
なぜなら与えられた問題を解くだけでは答えに注目してしまい、表面的な理解に留まり、
分析するという段階の思考が省かれるからです。
ましてや個人の活動に終わっていたのでは、
「共感する力」や「協働する力」は全くつかないと言っても言い過ぎではないとないと思います。
 
 問題を作問することで次のような効果を期待しています。

(1) 問題の本質が見える
(2) 解答が出ない問題にも当たることもあり、それを分析することで理解が深まる
(3)自分の持っている知識をフル活用して、戦略を立てる思考力を養うことができる
(4) まだ誰も考えたことのない新しいアイデアを創造することができる
(5) 出題者の意図などが読めるようになる

1年生最初の作問は、教科書の数字を変えただけからスタートしましたが、
やがて生徒は優秀なS君には簡単に解かれたくないといった、競争心とも遊び心とも取れる気持ちが働き
京大などの過去問から取り上げて問題の難易度は上がりました。
しかし、作問のではなくどこかから入手したcopy and pasteの班ばかり目立つようになりました。
1からの策問は時間がかかりますが、入試問題を材料にもう一工夫求めていくために
改めて上記のことを生徒に伝えました。

          
ジャンル:
学校
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