最近、小保方さんの記事がやたらと出ている。言うなればバッシングだ。博士号は実はコピペだったとか、ハーバード大の教授は論文を読んでいなかったなど。でも、そんなことが実際に起こりうるのだろうかと思っている。
第一、彼女は早稲田大学大学院で博士号と取得している。私は社会科学系だから、自然科学の研究方法と実証方法は少し異なるかもしれないが、論文を書く基本は変わらない。つまり、他人の論文を引用したならば、必ず引用を明らかにするなど常識中の常識だ。そんなこと学部生だって知っている。
ゼミで論文指導する際に、また、授業のレポート課題でさえ、自分の意見と他から引用した箇所とははっきりと区別しなければならないと繰り返し指導し、それを明記しない場合は盗作だと教えている。さらに、今はどの論文から引用したか等調べるツールだってあるから、すぐに盗作だと分かるのだ。
もしも早稲田大学大学院が小保方さんの論文も読まず博士号を出したとしたら、早稲田大学大学院自体が問題であって、そんなところは大学院の体をなしていないということだ。修士論文でさえ主査に加えて副査数人で審査するものだし、博論に至っては半年以上もかけて審査し、面接試験を行って博士号が取得できる。
だから、どうしても今色々言われていることが研究者としては信じ難いのだ。何より、大学として早稲田大学の受けるダメージは大きい。小保方さんは、大学から大学院の博士課程迄の9年間、指導教授から何を指導されてきたのだろうと思う。
私は厳しいことで有名な研究室に入り、指導教授に指導されてきたし、研究者としてあるべき姿も指導されたきた。この研究室では女性が最後まで教授の指導を受けられず、破門された女子研究者を多々みてきた。
彼は研究者としては今も健在で、超一流だし尊敬も出来るけど、研究だけを中心にした生活をもう50年以上も続けている。今でも指導教授にお会いすると緊張する自分がいる。小保方さんは一体何を指導されてきたのだろうか?
第一、彼女は早稲田大学大学院で博士号と取得している。私は社会科学系だから、自然科学の研究方法と実証方法は少し異なるかもしれないが、論文を書く基本は変わらない。つまり、他人の論文を引用したならば、必ず引用を明らかにするなど常識中の常識だ。そんなこと学部生だって知っている。
ゼミで論文指導する際に、また、授業のレポート課題でさえ、自分の意見と他から引用した箇所とははっきりと区別しなければならないと繰り返し指導し、それを明記しない場合は盗作だと教えている。さらに、今はどの論文から引用したか等調べるツールだってあるから、すぐに盗作だと分かるのだ。
もしも早稲田大学大学院が小保方さんの論文も読まず博士号を出したとしたら、早稲田大学大学院自体が問題であって、そんなところは大学院の体をなしていないということだ。修士論文でさえ主査に加えて副査数人で審査するものだし、博論に至っては半年以上もかけて審査し、面接試験を行って博士号が取得できる。
だから、どうしても今色々言われていることが研究者としては信じ難いのだ。何より、大学として早稲田大学の受けるダメージは大きい。小保方さんは、大学から大学院の博士課程迄の9年間、指導教授から何を指導されてきたのだろうと思う。
私は厳しいことで有名な研究室に入り、指導教授に指導されてきたし、研究者としてあるべき姿も指導されたきた。この研究室では女性が最後まで教授の指導を受けられず、破門された女子研究者を多々みてきた。
彼は研究者としては今も健在で、超一流だし尊敬も出来るけど、研究だけを中心にした生活をもう50年以上も続けている。今でも指導教授にお会いすると緊張する自分がいる。小保方さんは一体何を指導されてきたのだろうか?