真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

総人口の約36%

2009年10月02日 | Weblog
シンガポール政府は28日、6月末時点の総人口が前年比で3.1%増加し、約499万人となったと発表した。うち外国人は6.7%増加し約179万人になり、総人口の約36%を占めた。外国人数は1990年と比べ、約4.2倍となった。

シンガポールの少子化で悩む子にの一つだ。1人の女性が生涯に産む子供の数を示す合計特殊出生率が2008年は1.28と、日本よりも少子化が深刻だ。シンガポールはもともと多民族国家だが、シンガポールに行くたびに、外国人労働者が増えているな~と感じていた。3人に1人が外国人なら多いはずだ。

日本に置き換えると、4千万人近くが外国人ということになる。シンガポールは経済成長を支えるため、移民や外国人労働者の受け入れを進め、40~50年後に総人口を650万人に増やす計画らしいのだ。TVを観ると、様々な言語の放送がなされているから、これからもっと多言語で放映されることになるかもしれない。

6月末時点の人口の内訳は国民が64%、外国人永住者11%、企業駐在員や出稼ぎ労働者などの外国人非定住者が25%だ。マレーシアから独立して約50年、1979年にシンガポールを訪れた時、人口を減らそうと「Four is enough」キャンペーンをしていたのが嘘のようだ。

日本でも少子化に伴って、大型レジャーランドが閉鎖になったという記事を読んで、日本の少子化も深刻なんだなと思ったのだが、高齢化社会に向っている日本でも、早晩移民政策や外国人労働者受け入れ政策が変わるかもしれない。



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