*そらの栞*~きままにブログ~

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稲垣吾郎くん好きであるため、
ゴロログになりかねないかも。

魔法の万年筆へ。

2007-05-22 | 吾郎くん
夢の舞台から戻って2日。
やっと落ち着いてブログを書いています。
コミカルでスパイシーでそして切ない..舞台の上でそれぞれの
役柄の中に自分をみつけてしまうような、見つめさせられるよう
なそんな演目でした。

ヴァージニア・ウルフは、とても難解と吾郎くんも語っていました
が、あの時も人の複雑で哀しい、それでいて愛おしい何かを感
じることができたと同様、今回も違った切り口と表現で私の心に
きちんと届くものを見せてもらったと思っています。

共演の皆様、素晴らしいです
私的には阿南さん、久世さん、山崎さん、もちろんマッチャーさん。
そして場面は少ないのですが、小林さん。
さすが!と思わせる場面が何度もありました。
だからこそ、登場人物それぞれの気持ちが伝わってきたのだなと。

初日や何回か観劇されている方の感想を聞いていますと、吾郎く
んがどんどん進化していっているそうで、これも共演者の方々から
受けるたくさんの力があるのだと、思わずにはいられませんね。
 
そして、単純に吾郎くんが舞台の上で演じている姿に会えた嬉しさ。
ひとつひとつの動き、声の響き、仕草、表情を見逃すまい(笑)と追
いかけてしまう自分もしっかりといて。
友人の努力で座らせていただいた前列のお席では、まさにその状態
になってしまったことを白状致します。


以下は少しネタバレを含みますので..。
ご注意を~ただレポにはなっておりません。

このお芝居は特にラストへ向けてはなにも知らないまま観劇に出かけ
ることをお薦めしたいな。
私的な感想と覚書、日にちは順不同(苦笑)。














18日ソワレが私にとっての初日でした。
舞台正面に向かって左側の中段列での観劇となりました。
19日マチネに前列を控え(笑)なんとか落ち着いて観劇できることが
できたので、私にはBestの初日だったと思います。
吾郎くん@パーカーのぴょぉぉ~んぴょぉぉ~ん(可愛い)はもちろ
んのこと、それぞれの動きやペンの取り合いにおける追いかけっこ、
右に左に移動してのコミカルなやり取り、そんな姿をゆっくりと楽しむ
ことができました。

ハプニングは、それに役者さん達がどんな機転を利かせて行くのか
を見たくて、毎回楽しんでしまいました。

19日ソワレでの出来事。
バカンスからお帰りになったパーカーが机にもたれている場面。
まさに角度的に目の前で~~。
白いお帽子をすっと取る..目線が下から上へ。
私にとってはその目線がスローモーションの様に自分の目の中に入っ
てしまい..瞬殺されました。
無意識に(笑)それが態度に出てしまったと思われるワタシで、友達に
横から突っつかれました(苦笑)。

チャイナタウンでは、お話の中でもシリアスで重い場面が多いのですが、
小林さん演ずるエルバンの叫びには思わず涙が..。
たくさんの思いがそこにあるようで。
そして、父として、万年筆職人としての自分へのふがいなさが短い場面
の中にぎゅっと詰まっているようでした。

モンブラン、セーラー、パイロットの演技には見事に笑わされました。
まさにコミカルであればある程、後半のこの兄妹の背負う哀しさが大きく
伝わってきますね。
20日のマチネでは1幕終わりに自然と拍手が起きましたが、引き込まれ
るような熱演でした。
パーカーとウォーターマンの男同士、ある意味戦友である2人の関係が複
雑な男心として伝わっていきたこと。
愛人がパーカーに放つ一言。
いいですね、響きます。

全体を通して、場面毎にお衣装が変わることが、吾郎くんファン的には単
純に嬉しいです。ただ、コートやお帽子で防備(笑)されていると、もっと乱
れて?!いていいんじゃないの?と思わず突っ込みたくなる場面もありま
した(笑)。特に20日マチネ..おいおい、さっきの乱れた状態はドコへ?
だったパーカーさん。

初々しい表情から、傲慢な態度の場面、苦悩する様子。
一人の青年の野望と心の弱さ、揺れていくその姿。
ひとつひとつに目が離せないのが、やはり吾郎くんでパーカーで。
髪が乱れ、心も乱れ..その姿についウットリと..(笑)。
ちょっとズレが踊りに、ああ、吾郎くんだわと思い出したりして(爆)。

本当に見ごたえがあります楽しめます
細かい素敵ポイントは、数え切れないほど自分の中に。

さぁ、次はどんな風に舞台が吾郎くんが進化していってくれるのか、本当
に楽しみです。




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