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「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

憲法施行70年 先駆性を考える 第2部 基本的人権掲げて② 保育園問題から見る 子も個人として尊重

2017-04-20 13:32:59 | 平和・憲法問題について
憲法施行70年 先駆性を考える 第2部 基本的人権掲げて② 保育園問題から見る 子も個人として尊重

昨年2月、「保育園落ちた。日本死ね」という衝撃的なネット投稿をきっかけに、保育園待機児童解消が大きな社会問題になりました。反響の大きさに安倍晋三首相は「待機児童を必ずゼロにさせる決意です」(2016年3月参院本会議)と表明しました。
ネット上の書き込みに対し「誰が書いたかわからない」という自民党の反応に、「保育園落ちたの、私だ」という反論が広がりました。それは“私たちにも尊厳がある”という強い抗議でした。



待機児童問題の解決を求めて国・自治体への要望を話し合った集会参加者=3月7日、衆院第2議員会館

“待機児童解消”政府が目標放棄
しかし、今年も多くの子どもたちが認可保育園に入れない状況に変わりありません。安倍首相は“待機児童解消”の目標達成は「非常に厳しい状況」(2月17日、衆院予算委員会)だと述べ、事実上放棄する姿勢を示しました。
保育問題からみえてくるのは、勤労権保障の貧弱さと子どもの人権が傷つけられている実態です。
認可保育園に預けられなかった東京都内の小林結さん(42)は「保育園に預けられなければ、世帯収入は激減します。どうしたら生きていけるのかと考えました」といいます。
共働きでソムリエの資格を持つ小林さんは、子どもを産みたいと強く望んでいましたが、「自分の収入でやっていける自信がつくまで産めませんでした」と言います。「男社会」といわれる酒にかかわる業界で働き続け生計を維持し自己実現することと、出産・子育ての両立の困難さを語ります。

認可園に入れず虐待的な処遇も
やっと子どもを産めると思ったときに、厳しい保育の現実にぶつかります。
妊娠中から“保活”をはじめ10以上の保育園を見学。認可保育園には入れず、2歳までしか預けられない認証保育園を利用することになりました。
見学したある保育園では、幼児にタオルエプロンを首からかけ、それをテーブルクロスにしていました。子どもが全く自由に動けないうえに食器を置いて食べさせ、そのままで絵本の読み聞かせをしていたといいます。
最近も、兵庫県姫路市の認定こども園で子どもへの虐待的な処遇が大きな問題になりました。
小林さんは言います。
「憲法に子どもを意味する言葉があるのは、教育を受けさせる親の義務と、児童の酷使の禁止の2カ所です。子どもは守られるべき部分はあるが、基本的にすべておとなと対等だと日本国憲法はうたっています。子どもは矯正の対象ではなく、個人として尊重されなければならないはずです」
(つづく)

「しんぶん赤旗」日刊紙 2017年4月18日付掲載


望む子どもがすべて入れるように、認可保育園の増設が必要です。そのためにも、用地の確保、保育士の人件費など国が責任をもって財政的保障を。
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