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資金繰りの改善手法-Ⅲ.財産管理から資金繰りを楽にする-28.過剰在庫・不良在庫の原因をつかめ

2010-03-01 06:33:26 | 企業支援
資金繰りを楽にするためには、在庫を減らす必要があります。
では、在庫を減らすためにはどうすればいいのでしょうか。

なぜ在庫が増加したのか、なぜ過剰在庫・不良在庫を抱えてしまったのか、その原因を究明しましょう。
過剰在庫の原因は、ほとんどの場合「販売計画と仕入・製造計画の失敗」といえます。


原因① 在庫切れによる販売機会の喪失を恐れた大量仕入による過剰在庫の発生
→解決策①-1 売上至上主義の転換
 解決策①-2 売れ筋商品と納入予定品のみを持つようにする。
原因② 返品による滞留在庫化、不良在庫化
返品されたものがすぐに違う得意先に売れればいいのですが、
返品される過程で傷や汚れがつき売れ物に耐えれないケースがあります。
→解決策② 返品が生じない売り方を検討する必要があります。
原因③ 仕入単価が安くなる、リベートがもらえるといった理由で大量仕入するケース
→解決策③ 大量仕入は、単価が下がることからコスト削減になるように感じますが、
売れ残ることにより目に見えない膨大なコストが発生します。その結果、さらに資金繰りを悪化させてしまいます。

【販売計画、仕入・製造計画に失敗はないのか?】


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