きつけ塾 いちき

「きもの」の袖に手を通す時に、「ときめき」を感じる日本の女性たち。
この「胸の高まり」は、いったい何なのでしょうか。

北斎のおもしろ歴史漫画 10

2016-10-02 01:50:53 | 北斎漫画

鍛冶屋

手も足も使って…
 漫画は、街の鍛冶屋さんです。
 鋤鍬師」
ともいうんではないかと思います。
 農機具はもちろん、何でも作っていました。

 右側の職人さんは、手だけではなく、足でも鞴(ふいご)を扱っています。身体全体をつかって仕事をする…熟練の仕事師…。
 鞴(ふいご)は、鉄をアメのように柔らかくするために、火の温度を高める空気を送り込む器具で、漫画の鞴は「箱鞴(はこふいご)」といいます。

タタラを踏む…の語源
 刀鍛冶の製鉄は、足で踏んで空気を送る、大きな蹈鞴(たたら)と言う器具を使いました。
 悔しがる時に「タタラを踏む」と言いますが、それはこの蹈鞴を踏むさまが、まるで悔しがって足で地面を踏むのに似ていることから言われだしたものです。

 それにしてもこの職人さんたち裸で…鉄を打つ真っ赤な火の粉が熱くないのでしょうか。






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