
神戸栄光教会

(こうべえいこうきょうかい)
神戸市中央区下山手通4-16-1

兵庫県庁と兵庫県公館の間に立つ神戸栄光教会。レンガの色が彩りを添えています。
〔所 属〕
日本基督教団
(プロテスタント)
神戸栄光教会 は、関西学院の創立で有名なJ・W・ランバス氏が旧居留地47番に創立した南メソジスト派神戸教会がその基礎となっています。1886(明治19)年に来日したランバス氏は、その4ヶ月後に来日した息子のウォルター夫妻とともに伝道に努め、2年後には中央区下山手5丁目に会堂を新築しました。ウォルター夫妻は1890(明治23)年にアメリカに帰国し、J・W・ランバス氏もその2年後に亡くなりましたが、神戸栄光教会 自体はその後も発展を続けていきました。1922(大正11)年には赤レンガのモダンな建物が建てられ、長く神戸のランドマークとして市民に親しまれています。

神戸栄光教会の正面玄関(左)と、その前にある手入れの行き届いた美しい花々(右)。
美しい景観で市民に愛された神戸栄光教会 も、阪神・淡路大震災によって全壊し、長い間仮設での暮らしが続きました。震災の5ヵ月後には再建委員会が作られ、再建に向けて議論を続けましたが「震災の記憶を払拭するためにも21世紀にふさわしい教会を」「慣れ親しんだ以前の姿に戻したい」など様々な意見が出てなかなか再建案がまとまりませんでした。それだけ信徒の皆さんの教会に対する思いが強かった事が伺われますが、「一日でも早く再建を。しかし急いで進める事はせず、じっくりみんなの気持ちをまとめよう」」というスタンスで意見の集約が進められ、ようやく2002(平成14)年になって再建案がまとまりました。最終的には「やはり以前の姿が一番良かった」という意見でまとまり、寄付金も集まってきた事で2004(平成16)年にレンガ造りの懐かしい姿での再建を果たす事となりました。
神戸栄光教会 の創始者であるランバス親子は関西の教育界にも大きな功績を残しています。1886(明治19)年にウォルター夫妻が開いた読書館は、のちのパルモア学院となり、原田の地に設立した関西学院は、のちに西宮市上ヶ原に移転して関西有数の私立総合大学へと発展していきました。関西学院大学と合併した聖和大学もランバス氏が設立したものです。

レンガ造りの美しい建築は「第19回神戸景観・ポイント賞」を受賞しました。
アクセス
・JR「元町駅」下車、北へ徒歩8分
・神戸市営地下鉄「県庁前駅」下車、西へ徒歩2分
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拝観料
・無料 (教会なので見学は控えめに)
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