木村草太の力戦憲法

生命と宇宙と万物と憲法に関する問題を考えます。

満員御礼!

2012-03-24 13:33:56 | 3/23建築家VS憲法学者シンポ
昨日、無事にシンポジウムを終えることができました。

まず、会場は立ち見がでるほどの盛況で、
建築会館ホールでのシンポジウムとしても、かなり多くの方が参加してくれた方に入る
とのこと!満員御礼!!

終わった瞬間、ああ良いシンポジウムだった、という空気が会場に流れ、
私自身も、非常に楽しかったです。
打ち上げでの様子を見ても、
主催・共催の宇野先生、布野先生、上村さんも大変満足してくれたようで、
パネリストの各先生も、非常に有意義で良い話し合いができた、という感想でした。

本当にありがとうございました。

「仮設は悪か?」(内藤発言)
「この国は勝手に死ねない国なんです。」(内藤発言)
「日本には公共性があったのか!」(松山発言)
「あまり言われないけど、子どもの問題。」(松山発言)
「信託からプライバシーを捉えなおすべきです。」(駒村発言)
「憲法思想と建築思想は、パラレルに語ること出来る場面が多々あるのです。」(石川発言)
「誰が何のためにつくるのか?」(山本発言)
「われわれ建築家は、文化専門職として、権利があるのではないか?」(山本発言)

いやあ、私もいろいろ調べたので、発言したかったのですが、
タイムキーピングに追われている面もありまして・・・。

とはいえ、私も、震災や復興をテーマにした著書を書こうと思っていたので
私の考えや、今回のシンポジウムで発見された論点について
私なりに論じてみようと思います。


まだ、アンケート集計段階とのことですが、
議論は面白かったが、もっと深く時間を書けて話してほしかった、
というご意見が多かったようで、
シンポジウム終了後の理顕さんも開口一番
「いやあ、面白かった。またやりましょう!」でした。

私も今後につながればいいな、と思います。

・・・・・・・・・・・・・・・。
ということで、お知らせですが、
シンポジウムを共催してくださった日本評論社さんが
法学セミナー7月号、8月号の二回にわたり、
シンポジウムの内容を掲載する、と決定してくださいました!

会場に行きたかったけど、行けなかった、という方、
発言の内容を確認したい!という方、どうぞよろしくお願いいたします。

会場で配布した「シンポジウム・ガイダンス」も、
なんかの形で配信できないかなあ、と模索中です。
読んでみたいという方、コメントください。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
このブログを見てきてくれた方も、
たくさんいて、すごくうれしかったです。
(たくさん、サインもしました。
 実は会場には、羽鳥書店の羽鳥社長、急所担当編集の吉田さんも
 いらっしゃっていて、
 その様子をみてすごく喜んでいらっしゃいました。
 ありがとうございました。)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
さて、それはそうと、アンケートには
私の声が小さいというご指摘もちらほらあったらしく、すいませんでした。

実は私、昨日は非常に体調が悪く(38度6分くらい熱があった・・・)、
体調管理が悪いのは、プロとして恥ずべきことですが、
ユンケル飲んで、3時間、がんばってみました。

ユンケル、さすがタモリさんのお勧めだけあって、
いやあ、効きました。
それでも、ちょっと力が出ず、声が小さくなってしまったかもしれません。
すいませんでした。

体調不良で、打ち上げ途中で帰ってしまったのですが、ああ、残念。
もう少し、各先生とお話したかったのですが・・・。

ではでは、会場にいらしてくれた皆様、本当にありがとうございました。

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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ララオ)
2012-03-24 14:22:09
体調不良の中おつかれさまでした!
(サインもらった人いいな~)

遠くて行けなかったので、法セミ楽しみです。

「シンポジウム・ガイダンス」
読んでみたいです!
Unknown (vi-_-io)
2012-03-24 15:12:24
昨日はありがとうございました。
体調悪いのにもかかわらず、サインなどに応じていただきありがとうございました。
どうも、いいだしっぺです。
終わって先生がいないと思ったら、外で行列がビッシリ!(入場者にはサイン目当ての人もいたのではないかというほど)
シンポジウムの内容も充実しており、先生方のお話をもっと聞いていたいという気持ちでした。
2Dkの奥深さにびっくり。
興奮しすぎて、会場にペンケース忘れました。
シンポジウムに対する先生のご意見ブログで伺えること楽しみにしています。
昨日はご苦労様でした。 (稲葉振一郎)
2012-03-24 15:18:38
初めまして。昨夜は駒村先生と石川先生にはご挨拶したのですが、木下先生にはお声がけせずに帰ってしまいまして、失礼いたしました。
昨日のシンポジウムの感想をまとめさせていただきましたので、お知らせさせていただきます。
http://d.hatena.ne.jp/shinichiroinaba/20120324/p2
配信よろしくお願いいたします。 (小川祐之)
2012-03-24 18:13:08
パネリストが「面白かった」というシンポにいけなかったのは本当に残念でした。法セミ7・8月号を心待ちにいたします。

「シンポジウム・ガイダンス」の配信も、是非ともご検討くださいますようお願いします。
Unknown (持ち球はカミソリシュート)
2012-03-24 18:51:08
体調の悪い中、お疲れさまでした。
次回は、一人持ち時間3時間でいかがですか。
その際は先生も体調を整えて是非ご参戦を。
タイムキーピングはギリシャ人にでもやらせましょう。
とてもとても、楽しかったです。
Unknown (七氏)
2012-03-24 20:00:28
始めて先生の顔を見たらビックリ
もっと太めな感じをイメージしていましたw
Unknown (めがふぉにっく)
2012-03-24 21:05:12
木村先生、昨日はお疲れ様でした。
高熱にも関わらず快くサインに応じて頂き、ありがとうございます。

これからしばらくは、頂いたサインを身の回りの法学徒に見せびらかす日々になりそうです(笑)

シンポジウムですが、
一住宅=一家族という、想像していた以上に壮大なテーマが設定されており、興味深かったです。

また、今まで建築には特に興味はなかったのですが、
「家を建てる」という行為一つをとってみても、
建築学と法学(建築基準法はもちろん、憲法、行政法、民法など)が密接に関連していることがわかり、
建築が身近に感じられるようになりました。

個別のお話の中では、
駒村先生のプライバシー概念の変化のお話に一番強く反応しました(受験生としてのアンテナが)。
サインありがとうございました (YS)
2012-03-24 21:13:24
モデレーターでお疲れのうえ,体調が悪かったのに,快くサインに応じていただいてありがとうございましたm(__)m
それにもかかわらず,木村先生が盛り上がるような話題を咄嗟に振ることができず,言うに事欠いて「駒村先生もファンなんです」とか意味のわからないことを口走って,スミマセン↓↓
危うく「石川先生って,意外に横文字使って話さないんですね」とか余計なことも付け加えそうでした(汗)

シンポジウムはこれからの議論のインデックスという感じだったので,先生の設定した各テーマ1つずつ3時間でもいいですね☆
土地という私有財産を基礎にどうやって公共空間を形成していくか,逆に公共空間を創り上げるために個人の土地や居住を奪うことがどこまで許されるかという話をもっと聴いてみたかったです。
憲法学者と建築家との対話は,学問と実務の架橋の好例ですね!

お大事になさってください。
Unknown (Drunkar)
2012-03-25 04:48:55
はじめまして。
シンポジウムお疲れ様でした。
僕は関西の建築学科の学生なのですが、今回のシンポジウムに関心を持っていた人も多く、関東の学生が羨ましい限りでした。
法学セミナー7月号、8月号楽しみにしています。
「シンポジウム・ガイダンス」も配信してくださると非常に嬉しいです。
また、関西での御講演もお待ちしています。
Unknown (matzumu)
2012-03-25 23:03:10
はじめまして。
帰り道に、初めて行ったシンポジウムが今回のシンポジウムでよかったと友達と話していました。
体調不良であったにもかかわらず、快くサインにいただき、ありがとうございました。
せっかくの機会なのに、先生ともう少しお話すればよかったとこと、悔やんでいるところです・・・。
またいつかお会いできる日を楽しみにしています。
お大事になさってください。

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