キミちゃんの新しい事務所がはいっている
新・衆議院第2議員会館の地下3階に
東京都の認証保育所「キッズスクウェア永田町」ができるらしい。
議員会館内にあるからといって、
別に議員や秘書の子ども専用というわけではなく、
東京都の認証保育所なので、
近所の人も(議員会館の近所にお住まいのかたなんて、
ちょっとわたしなどとはちがった感覚でお暮らしになっている
ような気がしないでもないが)平等に入園申し込みができるという。
新しい議員会館にはいる(たとえばキミちゃんに面会に行く)手続きは、
これまでの議員会館のそれよりやや煩瑣になっているような気がするが、
その場合には、近所のお子さんのおとうさんやおかあさんは、
毎朝その煩瑣な手続きをして議員会館にはいることになるのだろうか。
それとも、議員や秘書のように、
議員会館に自由に出入りできるICカードのようなものをもらえるのだろうか。
ともあれ、このように、
保育施設は確実にふえてきている。
「キッズスクウェア」のアルファ・コーポレーションのように、
日本保育サービスという企業も
「アスク」という保育園のチェーンを拡大している。
だけど、それだけでいいのか。
わたしの長女は、夫が難病なので、
1歳半あまりの子どもを保育園にあずけて看護師の仕事をしている。
ところが、あまりにも頻繁に勤務先が変わっているので、
昨日、電話で話したときに、
いま看護師の仕事はいくらでもあるのだろうが、
1か所に腰を据えてキャリアを積むことも大切だぞと、
まあ、父親として一度はしておかなきゃと思っていた忠告をした。
そしたら、長女が反論してきた。
いやみ、いやがらせ、いじめ……、
病気もすれば、ちょっとした体調不良も起こす子どもを保育園にあずけてはたらいていて、
そういう問題が生じるたびに画一的な勤務時間を守れなくなる職員に対する風当たりが、
これまではどこの職場へ行ってもひどかったのだという。
それでは、いくら保育園をふやしても、
保育園チェーンの会社が太るだけで、
子どもをつくって育てようとしている若者はそれ以外の人より苦労をしろということで、
あまり意味はないのではあるまいか。
わたしが子どものころには、
シベリア抑留の影響もあったのか、父が結核を発症して入院したあと、
祖父母や姉やわたしをひとりで養わなければならなくなった母につれられて、
よくその勤務先の鉄工所に行って時間をつぶしていた。
母が仕事をしているあいだ、
姉やわたしが宿直室あたりで遊んでいると、
母の鉄工所の同僚のみなさんがよく声をかけ、相手をしてくれた。
保育園の拡充・整備は、子育てのインフラ整備という意味で重要だろう。
だが、それ以前に必要なのは、
国の大人全員が大人になること、
国全体で次代をになう子どもたちを歓迎する気持ちをもつことではあるまいか。
新・衆議院第2議員会館の地下3階に
東京都の認証保育所「キッズスクウェア永田町」ができるらしい。
議員会館内にあるからといって、
別に議員や秘書の子ども専用というわけではなく、
東京都の認証保育所なので、
近所の人も(議員会館の近所にお住まいのかたなんて、
ちょっとわたしなどとはちがった感覚でお暮らしになっている
ような気がしないでもないが)平等に入園申し込みができるという。
新しい議員会館にはいる(たとえばキミちゃんに面会に行く)手続きは、
これまでの議員会館のそれよりやや煩瑣になっているような気がするが、
その場合には、近所のお子さんのおとうさんやおかあさんは、
毎朝その煩瑣な手続きをして議員会館にはいることになるのだろうか。
それとも、議員や秘書のように、
議員会館に自由に出入りできるICカードのようなものをもらえるのだろうか。
ともあれ、このように、
保育施設は確実にふえてきている。
「キッズスクウェア」のアルファ・コーポレーションのように、
日本保育サービスという企業も
「アスク」という保育園のチェーンを拡大している。
だけど、それだけでいいのか。
わたしの長女は、夫が難病なので、
1歳半あまりの子どもを保育園にあずけて看護師の仕事をしている。
ところが、あまりにも頻繁に勤務先が変わっているので、
昨日、電話で話したときに、
いま看護師の仕事はいくらでもあるのだろうが、
1か所に腰を据えてキャリアを積むことも大切だぞと、
まあ、父親として一度はしておかなきゃと思っていた忠告をした。
そしたら、長女が反論してきた。
いやみ、いやがらせ、いじめ……、
病気もすれば、ちょっとした体調不良も起こす子どもを保育園にあずけてはたらいていて、
そういう問題が生じるたびに画一的な勤務時間を守れなくなる職員に対する風当たりが、
これまではどこの職場へ行ってもひどかったのだという。
それでは、いくら保育園をふやしても、
保育園チェーンの会社が太るだけで、
子どもをつくって育てようとしている若者はそれ以外の人より苦労をしろということで、
あまり意味はないのではあるまいか。
わたしが子どものころには、
シベリア抑留の影響もあったのか、父が結核を発症して入院したあと、
祖父母や姉やわたしをひとりで養わなければならなくなった母につれられて、
よくその勤務先の鉄工所に行って時間をつぶしていた。
母が仕事をしているあいだ、
姉やわたしが宿直室あたりで遊んでいると、
母の鉄工所の同僚のみなさんがよく声をかけ、相手をしてくれた。
保育園の拡充・整備は、子育てのインフラ整備という意味で重要だろう。
だが、それ以前に必要なのは、
国の大人全員が大人になること、
国全体で次代をになう子どもたちを歓迎する気持ちをもつことではあるまいか。










