サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

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偽札(おもちゃであっても国家テロ度80点)

2009年04月17日 | それでも世界は回る

偽札、母がこしらえ娘が使った容疑 夫に借金隠すため



2009年4月17日12時25分


写真:上が偽1万円札、下が本物=福岡市東区の東署上が偽1万円札、下が本物=福岡市東区の東署



 夫に借金がばれないように偽1万円札を作ったとして、福岡市東区のパートの女(42)を通貨及び証券模造取締法違反(通貨模造)の疑いで福岡県警が逮捕した。その偽札を使ったとして中学生の長女(13)を偽造通貨行使の非行事実で児童相談所に通告し、友人の無職少女(15)を同容疑で緊急逮捕した。17日の発表によると、3人とも認めているという。


 東署などによると、女は07年7月、自宅のカラーコピー機で偽1万円札を約20枚作った疑いが持たれている。家族に隠れて借金し、家計から返済に回したことを気づかれないようにするため思いついたらしい。女は「使うつもりはなく、夫に金があるか聞かれた時のために封筒に入れていた」と供述しているという。


 長女と友人は今年4月10日午後6時半ごろ、同区和白3丁目のコンビニでこの偽1万円札1枚を使い、約260円分の買い物をした疑いがある。長女が自宅に偽札があるのを知り、勝手に持ち出していた。ほかに数件、同様に使用していた疑いがあるという。偽札は一回り小さかったり、余白の部分が均等でなかったりしていた。


1970年前後だったかな、赤瀬川原平さんはいまは「老人力」なんていっちゃって、脱力の人を演じているが、60年代からの叛芸術運動ーハプニングの流れなどで、結構ラジカルな活動をしていた。
そのなかでも、「紙幣」を芸術として確信犯的に模写したことで訴えられ、裁判となった。
国家にとって、「通貨」を模造することは、権力の根源の部分への「テロ」となるのである。
それが「偽札事件」のように、精巧であるかどうかは二次的な問題である。
今回の事件でも、娘たちが軽い気持ちで市場で交換価値として使用したと言うことは、あきらかに問題である。
こちらは、「偽造通貨行使」の罪による。
でも、この母親が、亭主をごまかすために「おもちゃ」の偽札を作ったことは、たぶん誰が見てもひどいしろものなのだろうが、この時点で「通貨偽造」の罪に問われるのである。
若いとき僕たちは、サイコロ賭博などで遊んでいるときに、ゲームを盛り上げるために紙幣をカラーコピーして、軍資金の気分を味わったものだ。
あくまでも、おもちゃである。
でも、外で使わなかったとしても、そのことで罰せられると言う理屈になる。
現在のように、デジタル加工技術が精妙になり、安い家庭用のカラープリンターで精巧な複製が作れるようになったが、遊びで「通貨」を複製するのは危険なことなのである。


 


 

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