サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

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口説き上手/黒川紀章(建築家)/73歳

2007年10月16日 | 毎日がメメント・モリ

黒川紀章氏急死 妻若尾文子さんに遺言「本当に好きだった」


10月13日8時1分配信 スポーツ報知




 世界的建築家で、今年の東京都知事選と参院選に出馬した黒川紀章氏が12日午前8時42分、心不全のため東京都新宿区の東京女子医大病院で死去した。73歳だった。黒川氏は今年7月の参院選直後から、体調不良のため入退院を繰り返していたという。女優で妻の若尾文子さん(73)は同日、黒川氏の遺言として「本当に好きだった」と言われたことを明かした。葬儀は13日に近親者のみで行う。

 黒川氏の妻・若尾さんは12日夜、東京・港区の自宅でインターホン越しに報道陣の質問に答え、遺言として「本当に好きだった」と言われたことを明かした。

 今年4月の都知事選に続き7月には参院選。精力的な選挙戦を展開した黒川氏だが、参院選最中から体調を崩し、選挙後は入退院を繰り返していたという。2日前から再び東京女子医大病院に検査入院。この日の朝、突然息を引き取った。

 若尾さんよると、最後に言葉を交わしたのは10日。「私はいい奥さんじゃなかった」と話しかけると、黒川氏は「そんなこと、そんなこと…」と言葉を詰まらせたという。「その時『本当に好きだったんだから』と言ってくれた。それが遺言みたいなもの。それだけは忘れません」。

 若尾さんは参院選で共生新党から比例代表で立候補。黒川氏が体調がすぐれない時は1人で商店街を歩き回った。7月22日の宮崎市では「(黒川氏が)命をかけているのが、私には分かる。どうしてそこまでと思うが何とか当選させたい」と目に涙を浮かべながら訴えていた。

 「こんなに突然、急変するとは」という若尾さん。「あらかじめ、覚悟といっても…、こんなに人間が簡単に死んでしまうなんて、やっぱり思わないものですから、本当につらかったです」。

 この日、東京・赤坂にある自宅マンションでは親族が集まり、身内だけで仮通夜が行われた。13日に密葬が行われ、若尾さんが喪主を務める。密葬の会場となる都内の寺院には、黒川氏があらかじめ夫婦2人のために購入していた墓があるという。「こんなに早く入ると思わなかったんでしょうけど」若尾氏は声を落とした。

 詳しい死因については発表されていないが、共生新党の伏原靖二代表は「熱い夏の選挙戦で相当体調が悪く、心身ともに過労だった」と説明。先月末に黒川氏と会った関係者は「腰痛がひどく車いすだった。『お前、元気か』と言われたが、返す言葉がなかった」と振り返った。それでも政治への執念は薄れておらず「自立と共生」をテーマに掲げ新首相になった福田康夫氏について「福田さんに『共生』を取られちゃったよ」と悔しそうに漏らしていたという。

 関係者は「15年前からは酒もたばこもやめて、健康に気をつけてきた。『90歳まで生きる』と言っていたのに本当に残念。やはり選挙で体力を使い果たしたのだと思う。悲しい」と語った。

 8月中旬には建築の仕事のため、ロシアに10日間滞在するなど、建築家として仕事も精力的にこなしていた。今月20日には都内の寺で講演も行う予定だった。



最終更新:10月13日8時1分



さすがに、あっという間の出来事だった。
でも、親しい人には、今年に入ってからは、かなり体調が思わしくないことを打ち明けていたようだ。
知事選と、参院選挙での共生党の旗揚げ。
派手なパフォーマンスであったが、たぶん自分の体調のこと、年齢のこと、などから、周囲の反対を押し切って、政治の世界につっこんでいったのかもしれない。

建築あるいは都市計画の実績では、好き嫌いは別として文句のつけようがないし、国際的な知名度としては、日本の建築家としては、一番であろう。
一般大衆にとっては、若尾文子との結婚がもっとも驚かされたことである。
当時のフィルムを見てみても、あるテレビの対談番組であったのだが、若く野心的な黒川が、「バロックのような」と形容した美しく艶やかな若尾を、くどきまくっている様子が窺えて、微笑ましい。

政治家にしとくのはもったいない。落選は、余興だと思えばよい。合掌!
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