
ジェームズ・バリが、「ピーター・パン」のモデルとなった少年と出会い、その物語を完成させるまでを描いた、実話に基づく感動の人間ドラマ。主演のジェームズ・バリにふんしたのは、『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』でアカデミー賞にもノミネートされたジョニー・デップ。脇を固めるのは、ケイト・ウィンスレット、ダスティン・ホフマンと演技派の1流スター。監督はハル・ベリーをオスカー女優にした『チョコレイート』の監督、マーク・フォスターが務める。誰もが知っている「ピーター・パン」のメイキングとして観ても興味深い。[もっと詳しく]
強く信じれば、必ず行ける(見える)。
「ピーターパン」は誰もが知ってはいるが、作者のジェームズ・バリは日本ではほとんど知られていなかった。
遅ればせながらこの映画で、バリが幼いころ母親に溺愛されていた兄を亡くし、バリ自身が兄の服装を身代わりに着て、母親の注目を惹いたというエピソードを知った。
そして、「チョコレート」で名を上げたマーク・フォースター監督自身が、同じように幼いころの兄弟の死が大きな意味をもっていたと解説で述べている。
バリが劇の構想で悩んでいるとき出会ったディヴィズ家の未亡人シルヴィア(ケイト・ウィンスレッット)と4人の男の子たちは、父親の癌による不在で、困窮と寂しさを与えられている。
そしてピーターパンという物語のキャラクター自体が、「死」にふれて、オトナになることをやめてしまった少年である。
この映画の主題は、<死と再生>が幾層にも重なり合っていると思う。
「強く信じれば必ず行ける(見える)」。
この想像力への信頼と妖精的なるものへのファンタジー。
ここにバリの骨格がある。すべては<死>の超克である。
だから、時代を経ても、国境を越えても、物語は普遍していく。
サン・テグジュペリなどとも同じ物語の資質である。
場面的には、愛犬ポーソス君が、物語の節目にもからんで全体のトーンを明るくしている。
「ちょっとした想像力」で、ポーソスが熊に変わるよ、といって、公園で子供たちの前で、愛犬とダンスするバリ。
そして、目をつむると、舞踏会場で、大勢のピエロに囲まれて、踊るバリと大きな熊の場面に。
ピーターパン劇も、1900年初頭のロンドンの上流階級も、シルヴィアや4人の子供たちも、衣装がすばらしい。
確認したら、アレクサンドラ・バーンという人で、「オペラ座の怪人」の衣装も担当したらしい。さすがだ。
ジョニー・デップに関しては、抑えた演技で、大げさじゃない身振りで感情をうまく表している。さすがというほかない。
みていて、賞狙いとも、思いましたが、それはそれで、いいことです。













心がすでに、汚い大人なのでしょうか、、、
そんなこといわれたら、こちらは、濁り度90%のオジンです。
なんとなく、猫姫さんがイマイチなのはわかるな。
つくりが、予定調和だし、デップは優等生すぎるし・・・・。
ところで、TBできないようだから、猫姫さんの過去ブログで関連していそうなものあったら、コメント欄に、面倒だけど、その記事のURLをコピペしてくれると嬉しいです。
すぐ覗き魔します(笑)
でも、調子に乗っていると、、、
またスパム認定されてしまいそう、、、
帰りであろうが、行きであろうが、自由に立ち寄ってくだされ。
>猫姫さん
いやぁ、よかったね。
結局、困っているひと、多いみたいだから、猫姫さんの修復プロセスを広報してくださいな。
猫姫さんだったら、オールOKだから、50音順とかしてないから探しにくいだろうけど、過去の記事、どんどんTBしてくださいね。
僕も、深夜は強いから(笑)
「星の王子様」も、今年は、いろんな翻訳が相次いでだされましたね。「ピーターパン」もそうですが、末永く、読み解かれていくんでしょうね。
トラックバックありがとうございました。
(と、いうわけなので私の方からもトラックバックしてみました。)
私の映画評は本当にいい加減なもので、お恥ずかしいです。こちらの方がずっと詳しくて、解釈もすばらしいと思いました。参考になりました。
ジョニーデップのけっして派手じゃない演技に、私もすごさを感じました。
この映画のすばらしさは「自然な演技とセリフ」にあるのじゃないかな、と思います。
だからこそ、ラストの感動があるのではないかと・・・。
とかく、昨今の日本のドラマときたら、昼ドラにしろなんにしろ、狂ってますよね・・・。
こういう良い物がない気がします。
コメントありがとう。
ジョニーデップは、幅広い演技ができる役者さんですね。
今回は、おさえて、おさえて、でも、ファンタンジーのシーンでは、いつものデップに戻って・・・という感じでしたね。
ピーターパンシンドロームの原点を見出しながらも、それを否定することなく魅力的な物語として構築させていたのを当然の如く見せるあたりに日本映画にはない奥深さが見えました。
意外とこの手の作品をエンタテイメント作品に仕上げるのって難しいんですよね。
「チョコレート」「ステイ」と様々なタイプを作るマーク・フォースターは注目株と言って宜しいのでは?
ちょっと捉えようのない魅力がありますね。
わりと、真面目に、幻想世界というものを映画化しようとしている人じゃないかな、と思います。
そして、やっぱりフレディ君でしょうかね〜。
フレディ君がお気に入りのようですね(笑)
ジョニーは、今年はオスカーがとれそうな気配ですね。
ピーターパンのような物語が書けたんでしょうね〜。
そうそう、衣装が素敵でしたよね〜♪
そうでしたか、「オペラ座・」の衣装の人だったんですね。納得♪
景色も建物の雰囲気も良かったけど、特にあの公園がいいわ〜〜と思いました。
あそこで日がな一日のんび〜り過ごしてみたいです^^
僕は、よく公園に行きますが、ワンちゃんの変わりに、フェレットを連れて行ってます(笑)