浜崎ヒカル交通館ブログ

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就職先探しで失敗しないためのポイント

2015年11月01日 10時15分30秒 | Weblog
来月、わたしは、現在の就業場所に就職して、6年になります。
今後も、末永く仕事をさせたいただきたいと思います。
現在、岡山県は、有効求人倍率は比較的高い水準ですが、6年ほど前は、まだ厳しい状況の中でした。
また、求人が増加している現在でも、求職者と求人とのミスマッチなどの問題や、応募したものの公表している内容と実態とが食い違っていたというケースはまだまだあると聞きます。
そういうわたしも、10年以上前のことですが、入社すべきではない会社に入社してしまい、経済的にも精神的にも大きなダメージを受けるなどの大きな不利益を被ったことがあります。
それは、ある年の12月に入社したある会社です。社名を書くわけにはいかないので、ここでは、X社としておきましょう。
学校向けの学習教材の発送の請負などをしている、岡山では知名度の高い会社です。
その会社は、毎年、秋から年末にかけて、大量の人数を募集します。
応募者には面接がありますが、ほとんど形だけの面接で、面接時の態度や服装などがよっぽど悪くない限り、ほとんどの人が採用されます。
そして、入社後から晩春にかけては、本来の勤務時間をオーバーして仕事をさせられます(一応残業代は出ますが)。
しかし、わたしが入社して半年足らずの6月初めになって、異変がおきました。
突然、使用者に勤務可能時間を大幅に削られ、その分、収入が大幅に減ってしまいました。
使用者が約束どおりに仕事をさせていれば、月20日以上はあるはずの勤務日が一ケタ台にまでされたうえ、勤務時間も2~3時間までに削られてしまいました。
さらに、使用者側の勝手な都合で仕事を休まされているのに、「次の勤務日はいつですか」と尋ねると、「まだわからないから、明日、お前が会社へ電話しろ」と言われるようになりました。
それで、午後2時頃電話すると、「まだわからないから、夕方かけなおしてくれ」と言われて、夕方かけなおすと、誰も出なかったことがありました。
また、収入の減少も激しく、ピークの月の4分の1を切ったことがありました。
それを、X社の事情をしらない、ある知人に話すと、「中高生のバイト代よりも少ないね」と言われましたね。また、別の知人には、「冗談でしょ、そんな会社、どこの世界にあるの?」とも言われました。
そのときは、減収による財産的な苦痛のほか、社会人としての誇りを踏みにじられたうえ、経歴まで汚されたという精神的な苦痛も大いに受けました。
と同時に、それまで苦労と努力を積み重ねて築いてきたものが一気に崩れ落とされた感覚になりましたね。
採用から半年足らずでそんな扱いを受けるのなら、のっけから採用されないほうがまだマシです!
X社がそんな会社だと知っていたら、お人好しなわたしでも応募しなかったでしょう。応募当時、他にも応募したかった求人が何件かありましたし。
また、その会社は、わたしが取得していたフォークリフトや大型免許の取得者を募集していたそうですが、わたしは、そんな会社に入るために取得したわけではありません。
はっきりいって、そんな会社、お世話になったとは微塵も思っていません。大いにコケにされたと感じています。
離職して10年以上経った今でも、そのときの酷い扱いが原因の後遺症がまだ消えていません。
わたしなら、知人に就職先探しをしている人がいても、その会社への入社は勧めたりはしないでしょう。そんな求人への応募を勧めること自体、人を愚弄するに等しいと感じています。
このブログをご覧のみなさんは、そんな会社へは入社したくはありませんよね。
求人状況が回復した現在でも、応募するべきではない求人を出す会社はまだまだあるかもしれません。
そういう会社へ入社しないためにも、注意すべきポイントをいくつか書きたいと思います。

まず、事業所の規模のわりには求人数が多い会社は要注意でしょう。
そういう会社は、毎年の離職率が高く、毎年大量に募集しなければ、必要な人員が確保できないからです。
そして、離職率が高いということは、その会社では、労働条件が著しく酷かったり、使用者が労働者との約束を守らないのが当たり前のようになっていることが多いです。

また、中途採用なのに、毎年、特定のシーズンにのみ求人を出す会社も要注意です。
それは、わたしが応募してしまったX社にも当てはまることですが、特定の時期には業務が忙しくて大量に人員が必要だが、繁忙期を過ぎると約束どおりに仕事をさせてもらえず、減収に追い込まれた結果離職する人が多いということも考えられます。

もう一つ、これは採用されて入社するまではわからないことですが、労働条件など、労使間の約束事を、口頭のみでしか伝えない会社も要注意です。
そういう会社は、使用者が本来の規則を無視して、労働者へ酷い仕打ちをしても、労働者側が使用者の違反行為を立証するのが困難だからです。
入社をお勧めできない会社には、そのような会社が少なくないともいわれています。

他にも注意すべき点はあると思います。

ところで、みなさんは、就職先探しの際には、どのような点に注意しますか?

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (虹会会員U)
2015-11-01 21:02:39
お気持ち、お察し申し上げます。
私は22歳で就職、60歳で定年退職しました。
良い会社に就職できたと感謝しています。
就職活動は1回しかしたことがありません。
就職直後、第一次オイルショックが発生、
その時は雑用を担当していましたが、
解雇される事はありませんでした。
退職前の10年間は監査部門に所属、
労働基準法、下請法、派遣法、個人情報保護法などの
準拠状態を監査、指導する立場でした。
会社に取っては費用増になる様な監査指摘でも、
勤務先の役員は真剣に取り入れてくれました。
貴殿の前職場、マンション建設のX社など、
安全安心が誇りの日本への屈辱で、
残念でなりません。
Unknown (浜崎ヒカル)
2015-11-02 21:39:40
虹会会員U様

コメントありがとうございます。
私は、現在の勤務先に就職する前に、何箇所かの事業所を経験していた者ですが、上述の事業所X社で受けた苦痛の後遺症は、今も消えていません。
収入の減少などを苦にして、その会社は退社しましたが、後の再就職活動でも、汚れた経歴を指摘され、不採用になったこともありました。
現在の勤務先も、入社すべきではなかったX社も、非正規の身分は同じですが、勤務条件や待遇は現在の勤務先のほうが比較できないほど良く、今後も感謝して働きたいと思います。
現在は、10年前と比べると、求人が回復し、人手不足が目立っていると聞きますが、上述のX社のような会社は、世の中が多少そのように動いても、労働者の生活を無視したような使い捨て雇用は簡単にやめないと思います。
そのような企業が蔓延る限り、この国の将来はますます不安になりますね。

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