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杜撰で不経済極まりない原子力政策が、生存権を脅かし環境を汚染し続けていても、原発推進派の議員を選挙で選びますか?

柏崎刈羽原発付近のサクラにも異変!

2010年04月06日 | 動植物の異変
Twitter:yoshitaka_wさんのつぶやきより

新潟県中越沖地震で損壊した柏崎刈羽原発 翌年春周辺の桜に大異変が起きていた。物理学者の槌田敦さんは、東電公式データからしても、「わずか2日間で700年分の放射能を出したと推定できる」と指摘。

前回のエントリでも紹介した「サクラ調査ネットワーク」が2008年夏に調査結果を発表した記者会見を取材されたそうで、彼のブログ(ブックマークにリンク先を貼ってあるLiberal Utopia 持続可能な世界へ)を参照されたい。


記者会見の模様は、「エコ&ピース月刊誌Actio」1274号 (2008年8月25日発行)にも詳しく載っている。

浜岡原発近くの寒椿の異常がきっかけで始められたサクラ調査だが、5年間の全国調査で初めて、3.1%だった異常花率が22.8%と大きくはね上がった。(全国平均は2.89%)
前の年には、新潟県中越沖地震があり、柏崎刈羽原発では、火災が起き通常運転時を上回るヨウ素などのかなり大量の放射能を出した重大事故が起きている。

物理学者の槌田敦さんによると、
7号機は、1年で放出する量(東京電力発表では100万ベクレル)の700倍ものヨウ素を昨年7月16日と17日の2日間で放出したことになる。
そして問題は、これだけ大量の放射能を出しながら、排気筒の放射線モニタには全然変化がなかったこと。これまで東京電力は、この放射線モニタを根拠に放射能は自然界のレベル以上は出していませんと主張していたが、それが当てにならないことがはっきりした。原発の排気筒から出る放射能は、大量の空気で薄められているだけで、東京電力は、放射線は大気によってさらに薄まったから、生体への影響はなかったと断定しているという。

同じ記者会見では、「すべての原発を廃炉に!刈羽村生命を守る女性の会」の近藤ゆき子さんが、身の回りの植物がなんかおかしいと感じると述べており、ムラサキツユクサの色が普通でない気がすると述べている。

ムラサキツユクサに関しては、原水爆禁止日本国民会議の市川定夫議長が次のように述べている。

科学技術の「発達」を考え直す必要性があるというインタビューより引用】

ムラサキツユクサのおしべの毛は一列に並んだ細胞から成り立ち、おしべの毛は先端部分の細胞分裂を繰り返して発達しますが、それが放射線などの影響で青の優性遺伝子に突然変異が起こるとピンクになり、それを容易に観察できるという特徴を持っているのです。それまで低線量あるいは微量の放射線の影響についてほとんどわかっていないのに、「微量なら安全」「微量なら無視できる」と宣伝されてきましたが、これにより、微量でも突然変異を起こすことを証明したのでした。

その後、浜岡原発の試運転のときに、地元の高校の生物の先生がこのことを知り、ムラサキツユクサを使って放射線と突然変異を調べることを提案し、 74年から浜岡原発周辺で調べ始めました。試運転が始まったときから突然変異が増え、そのことが新聞・雑誌で話題になり、全国各地の原発周辺でも調査が進められました。

76年から高浜や島根原発で、78年には東海村でも始まり、結果はどこでやっても同じように出ました。海外でもアメリカやドイツなど原発周辺でムラサキツユクサが使われました。このことは、推進側がわからないようにしていた放射線を、ムラサキツユクサを使って科学的に明らかにしたことに意義がありました。私はこのことを岩波書店の「科学」で「ムラサキツユクサは訴える」として紹介しました。

ムラサキツユクサを使って原発に関わるきっかけができました。いまでも、ムラサキツユクサは特別なものという人もいますが、すでに海外でも認められているので、あからさまに否定できる人は少なくなっています。【引用ここまで】


最後に、付け加えておきたいことがある。
私は、90年代にドイツの公共テレビの政治番組で、ドイツの原発付近のミミズに奇形や突然変異がみられると、ミミズの専門家が説明しているのを見たことがある。原発周辺の子どもの白血病の発症率が高いことも、ドイツ政府の委託研究で報告されている。ドイツは1998年、16年間続いた保守系の政権が幕を閉じ、社会民主党と緑の党に政権交代して、脱原発の道を選んだ。

日本では、脱原発を主張する政党はあまりに小さすぎるので、民主党内の原発推進派と反対派を仕分けして公表してほしい。国会議員の中で原発推進派が多数を占める限りは、日本の原子力政策を変えることはできない。

そして、多くの方々がTwitterで反対派の政治家たちに、原発周辺の放射性物質の厳密な線量調査もさることながら、住民の健康被害や動植物の異常の調査を強く要望していただきたい。
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