出歩記

気の向くままに歩き回り、歩いた軌跡を写真と共に記録に

冬の鞍馬寺

2018-02-07 | 京都日記

冬の鞍馬寺
寒くて部屋に閉じこもっていることが多くなってきたが、2日間一歩も外に出ずにいると、ふらふらとどこかに行ってみたくなる。と言うことで、こんかいは京都の北部にある鞍馬寺に行ってみることにした。京都市内に雪はないが、鞍馬まで行けば雪を見られるのではないかと考えたのである。叡山電車鞍馬線の終点鞍馬駅に着いたが、雪はなく、真っ赤な顔の天狗が出迎えてくれた。
  

前回夏に来たときは、鞍馬山ケーブルで中腹まで行ったが、今回は下から歩いて登ることにした。仁王門から由岐神社(ゆきじんじゃ)までの間に水の落ちているところがあったが、ここでは水しぶきが凍って白いつららができていた。冬ならではの風情である。由岐神社近くには義経が幼少のころに住んでいた東公坊の旧跡に供養塔が建っていた。鞍馬と言えば天狗と義経である。

  

仁王門から登り始めて30分位で中門に到着し、そこからは15分位で本殿金堂に着く。ここからは比叡山を望むことができるが、比叡山にも雪は積もっていなそうである。

  

鞍馬温泉
前回は鞍馬寺から貴船まで歩いて貴船の川床で食事をしたが、今回は来た道を降りて鞍馬温泉に行くことにした。鞍馬温泉は叡山電車の出町柳駅に案内のパンフが置かれていたので、久しぶりに温泉に浸かりたいと考えたわけである。
仁王門下から鞍馬川沿いの宿場町風の道を10分程歩くと温泉の看板が見えてくる。京都では大原温泉に入ったことがあるが、期待外れでがっかりしたことがあるので、あまり多くを期待しないで料金の高い大浴場ではなく、安い露天風呂に入ったのだが、予想が外れ大当たりであった。パンフ通りの新しく広い湯舟で眺めも良く、ゆっくり疲れを癒すことができた。浴槽から出ると寒風が身に沁みたが、温かい時期ならば最高だと思う。

   


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