kimekime25

敬称は省略させていただきます。
引用が不可能になり、ブログの時間もとれない。時間があるときUPします。

資料 2013/11/08-2 秘密保護、戦前の警鐘 弾圧受け犠牲、遺族ら訴え

2013-11-08 21:05:10 | シンゾーAbeは利権のある日本を取り戻す

写真・図版

 

   かつて日本に軍機保護法という法律があった。軍事秘密を守る目的だったが、太平洋戦争の突入前に大幅改正。当時の政権は「危険な運用はしない」と明言していたものの、秘密の範囲は拡大し、言論統制につながった。「同じ危うさをはらんでいる」。軍機保護法を知る人たちは、7日に国会審議が始まった特定秘密保護法案に警鐘を鳴らす。▼1面参照


 「戦前のように機密の範囲が何の歯止めもなく拡大していくのではないでしょうか」。特定秘密保護法案に対し、米コロラド州の秋間美江子さん(86)は朝日新聞の電話取材で訴える。

 1941年12月、北海道帝国大(現・北海道大)の学生だった兄の宮沢弘幸さんが特別高等警察(特高)に逮捕された。ともに逮捕された米国人の英語教師ハロルド・レーン夫妻に軍事秘密を漏らした軍機保護法違反の疑いだった。

 秋間さんは女学校の3年生。「東京の自宅に警察が上がり込み、外国語の本やレコードを持って行きました」。裁判は非公開で、なぜ兄が逮捕され、どんな判決を言い渡されたのか分からないまま終戦を迎えた。

 45年10月の法律廃止後に兄は釈放。ムチで打たれたのか、背中には縄の跡があった。1年4カ月後、兄は獄中で患った結核が悪化して27歳で亡くなった。

 事件の内容を知ったのは約40年後。故・上田誠吉弁護士が「レーン・宮沢事件」として掘り起こし、著書「戦争と国家秘密法」で記した。

 本の内容を知った秋間さんは、がくぜんとした。兄が漏らしたという軍事秘密とは、北海道・根室の海軍飛行場の存在など、当時すでに新聞で報じられたり兄が旅行中に見聞きしたりした事柄だった。兄の弁護人は「公知の事実だ」と主張したが、大審院は「海軍が公表しない限り秘密」と判断したことも分かった。

 両親は「息子は夫妻に陥れられた」と誤解したまま死亡し、秋間さんはスパイの家族という汚名から逃れたい気持ちを引きずった。「法案が通れば無実の人が罪に問われても真相が分からない社会になるかもしれない」。秋間さんは憂える。


 ■「危険な運用せぬ」 軍機保護法、当時の答弁

 特定秘密保護法案は軍機保護法と共通点が少なくない。日本弁護士連合会の秘密保全法制対策本部で事務局次長を務める太田健義(たけよし)弁護士によると、特定秘密保護法事件をめぐる逮捕状や起訴状、判決文では具体的な秘密内容は明らかにされない。弁護人も秘密の開示対象にならないという。

 軍機保護法が大幅に改正された当時の帝国議会の速記録には、軍や政府側の答弁が残されている。

 議員「これもあれも秘密となると、非常に危険なことがありはしないか」

 陸軍担当者「決して国民に目をふさぎ、耳をおおえというような、昔の代官時代の立法でない」

 国政調査への悪影響を懸念する指摘もあった。

 議員「予算を審議するにおいて何個師団増して、人件費がどのくらいということは当然調べなければならぬ。尋ねれば監獄にぶち込まれるとなれば憲法政治の根底的の破壊である」

 司法省「危険な運用はいたしおらぬつもり」

 だが、立法趣旨からかけ離れて運用された。

 飛行場で働いたと話した▽好奇心に駆られて掃海艇を撮影……。上田弁護士の調査によると、37年の摘発者は76人だったが、41年に749人に上った。荻野富士夫・小樽商科大教授(日本近現代史)は「今回も政府は『慎重に運用する』と言うだろうが、法律は予期しない結果を生む。政府の言葉を信じてはならず、廃案にすべきだ」と話す。(佐藤達弥)


 ■官邸前、廃案を叫ぶ

 市民団体などが7日夜、首相官邸前で集会を開き、廃案を求めて抗議の声をあげた。参加団体の代表らは、集会に先立ち記者会見。田島泰彦・上智大教授は「国の情報は本来、公開が原則で、秘密は必要最小限の狭い範囲で認められるに過ぎない」と批判した。

 衆院本会議場に傍聴に訪れた横浜市の土田黎子さん(71)は「この法案が通れば、知る権利が脅かされ、集団的自衛権の行使へとなし崩し的に進んでしまわないか、不安です」。

ジャンル:
ウェブログ
コメント   トラックバック (1)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 資料 2013/11/08 安倍政権... | トップ | 機密保護法を廃案に!いっぱ... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。
秘密保護法と軍機保護法 (へなちょこ自然保護)
 戦前が復活している.安倍晋三の祖父は岸信介.かつて日米開戦を決めた東條英機内閣の閣僚だった.町村信孝の父は,特高警察のボスだったそうです.  そういう人たちが,かつて日本を戦争に導いたのと同じ仕組みを作ろうとしている.それが「秘密保護法」.日本の安全...