

プチッと
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散骨の後、山小屋で食事して、休憩をしながら歓談。
「なあ、何か僕は、ここにフーさんがいるような気がしてならないんや」
僕は口では言い表せない気配?のようなものをずっと感じていた。
「ええ〜!」
「僕は夢でもええきん、フーさんに会いたいなあ」
「あけびさん、それは恐いわあ〜!」
と、妹さんが、おどけ半分に言った。
そして無事下山して次の朝、フーさんの奥さんから電話がかかって、曰く。
「昨日は本当にありがとうございました」
「こちらこそ、無事終えてよかった。肩の荷がおりました」
「あのね、あけびさん。今日朝早く娘から・・・妹の方です・・電話がありまして」
「はい」
「お父さんが、夢に出て来たと言うんです」
「へえ〜!夢に」
「登山に行く服装で出て来たそうです」
「それで、どんな顔をしていましたか?」
「黙ってニコニコしていたそうです」
「へえ〜やっぱり、昨日ついて来とったんや」
「私も夢を見ました。仏壇を買ってお父さんを入れてあげた日に」
「どんな顔しとったんな?」
「うれしそうにしとった」
「へえ〜!フーさんあっちの世界で楽しくやっとんや」
−完ー
温泉旅行記はこれにて終了させて頂ます。
ながらく拙い文章に付き合って頂き、本当にありがとうございました。
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