創価学会に悩むすべての人へ

創価学会問題の構造を紐解く(※コメント不可。トラックバック歓迎!)

立正安国論プロジェクト

2005年11月29日 | Weblog
創価学会問題を扱っていて、
最も面倒臭くていじりたくないのが、教義問題である。
これまで、わしも含め、
できるだけ教義問題を迂回して、創価学会を批判する事が多かった。
ここが、アンチの壁であったと思う。

アンチの壁とは、ひとえに「面倒くさい」という心理である。
「面倒くさい」「面倒くさい」と言いながら、肝心な作業を放置してしまう。
なぜ、面倒くさいかというと、「ただ働き」だからである。
「ただ」では人は、働きたくない。

だが、もう一度、原点に立ち戻ってみよう。

我々アンチが創価学会を批判する理由。
それは、創価学会が世の中にはびこり、直接間接的に、
我々の人生を邪魔しているからである。
実害があるから、創価学会を批判するのだ。
創価学会と闘っているのだ。

だから、面倒な作業も避けるわけには行かない。

そこで、いよいよ教義的に斬り込んでみようと思う。
「創価学会教義」と言うが、そのベースになっているのは日蓮である。
日蓮を斬る事が、創価学会を斬る事につながる。

わしを含め、日蓮を批判する事について、消極的なアンチが多い。
これは、創価学会員は、組織に疑問を感じていても、
日蓮に関しては盲信している人が多い。
それなのに、日蓮を批判してしまえば、
組織に疑問を持っている創価学会員も、
アンチの言う事に、まったく耳を貸さなくなる可能性があるからだ。
だから、軟着陸させるために、
あえて、「日蓮はいいんじゃないの」と、
相手の信仰の部分は、容認するという態度をとっていた。

だが、それではどうしても、創価学会の肝心な問題を封印する結果となる。
創価学会のさまざまな問題は、全て日蓮から来ているからだ。
日蓮にオブラートをかけている間は、創価学会の追求も、どうしても弱まる。

もちろん、日蓮仏法には長短がある。
「良い部分」というのも、存在する。
だから、「良い部分」だけ拾いあげて行けば良いと言う考え方もある。
これは、一往もっともである。
だが、一つ考えて欲しい。

オーム真理教の思想にも、実は良い部分があった。
世間の人は、オーム真理教を知らないから、良い部分を知らない。
オームが未だにアーレフとして存在し続けているのは、
この「良い部分」があるからなのだ。
「オームの悪い部分を捨て、良い部分を継承しているのだから、それで良いでは無いか。なぜ、世間の人は、それを咎める?」というのが、アーレフの主張である。

これについて、みなさんはどう思うか?
まず、アーレフは、本当にオームの「悪い部分」について、
認識しているのだろうか?という疑問を持つだろう。
「良い部分を見つめる前に、悪い部分を認識する必要があるだろう」と、みなさんは考えるのではないか?

同様に、日蓮仏法を修正的に用いるのは良いが、
その前に、日蓮仏法の「暗部」を徹底的に認識する必要がある。
日蓮仏法に「良い部分」があるとしても、
その上での話であろう。

わしも、日蓮仏法の長所ばかりを宣伝するキライがあったので、
赤面して反省したい。

日蓮を批判する事で、創価学会員の全てを敵に回す事になったとしても、
日蓮を徹底して批判すべきであると思う。
日蓮を批判し、批判し、批判し、
木っ端微塵に粉砕して、
にも関らず、最後にキラリと残る、何かがあれば、
それは採用しても良いのではないかと思う。

日蓮批判の具体的なやり方であるが、
亡くなる手前まで講義をしていた、
日蓮思想の最も凝縮された書物、
立正安国論について批判したいと思う。

最初、それを、このブログ上で連載してやろうと思ったのだが、
それよりも、一枚のページで一気に読める形にしたほうが、
読者の資料としても価値が出るだろうと考えた。

それで、非常に面倒な思いをしたが、
何とかページにまとめたので、お読みいただきたい。

http://park5.wakwak.com/~soka/risshou.htm

できればで結構であるが、
みなさんのブログで、
このページを読んだ感想を書いて欲しい。
また、みなさんなりの、
立正安国論評価をやっても、面白いと思う。
何回分かの、ネタにもなると思う。
ブログネタに困っている人は、ぜひ、やってみてください。
題して「立正安国論プロジェクト」
内容なんて、ヘボでもいい。
参加する事に意義がある。

このブロジェクトに御参加いただける人は、
忘れず、この記事にトラックバックしてください。

新潮の記事(一部抜粋)

2005年11月23日 | Weblog
前回触れた新潮の記事だが、
部分抜粋だが、UPしていたサイト(創価学会ウォッチ)を発見したので御紹介したい。

http://wave2005.hp.infoseek.co.jp/kaigai/050929.htm

ところが番組は、池田氏に名誉教授を贈った忠清大学のチョン・ジョンテク学長から、こんな証言を引き出したのだ。

「私は(創価大学から)名誉博士号を受けたし、わが校を助けてくれたんだ。図書資金を5000(万ウォン=約500万円)出してくれて、発展基金に2億出してくれて、また文化祭で3億ウォン出してくれて、だから、、、、、」

 忠清大学から池田氏に名誉教授の称号が贈られたのは、韓国経済がどん底にあった98年のことだそうだ。この学校にとって、5億5000万ウォンという援助がいかに有難かったか、想像に難くない。

SBSのキム・プロデューサーはこういう。

「私は、池田氏が、なぜそこまで名誉や学位にこだわるのか不思議に思いました。同時に、宗教指導者としての道徳観に疑問を持ったのです。そういう肩書や感謝状が、事実上、お金を払った見返りであることは、おかしいと思いますね」

・・・・・・・・・・・・・・・

ちなみに池田氏を称賛した前出の済州大学に、本誌が改めて聞いてみると、時価5000万ウォン相当のコンピューターを寄贈されたことを認めたのである。

また番組では、創価学会がその政治力を生かして強引な宣伝を展開するサマも描かれている。

SGI通り━━。

忠清北道鎮川郡に突如、そんな名前の道が現れた出来事をスッパ抜いているのである。

番組によれば、郡の議員が村長(里長)のサインを偽造してまで道路にこの名称を冠し、住民の怒りを買ったことが明らかにされている。・・・・・・・・・・・創価学会のためには、たとえどんなことをしてでも役に立ちたいという信者たちの異常な行動を、番組は地方の取材を通して掘り下げているのである。



部分抜粋だと、どうしても資料として不十分になってしまう。
これを御覧の方で、もし、今後、週刊誌や新聞(学会機関紙含む)などで、
重要な資料を発見したら、全文タイプ打ちをして、
わしまで送っていただけると助かる。(無償で)


韓国報道について

2005年11月21日 | Weblog
FORUM21の記事

http://www.forum21.jp/contents/05-10-15.html

特集/韓国のテレビ局が報じた創価学会の真実

韓国SBSテレビは、なぜ創価学会問題を報じたのか


段 勲 ジャーナリスト

 機動隊4千人余りがSBS社屋の警戒に

 「南無妙法蓮華経 韓国SGIをどうみるか」
 去る8月27日、午後11時から1時間、韓国SBS(ソウル放送)テレビが、こんなタイトルで創価学会の検証番組を報じた。「SGI」とは創価学会インタナショナルの略称である。
 毎週土曜日、同局が夜の11時台に放送しているドキュメントタッチの「そこが知りたい」は、
 「SBSでも一定の評価を得ている報道番組で、視聴者からの信頼感も厚い」(「SBS放送」番組制作関係者)という人気番組。今回、韓国SGIを検証した放送でも、視聴率13%を獲得。全人口の10%、ざっと400万人強の韓国民が観た勘定になる。
 反響も凄かったようだ。「そこが知りたい」のインターネット掲示板には、視聴者から1千通からの書き込みがあり、放送中、抗議や賛同の声で同局の電話も鳴りっ放しであったという。
 一方、事前に「韓国SGI会員1万人が、テレビ局に押し寄せてくる」との物騒な情報が飛び交い、放送当日、機動隊45個中隊4千人余りがSBS社屋の警戒に当たった。まるで韓国の戒厳令時代を蘇らせるような物々しい雰囲気の中で、放送されたのである。
 番組は今年5月15日、ソウルのオリンピックスタジアムに10万人を結集させた韓国SGIによる「愛国大祝祭」の模様から始まった。以下、放送の中身については、本誌特集の別稿に譲るとして、同局が、韓国SGIを「そこが知りたい」で取り上げる直接の動機になったのは、5月に開催されるこの10万人結集の集会にあったようだ。
 日本という外国から入ってきた特定の宗教団体が、首都に会員、10万人も結集させようとする教勢力。同国には前例がなかった。いったい、韓国SGIとはどんな組織なのか、どこまで国内に浸透しているのか等、こうした報道姿勢に立って取材チームが組まれたようである。
 国内はもとより、今年の春先から取材スタッフたちは何度か訪日。韓国SGIの発祥の地である日本の創価学会周辺を飛び回っている。ただ同会の歴史や、内情についての予備知識が浅いため、取材には悪戦苦闘をしたようだが、ほぼ半年間の日数を重ね、ようやくオンエアにたどり着いている。
 1時間の検証放送で、中に“スクープ”(本誌・特集別稿参照)も報じるなど、なかなか気合が入った報道番組として完成している。
 ところで、SBSが、韓国SGIの取材を開始した頃、韓国の親しい大学関係者からこんな情報が寄せられていた。どこが司令塔か判らないが、韓国の有識者たちがグループを組み、「韓国SGI」に関して鋭意調査を行っているというのである。どんな趣旨の調査なのか。
 調査スタッフの一員が、
 「韓国SGIの組織は、公称会員数が100万人を超えたといわれている。どのような団体であれ、100万人を超えた大きな組織は注目に値し、その目的、動向を正確に把握しておかなければならない」
 と、真顔で語っていたというのだ。
 韓国のSGI組織に対し、同国の有識者たちが敏感になる背景を解くには、歴史を少し遡らなければいけない。

 韓国でも創価学会はトラブルメーカーの宗教

 隣国の韓国にはこれまで、日本から伝わった主な宗教として「天理教」「創価学会」「世界救世教」「日蓮正宗」「立正佼成会」等がある。そのうち韓国でもっとも知名度が高い宗教団体は天理教である(99年、00年「日韓学生宗教意識調査」による)。
 天理市に本部を構える天理教は、早くから韓国のハンセン病患者に対するボランティア活動等に着手。活動実績が認められて、韓国から早々と法人格の認証を受けている。
 一方の創価学会(韓国SGI)は、その法人格の取得にしても話題騒然。申請する経過の中で金銭スキャンダルを呼び起こし、組織に内紛まで招く(本誌平成14年10月15日号既報)という足跡を残している。さらに歴史を遡ると、日本から韓国に進出した他の教団の中でも、「創価学会」はトラブルメーカーの宗教として、何かと衆目も集めてきていたのだ。
 韓国に創価学会が渡ったのは、1960年(昭和35年)の初頭の頃。日韓基本条約(65年)が成立し、日本と韓国の往来が開かれ、数多くの在日韓国人が里帰りを始めた時期と符合する。家族、親族を訪ねて帰国する在日韓国人の中に創価学会員がおり、そうした会員たちが中心になって母国で布教を開始したのである。
 戒厳令下の朴政権時代、韓国民がまだ貧困のどん底にあるなかで、「祈れば病気が治る、金持ちになる」と、ただ祈るだけで不幸から脱却できると説く日本の宗教、創価学会が、韓国全土に野火のようにあっという間に燃え広がったのである。
 都市部の地域によっては1日に50人、100人と信者が増えるに連れ、集会も活発になってきた。言論の自由もなく、人が集まる集会も禁じていた韓国政府・文教部(当時)の審議会は、急成長を遂げる創価学会に、「反国家的な民族宗教」のレッテルを貼り、布教や集会の自由を激しく取り締まるという事態が起こる。理由は、36年間も植民地の支配下に置き、憎悪の対象からまだ解けていない日本が生んだ宗教が、再び韓国に広まることに畏怖感を抱いたのである。
 また、学会の教義的な問題も韓国の反発を買った。毎日、朝晩に唱える信者のお経で、東を向いて唱える儀式がある。これはかつての植民地帝国・日本を向いて礼拝するのと同意と見られたのである。
 そのため、当時、韓国の組織リーダーの中には、韓国KCIAに、ひどい拷問を受けたケースもあった。だが、一度付いた信仰の火は、取り締まるといっても、簡単に消すことが出来なかったのである。結果、布教の最盛期にあった1970年代中ごろには、信者数はすでに100万人を超えていたと推定されている。
 日本の学会本部も手が出せないほど急速に信者が急増する一方で、都市、地方などバラバラになっている韓国の信者たちをまとめるリーダーがいない。1975年を前後して、韓国・学会組織(当時の名称は「韓国・日蓮正宗仏教会」)は、日本の学会本部と密に連絡を取り合うようになり、徐々に学会本部主導型の韓国・学会が形成されていくのだ。

 有識者に衝撃与えた大統領との「幻の会見」

 でも、それはそれでまた問題があった。日本と韓国の間には36年間に及ぶ不幸な時代があり、民族性にしても大いに異なる。そのため、日本から訪韓して信者を指導する学会幹部たちと、韓国組織のリーダー間でギクシャクすることも少なくなかったのだ。
 さらに本家の日本・創価学会が、信仰の対象にしてきた宗門と対立(第一次紛争=1978年)。続く、離反(第二次紛争=91年)といった複雑な信仰問題が生じるたびに、そっくり隣国の韓国組織にも飛び火したのである。
 日本で、本家が問題を起こすごとに韓国の信者たちも激しく動揺し、組織が分裂するなどして混乱を招き、国内のニュースにもなった。他国から来た幸せを主眼とする宗教が、国民の間で自らトラブルを起こすなど、国の安寧を願う政府にとっては迷惑以外なにものでもない。
 が、1991年、本家の創価学会が宗門と離反したのを期に、韓国の組織でも日蓮正宗の肩書を外し、あらためて「韓国SGI」の名称に固定する。
 ところが同年、日本の創価学会が発信源で、また韓国を驚かすようなニュースが伝わった。伝えたのは韓国の有力紙「東亜日報」(6月18日付)で、以下のような記事をスクープしたのである。
 「……池田会長(SGI会長)は、創価学会の韓国組織の日蓮正宗(※韓国SGI)の内部結束と、自分の指導的地位の強化のため、昨年より盧(泰愚)大統領及び、李御寧文化長官との会見を希望していた。その池田会長に、昨年末にチャンスが訪れてきた。昨年末、海部俊樹日本首相も盧大統領に、池田会長との会見を依頼する親書を送っていた。海部首相は小沢一郎、当時、自民党幹事長の要請によってこのような親書を送ったことを知らされている。海部首相、とくに小沢幹事長がこのように学会を配慮したのは、当時、主に湾岸戦争の多国籍軍に対する10億ドル追加支援を、衆議院に通過させるためだったという……」
 と書かれ、
 「大使館当局者は、もしこの会見が成立していた場合、盧大統領が受ける政治的ダメージを浮かべながら、“延期だけでもできてよかった”と、言っている」
 と、記事を結んでいる。
 実際、池田・SGI会長と、韓国、当時の盧泰愚大統領との会見は幻に終わった。だが、この一件は、韓国の有識者たちに大きな衝撃を与えたらしい。
 自ら主導する宗教団体のために池田大作・創価学会名誉会長は、自国の政府を動かすほどの権力を持ち、他国の大統領まで利用しようとした機密な裏工作。
 あれから10余年。会員を順調に増やし続けながら、組織拡大の渦中にある「韓国SGI」の教勢力。国内の有識者たちが、強い関心を抱いて調査に入るのも当然のことかもしれない。

段 勲(だん・いさお)フリージャーナリスト。1947年生まれ。週刊誌記者を経て、創価学会・公明党など宗教問題をはじめ社会・世相、医学・健康等をレポート。近著の『私はこうしてがんを克服した』(日本能率協会)『鍵師の仕事』(小学館)『宗教か詐欺か』『創価学会インタナショナルの実像』(共にリム出版)など著書多数。


                 ◇ ◇ ◇ ◇


2005年11月15日聖教新聞より

韓国SGIに対する虚偽報道事件で
韓国テレビ局が“訂正放送”
「言論仲裁委員会」が決定

 韓国のテレビ局・SBS(ソウル放送)が、韓国SGIについて、事実を著しく歪曲した番組を放送した問題で、同局は5日、韓国の「言論仲裁委員会」の決定に基き、「職権調停決定文」を放送した。これは事実上の「訂正放送」にあたる。
 ことの発端は、SBSが8月27日に放送した「そこが知りたい」と題する報道番組。“忠清大学から授与された名誉教授称号は寄付の見返り”“韓国SGIは、天照大神や八幡大菩薩などを信仰する日本宗教(倭色宗教)”云々と、全く事実無根の虚偽を流すなど、悪意と偏見に満ちた中傷を行った。
 この番組に対し、韓国SGIは先日14日、「言論仲裁委員会」に訂正報道請求を申請した。
 同委員会は、「言論仲裁及び被害救済等に関する法律」に基づき、報道被害者を救済する目的で設立された韓国の公的機関である。現職の判事や弁護士、大学教授などの学識者で構成されている。
 同委員会は、韓国SGIの申請を受け、SBS側の主張も考慮したうえで、職権によって同27日、今回の調停内容を決定した。本来、この決定に不服がある当事者は異議申し立てをすることができるが、今回はSBS側が異義申立権を放棄したことにより、決定が確定した。この決定は裁判所による判決と同じ効力がある。
 決定に基く今回の“訂正放送”では、視聴者が十分に理解できるように、文字と音声を通じて(1)忠清大学は、池田SGI会長が創価大学の創立者として世界平和及び文化、教育分野で多様な活動をしていること、また国際的にも卓越した学問的業績をもち、徳望が高く、世界文化に貢献してきたことから、その功績を称えて名誉教授学位を授与した(2)韓国SGIは、韓国内の政治や選挙に一切、関与しておらず、大統領選挙に介入した事実もない。(3)韓国SGIはインド、中国、韓国から日本に伝来された法華経を根本にする日蓮大聖人の仏教を信奉しており、「倭色宗教」ではない。(4)天照大神や、八幡大菩薩を信仰の対象としている事実はない(5)牧口初代会長は、第2次大戦の責任を韓国など被害国家に転嫁した事実はない──とSBSが行った放送の誤りを正す内容の報道文を放送した。
 メディア問題に詳しい韓国の弁護士は、この放送について「訂正・反論の報道は通常、20秒程度であるが、今回は1分以上にわたって放映された。これは極めて異例で、韓国SGIの立場を十分に反映した内容だった」と評価している。
 今回の放送によって、創価学会と韓国SGIの「正義」と「真実」が、広く宣揚されたことになる。
 一方、日本では「週刊新潮」(10月6日号)が、この虚偽番組を鵜呑みにした悪辣な捏造記事を掲載した。その肝心のネタ元のSBSが誤りを正す内容の放送に至ったことで、同誌の無責任な体質と軽挙妄動ぶりは、改めて広く社会の知るところとなった。


                 ◇ ◇ ◇ ◇


週刊新潮の記事を紹介したいが、残念ながら購入せず、立ち読みで済ませてしまったので、手元にない。

このSBSの番組の焦点は、池田SGI会長の名誉教授学位を授与の背景に、大学への寄付があるのではないか?という事である。
これに対し、
「池田SGI会長が創価大学の創立者として世界平和及び文化、教育分野で多様な活動をしていること、また国際的にも卓越した学問的業績をもち、徳望が高く、世界文化に貢献してきたことから、その功績を称えて名誉教授学位を授与した」と訂正放送されるに至ったが、これは「大学への寄付が無かった」という事を意味するものではない。
ここが一番重要な問題点であり、見落としてはならない。

創価学会側の主張は、「池田SGI会長の功績を称えて名誉学位が授与された」というものである。
番組の主張は、「功績云々はタテマエであり、その裏には寄付があるのではないか?」というものである。
週刊新潮は、「大学にパソコンを寄贈された」という大学側の証言も掴んでいたようだ。
(※次回記事参照)

これに対し、創価学会側は、あくまでもタテマエで通しているわけだ。
聖教新聞のこの記事にも、寄付があったか無かったかという点には、まったく触れていない。
池田名誉会長が海外から貰う勲章、称号、「池田」と名のついた公共施設、その裏には全て「寄付」を疑う必要がある。

SBSの番組の追求は、基本的には有意義なものだった。
しかし、報道の仕方に甘さがあったのではないか?
まず、「池田SGI会長の功績を称えて名誉学位が授与された」というタテマエは、一往、通るのだという認識が必要だ。
その上で、寄贈の事実を報道し、あとは視聴者に判断させる、という手法が大事である。
次に、創価学会という宗教について、もっと勉強する必要があった。
直接、創価学会員に確認をする必要があった。
そういう基本的な事をしていないから、「天照大神や、八幡大菩薩を信仰」などと、後から突っつかれるような事を言ってしまう。
また、韓国の反日感情を、反創価感情に結びつけようとしたところにも、無理があった。
細かな点でしくじると、
根本の主張が正しくても、しくじった細かい部分を創価学会は攻めて来る。
そして、主張の全体が間違っていたとされるのだ。
これで韓国SBSは、創価学会に首ねっこを抑えられてしまった。

この問題について、みなさんはどう考えるか?



今日から、読みやすいように文字をデッカクしました!

未成年者の脱会について

2005年11月13日 | Weblog
ゲストブックにmagoさんという方から質問がありました。
こちらで回答させていただきます。

>創価学会からの自然消滅のいい方法はありますでしょうか?

御両親は、その「自然消滅」を認めないでしょう。
未成年の人は、20歳になるのを待って、
20歳になったその日に、脱会届を創価学会本部に内容証明で郵送し、
両親には事後報告するというのが最も適切な方法です。
大学生ならば、もう少し待って、大学卒業と同時に、それをやるのが良いでしょう。

なぜ、こういう事をやるのかと言うと、
未成年者は親の経済的な庇護を受けているからです。
脱会するというのは、親の宗教を否定する行為であり、
絶縁される可能性があります。
ですから、成人して、経済的に自立した上で、脱会する必要があるのです。

「子供の権利条約」というのは、初めて耳にしました。
もし、よろしければ、わしまでメールで教えてください。
ただし、「法律」だろうと「条約」だろうと、
罰則が無ければ、存在しないのも同じです。
現在、親が子供に宗教を強制しても、処罰されません。