関西うつ自助会。大阪、京都、兵庫、家族会

活動報告やうつについてのお話を提供するblog
大阪、京都、兵庫で開催しております!

11月度大阪自助会

2017年11月05日 | Weblog
大阪担当です。

11月4日、第149回自助会を開催しました。

今回は初参加の方2名を含む10名の方に集まって頂きました。
うつの様々な症状についてまわりから理解されにくい、うつでなければ出せたであろう力が出せない辛さ、
うつだと言うことを会社に言い出せず休めない辛さなどの話がありました。

私たちは普段様々な選択を迫られ、決断しています。
決断できない場合もあるでしょうがそれは決断できないという決断をしていることになります。
それに対して結果があり、結果に応じてまた決断をするという繰り返しになります。
そうやって自分の人生は自分で何をするかしないか選択している、選択することができると思っています。
だからうつになって選択できない自分、選択できていれば送れたかもしれない人生、
達成できたはずの目標、失わずに済んだものを思い、苦しみます。

でも、本当に全て自分で選択してきたでしょうか、選択できているのでしょうか。
思いがけない偶然に助けられたり、逆にうまくいかなかったり、思ってもいない別の結果に
なることはないでしょうか。
私達は元々思い通りに選択した結果を生きることはほとんどできないのです。
生まれる時代や国、地域、家庭、容姿を自分で選んで生まれてきたのではないように
私達の意志の及ばないことは沢山あります。
そういう意味でうつになろうがなるまいが自分で選択できないことだらけですし、
うつになること自体自分で決めていないはずです。

結局私達はうつになったという結果、うつになったからどうするかという決断を
「あきらめて」受け入れるしかないのです。
だたし、ここでいう「あきらめて」というのは「断念する」という意味ではありません。
「諦」とはサッチャ(古代インド言語)の訳語で「あきらかにする」ことであり、
観察によって真相を解明することです。
つまり、うつになったという結果、うつになってどう生きていくのかの決断を
迫られるというのはどういう意味なのかを明らかにするということです。

さて、あなたはどうせ自分で決められないのだからといって断念し続けますか、
それとも選択していない結果が出たことの意味をあきらかにしようとする決断をしますか。

あきらかにしようと決断をした方、したいと思われた方、お待ちしております。


次回12月のご案内
日時:2017年12月2日(土)、13時30分~16時30分。
場所:大阪市北区民センター 第一会議室(JR天満駅徒歩3分)

参加費:500円

お問い合わせ、参加希望はお名前(ハンドルネーム、ニックネーム不可)を記載の上
kansai.utsujijokai+osaka@gmail.com
まで

※携帯メールでPCメールの受信拒否を設定されている方はGメールのドメイン(gmail.com)を
 指定して受信できるよう設定してください。
 件名に「参加希望」若しくは「問い合せ」とお書き頂くと自動返信メールが送信されます。
 自動返信が届かない場合、設定をご確認ください。

尚、12月開催は150回目の節目になります。
自助会の後に150回記念の食事会を予定しています。
別途案内致しますが、体調とご都合の良い方はぜひ参加ください。

天候不順が続いたので調子を崩した方、多いと思います。
今度はどんどん寒くなりますので体調管理にはお気を付けください。
コメント
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