いよいよ、フルマラソン初挑戦の日がやってきました!
4日前、足裏マッサージをした夜にふくらはぎに激痛が走り、翌日は歩くのも大変だったが、
ウソのように痛みもひき、体調万全でこの日を迎えられました。
ゲストランナー安田美沙子さんがスターターを務め9時に島田市役所前をスタート。
参加された方は分かると思いますが、島田市長なかなかお茶目な方ですな。。
■START~3Km
事前の申告タイムでスタート位置が決められていて、私はBブロックよりスタート。
みんな安田美沙子さんに見とれていて(私もその一員だが)なかなか前に進まない。
でも、あせらないあせらない、一緒に参加した職場の後輩君と話しながらしばらく一緒に走る。
■3km~5km
人が多すぎてなかなか前に進まない。
超スローペースに若干焦りつつも大会の雰囲気を楽しむ。
5km手前で後輩君は先に行き、ここから長い一人旅の始りである。
■5km~中間地点
すこぶる調子がいい。人もばらけてきたのでぐんぐんとスピードを上げる。
何十人、いやもしかしたら100人以上抜いただろうか、かなりのハイペースで走っていく。
この時点で既に周りの人はゼーゼーと息も荒く、給水には人だかりができている。
そんな悶え苦しむ人達を横目にスイスイと不思議なくらいに快調に走っていくワタクシ。
■中間地点~25km
中間地点で初めて時計を見たらなんと1時間39分。はやっ!
駿府マラソンの記録(1時間37分)とほとんど変わらないじゃないか!
こりゃ目標のサブ4余裕、サブ3.5、いやいや3時間10分台も夢じゃないぞ、なんてこの時は考えていた。
そしてこのあたりで初めての給水をとる。さらに我慢できずトイレに駆け込む(ロス2分)
■25~30km
なんだか様子がおかしいぞ、ここまで常に人を追い抜いてきたが、
このあたりから周りとペースが同じになり、やがて、どんどん抜かれて行く。
分かってはいるがフルはそんなに甘いもんじゃないな。。なんて考えながら走る。
このあたりで、エネルギー系ゼリー補給。その後梅干し2個補給。
■30~35km
知らず、知らずに疲労も蓄積され、かなりペースダウン。
前半抜いた人たちに、どんどん抜かれていく・・・
普段からコンスタントに20~30走っているので、ここまで精神的余裕もあったが、
この辺りから未知の領域、今更ながらもっと長い距離を踏んどけばよかったなんて走りながら後悔。
ゴールである競技場横を通過し、最後の折り返し地点までは、ゴールから離れていくことになる。
折り返し地点はどこなんだ?いったいどこまで走ればいいんだ?
自分はいまキロ何分のペースで走ってるのだろうか?怖ろしくて時計が見れない。
■35~40km
このあたりまで来ると抜かれることはあっても抜くことは無い。
完全にペース配分を間違えた素人ランナーだ。フル初参戦、やはりそんなに甘く無い。
下半身全体の痛みに加え両足裏、左足の甲がモーレツに痛む。
歩きたいが歩かない。ここで歩いたらたぶんゴールできないだろう。
最後の折り返しをヨロメキながら周り、あとはひたすらゴールに向かうのみ。
応援してくれる沿道の人たち、ほんと感謝です。
■40~GOAL
あと2km、最後にスパートだ!と思いスピードを上げるが10mと持たず凹む。
前半追い抜きざまに「頑張れー!」と元気づけたパンダの着ぐるみランナーに抜かれてさらに凹む、
たしかこのパンダには、駿府の時も抜かれたような気がする・・・。
何だかんだ言っても、ここまできたら気合と根性で走るしかないのだ。
・・・やっと競技場内に入り、そしてゴール。。
結果は3時間33分29秒(グロス)。
サブ4という目標は達成でき、初フルにしては悪く無い数字とも思えるが、
もっと早く走れたはず。正直悔しい。来年リベンジだな。
何はともあれ、一緒に参加した同僚、後輩、後輩君のお父さん、
みんな怪我も無く完走できてほんとによかった。
参加された6,790人のランナーの皆さん、スタッフの方々本当にお疲れさまでした。
大変だったけどとても楽しかったです。やはりレースはいいですね。
■反省点
1.戦略的なペース配分が出来なかった。
2.軽さより、もっとクッション性のあるシューズを履くべきだった。
3.やっぱりラップを刻める時計が欲しいなぁ・・・
4.大会前に一度でも35~38kmは走っておくべきだった。
5.安田美沙子さんの美しさに見惚れすぎた。
■良かった点
1.最後まで歩かず走り通せたこと。
2.大会の雰囲気を楽しめた。
3.走り込んでいたおかげで前半はすこぶる調子がよかった。
4.ハーフの記録に期待が持てた。
5.給水が上手に出来るようになった。
次回は2月の森町(ハーフ)かな?
しばらくJOGは休んで、また走り出します!