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働くママのブログ。この会社に未来はあるのか。この社長に未来はあるのか。

2017年05月11日 | とある会社の話
● 働くママのブログ。この会社に未来はあるのか。この社長に未来はあるのか。

第5話

空っぽ社長は飽きっぽい。

いつものノリで会社を作ったのかもしれない。

誰もがそう思っていた。

親会社の社員たちにそう思われ働くことは、しんどかった。

口を開けば「大丈夫なの?」と聞かれ、「俺たちが稼いだ金を無駄使いしやがって」と顔に出ている。

社長と親会社の社員たちには壁があり、社長が親会社に入社したときは、すでに部長のイスが用意されており、社会人の経験も、下っ端の経験もない「ただのボンボン」が部長として、訳のわからないことをやっている。そう言われていた。

「ボンボン」なので、誰も何も言えない。

会長が口を出すことを禁じていたからだ。

だから、部下の私達も特別とされ、よく思われるはずがないのだ。

息苦しかった。

時に役割として嫌われることは必要だ。

言いたくないとこでも言わなければならない。

それも仕事のうち。

それなら我慢できる。

しかし、「ボンボン」の部下というだけで、文句を言われるのは御門違いではないか。

ずっとそう思ってきた。

悔しかった。

そう思ったのは、私だけではない。

だから、内部での蹴落とし合いが始まった。

社長に媚びを売る人と、親会社の社員たちに媚びを売る人と、両方に媚びを売る人と出てきた。

誰かを悪者にして、少しでも好かれようとするのだ。

そこから良い事業が生まれるのだろうか。

この会社に未来はあるのか。

この社長の下で働いていて良いのか。



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5月10日(水)のつぶやき

2017年05月11日 | コラム