何気ない風景とひとり言

寺社&石仏巡り、小さな旅、散策...ふと目に留まった何気ない風景...切り取って大切な想い出に!

走湯神社の庚申塔

2017年01月28日 | 石仏巡り

【神奈川・三浦市】金田の鎮守「走湯神社」の鳥居の右傍、道路に面して6基の庚申塔が鎮座している。 庚申塔はきちんと整備された石台の上に整然と並べられており、大切に保存されていることがわかる。 庚申塔は笠付型青面金剛庚申塔3基と駒型文字庚申塔3基で、道行く人々の安全を見守っている。 最も古いものは宝暦五年(1755)の造立だ。

白い明神鳥居傍に並ぶ6基の庚申塔

石台上に各3基の笠付型青面金剛庚申塔と駒型文字庚申塔

右側3基の庚申塔
 
右端の造立元号不明の唐破風付青面金剛庚申塔(日月瑞雲、2鶏、邪鬼、3猿)..人の髪の毛を掴んで下げている
 
造立元号不明庚申塔の邪鬼と三猿(言わざるの1猿は欠落)/右端から2基目の寛政十二年(1800)造立の駒型青面金剛塔(日月瑞雲、3猿)
 
右端から3基目の宝暦五年(1755)造立の笠付型青面金剛庚申塔(日月瑞雲、3猿)

左側3基の庚申塔
 
右端から4基目の寛政五年(1793)造立の丸肩角柱庚申供養塔(日月瑞雲)/右端から5基目の明治三十五年(1902)造立の駒型庚申塔
 
右端から6基目(左端)の文政八年(1825)造立の唐破風付青面金剛庚申塔(日月瑞雲,3猿)..人の髪の毛を掴んで下げている

文政八年庚申塔の風化が進んでいる三猿
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 走湯神社 (三浦) | トップ | 寒梅にメジロが...! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

石仏巡り」カテゴリの最新記事