馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

介護病院内 格差。

2017-07-29 09:25:55 | 日記

7月28日(金)

18時半 弟の車で介護病院に着いた。

駐車場入り口で、出入する外車2台を山手通りで待つ。

出入りに戸惑ったようで、一人は女性。

もう一人は、若い医師のようで

深夜勤務のバイトのようだ。

私達も入庫すると、隣の車に驚く。

一瞬 何の車か判らずマークを見た。

英国の高級スポーツカー

ロータスだ。

弟が言う。

最近2カ月余り、駐車している。

中年オジサンが運転している。

 

お袋が暮らす介護病院は、

日本一の高級邸宅街

安倍総理、麻生副総理や

政財界の要人が居住する。

 

山手通り沿いに、3か所点在する。

お袋は、一番新しい病棟に住んでいる。

 

駐車する車は、ベンツ、BMW等の外車が多く

弟が乗るカローラは珍しい。

 

ひと月、70万円する個室もある。

ここは、有料老人ホームでも、特養老人ホームでもない

あくまでも、病院なのである。

総合病院は、一定期間単位で入退院を繰り替えしなければならないが

ここは、特別な事情が無い限り、余命が尽きるまで入居可能。

 

貧乏人のお袋がなぜ入居しているかと言えば

義妹が2年前まで、大学病院の副院長兼看護部長だった縁で

連携していた。

 

個室ではなく、4人部屋にいる。

入居して既に5年。

今年8月20日で93歳になる。

お袋は、自分が、何処の地域か、どんな環境も理解不可能。

 

一番古くからの住人。

そして、殆どの患者が寝たきり状態だが

車椅子に座り、計算ドリルして

会話もでき、相手の顔も判別できる。

 

亭主が客死して30年余。

 

 

高級邸宅街の一角

完全看護であっても

お袋は幸福ではない。

近隣のお金持ち患者は

家族が、絶えず見舞いもでき

安心感があるが

私たちは、気が休まらない。

 

お袋には6月に無くなり実弟の死は知らせていない。

 

 

 

若葉のころ  /  ビージーズ  歌詞


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