馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

待つということの我慢。

2017-07-15 23:12:18 | 日記

7月14日(金)

11時28分

午前の終わり、外は激暑。

窓を開け、川風を吹き抜けさせる。

 

待つということは、物理的時間の長さ。

待つと言うことは、心持を我慢すること。

 

待つことに様々な目的がある。

雨中の道端で傘も差さずに恋人を待つ。

余命旦夕迫った肉親の死を待つ。

合格発表を待つ。

愛しい人に、指折り数えて逢える日を待つ。

失意の心が癒されるのを待つ。

 

心を我慢して待つのだ。

 

下の動画も待つ動画。

動画を見る前に一言。

 

7年前、柳橋に事務所を移転した。

神田川と隅田川の合流点に位置する。

神田川対面に、横綱審議会が開かれる

料亭亀精楼がある。

 

その護岸下に小さなテラスがある。

春夏秋冬、様々な鳥たちがテラスに集まる。

陽を受けて羽を乾かす

休憩する。

大雨後、流れて来るゴミから餌を捕食する都鳥。

 

鷺も舞い降りる。

鷺は長い脚で、田んぼ、浅瀬で魚獲りする。

都心には、鷺が餌獲りに適した浅瀬はない。

 

動画をじっと見詰めると、

二羽の鷺は微動だにしない。

動画撮影前、20分以上経過していた。

 

左の白い鷺が、動いた。

川面に飛び移る。

テラスに戻ると魚を嘴に咥えている。

一瞬の捕食。

右の鷺は動揺して近づく。

魚を咥えた鷺は、後ろ向きになり

魚を取られまいとする。

 画面を拡大して見てください。

神田川 鷺の魚獲り

川に生息するのは、ハゼ、ボラ、セイゴだ。

水面下に浮上するのは、セイゴかボラだ。

 

鷺は、炎天下ひたすら待つのだ。

目は、水面下の魚の動き、泡立ちを

一点の凝視と、足はしっかりコンクリートを挟み

羽は、今まさに跳ねるコンマ0秒の筋力。

生存競争の戦い。

鷺にとって環境生存条件が悪くても

生き抜く生命力。

 

人間も同じ。

 

50年前、厳冬期立山から槍ヶ岳縦走では

 

猛吹雪に遭遇 槍ヶ岳直下で6日間動けなかった。

最終帰京日も過ぎたが、ひたすら天候回復を待ち続けた。

午前2時、風が止んだ。

一気に登攀開始。

死を免れた。

 

大学4年の3月、先輩と二人

八幡平縦走をした。

6日目、猛吹雪でリングワンデリングとなり

身動きできなかった。

 

ピッケル、スキーストック、スキー板を使い

雪洞を作った。

雪洞でひたすら吹雪が止むのを待った。

食料は尽きていた。

乏しい燃料で雪を溶かし

数匹の煮干しを入れた水を飲んだ。

雪洞内、先輩。

4日後、吹雪は止んだ。

太陽が雪の照り返しを受け顔面は熱い。

スキーでの斜滑降とかんじきで斜面を下山した。

松川温泉に着いたのは11日目だった。

ギリギリの待つか、脱出かの決断。

 

待つことの苛立ちと焦り。

耐える、我慢する。

一瞬の機会を間違えずに果敢に挑む。

 

労組の書記長時代

労使交渉では、ひたすら待つことだった。

労働法規など、屁理屈に過ぎず。

ホテルで、司馬遼太郎、三国志、五輪の書、菜根譚 備忘録を

何度も読み返し、ひたすら相手が衰弱するのを待った。

能力、金力、後ろ盾もなく、

交渉するには、唯ひたすら耐えて待つ。

一瞬のチャンスを待った。

互いの心身に打撃を与える消耗戦だった。

 

最後は、卑怯、卑劣な方法で負けてしまうのだが。

宮脇昭先生の植物と人間を読むと

大木の下で、弱い植物は乏しい光だけで生きている。

大木が倒れるまで数百年も待つのだ。

 

大木が倒れたその時、弱い植物は

急速に成長する。

我慢に我慢。

 

安倍陰陽師、待つことの我慢への耐性がない。

やはり、お坊ちゃまなのか?

貧乏、下積み、屈辱、の実体験がない。

直情的に突き進む。

待つという我慢が出来ない。

幼い頃から、友達のいない

孤独で寂しい育ちなのか?

 

焦ったところで

日暮れて途遠し。

 

 

 

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