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この度の東日本大震災で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。皆様のご健康と一日も早い復興を願っています。

高齢者大会

2012-04-23 11:23:03 | Weblog
22日、「第15回仙台市高齢者生きがい健康祭 剣道交流大会」が行われました。
要は年配の人達の剣道大会なのですが、今年は69歳以下10名、70歳以上6名の参加でした。最高齢は88歳です。
特筆すべきはこの88歳の先生と84歳の先生の戦いぶりです。試合時間一杯緩みも見せず戦い抜く旺盛な気力と鋭い打突に多彩な技。まことに頭の下がる思いを致しました。相手の出端を鋭く面と小手に切って取った試合は審判をしていたのですが、まことに見事なものでした。
審判席では、自分達がその歳まで生きていられるかどうかさえ分からないのに、その上この戦いぶりですから感心することしきりです。
旧い方達の剣道は手数の多い特徴があります。面から小手、すかさず胴、と見る間に片手半面が繰り出される、というのが昔に鍛錬された人達の普通の技です。今は手数の少ない綺麗な剣道が求められていて、それは名人と称される先人の剣道を習ってのことですが、昔風の剣道も捨てがたいものがあります。我々の年代では、子供の頃はこういう次々と技を繰り出し体当りをかまして来る先生達に教わったものです。撃たれると実に痛いし、転ばされては上に乗っかられて、もう閉口したものでしたが、昔の剣道はおよそそのようなものだったのでした。
そうして鍛えられた方々が、高齢になって元気に稽古をこなし試合も出来るのですから、鍛錬というのは格好をつけるだけのものではない、ということでしょう。

88歳の選手はリーグ戦を勝ちあがって、決勝トーナメントに進出したのでしたが、相手となる選手に「わたしが、こう構えているから何処でも打ちなさい」と言っているのが聞こえました。予定どおり敗退したのですが、もっとあの業前を見たかったな、と思っています。
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震災関連工事

2012-03-01 16:08:38 | Weblog
3月になりました。

ずっと震災関連の図面を作成しています。建物などの被災した箇所の補修工事に伴うものです。ですから足場を架けることが多くなり、その図面も描きます。

近所にはマンションが多くあるのですが、それぞれ順番に足場が組まれ、周りのマンションは足場だらけといった状況です。
ここにきて、津波とは別に地震による建物被害が多数に上ることが判然としてきました。
近くの卸商団地の建物は古いこともあって、解体予定のビルが沢山あるようです。これからも商業ビルの解体修繕が続くことは間違いありません。

家屋では隣の家が解体されました。建て直すそうです。海岸近くの蒲生地区ではいまだ一階部分が壊れたまま、人の住んでいない住宅がそのままになっています。
大震災からもうすぐ一年になりますが、身近なところで言っても復旧復興は容易ではないようです。

コンクリート、鉄骨の橋梁の図面も沢山おこしました。橋梁基礎とそれに乗っかっている橋脚部分を主にCADデータとして作図します。つまり地震によるズレの補強補修に伴うものであり、新たな設計の要素ともなります。

一方、従来計画されていた工事では、工事を行う人員や機材が震災復旧のほうに取られてしまい、不足してままならない、と嘆いています。

飲み屋街の国分町は、復興景気で大賑わいだそうです。これは…あやかりたい。

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新たな出発

2012-02-29 14:57:29 | Weblog
今年の大会は1月15日、真冬の湯沢での立ち切り試合からでした。
我が故郷湯沢は深い積雪と巨大なツララが垂れ下がっています。今年は私どもの会からO君が基に立ちます。O君は去年一年、稽古のときは一番に私に掛かってきたものでした。そういう努力の上の基立ちです。後半は足が攣って苦しそうでしたが、立派に立ち切りました。彼のこれからの剣道修行の上で必ずや大きな糧となることでしょう。

2月11日は市連のジュニア強化稽古で、今回も私に講師の役が回ってきました。大勢の小学生達が目を輝かせて講師の指示を聞いています。稽古前に少し身体を動かしたのですが、身体の特に股関節の柔軟性が欠けている者が多くいました。ここはやれば出来るのですから普段から是非やって欲しいものです。

19日は恒例の県段別試合です。去年は中止された北海道東北大会の選手選考でもあります。県剣道界の今年を占う大事な初戦です。さすがに随所に素晴らしい技の応酬が見られましたが、それにつけても、もっと多くの立派な選手がいるはずで、その人達が参加してこないのは残念なことです。
この日は寒さが厳しく、中学校の体育館はストーブはあるものの冷凍庫の中といった冷え込みでしたから、役員にも気の毒なことでした。

26日は幼少年剣道交流大会というものがありました。仙台に一番の積雪のあった日の翌日で、会場になった山の中の小学校の辺りは緩やかな曲線を描いて雪に覆われ、雪化粧した木々の梢に小鳥が群れています。気持ちの良い日でした。
子供達の緊張した顔を見るのは良いもので、勝ち負けはあるものの、彼らにとっても父兄にとってもよい経験になります。
親御さんの心づくしの昼ごはんとおやつを皆で食べて、満腹になりました。
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ねんりんピック

2011-10-19 17:16:09 | Weblog
今熊本県でねんりんピックが開催されています。高齢者のスポーツや囲碁将棋などの国体といったものです。

実は来年宮城県で行われるのですが、そのために剣道連盟では準備してきました。私のよく知っている仲間が多数全国優勝に向けて強化のために汗を流していました。
ところが、震災の影響で会場や宿泊施設を確保するのが困難となって、剣道競技が無くなることになってしまいました。昨年からずっと宮城開催に向けて強化稽古してきたのですから、しかし残念ですがこれは仕方のないことです。

高齢者と言っても、60代70代の剣道人は元気一杯で若い者にはひけをとりません。学生などと試合してもいけるのじゃないか、と言う人もいます。剣道では技能気迫ともに歳とともに円熟してくるものですから、他のスポーツなどとはわけが違います。
確かにねんりんピックの最初のころは懇親を目的にしたようなこともあったようですが、最近は優勝目指して眼の色を変えて真剣勝負をするのだそうです。まことにご同慶の至りではありませんか。

今回の熊本大会には、仙台市では最強のチームで臨んでいます。もう結果がでているはずですが、全く報道されません。年寄り軽視ではないか、と思うのですがどうでしょう。ネットで見ても出ていないようです。

このところラグビーの世界大会を興味深く見ていますが、あの肉弾戦は凄いものです。
それから比べるとサッカーなどは子供の遊びに見えてくるほどです。国の誇りを賭けて血まみれになっての戦いはスポーツも捨てたものじゃないと思えてきます。

年寄りの剣道も、もっと頑張らなくてはならないかもしれません。
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ロータリーエンジン

2011-10-18 11:25:25 | Weblog
感慨深いニュースでした。マツダがロータリーエンジンの生産を停止することになったそうです。
ドイツで生まれたこのエンジンを当時の東洋工業が次代の車のエンジンとして、社運を賭けて開発してきたのでした。70年代にはレースにも挑戦して性能を発揮することが出来、遂にはル・マンで総合優勝もしました。
レースでは排気量の問題で、たしか4サイクルエンジンの半分の排気量のカテゴリーで走ったものでしたが、健闘してきました。
ロータリーエンジンの最大の問題が三角のローターの頂点につけるシールドの材質だったと思います。燃焼、排気、吸入を隔てるこの問題を解決してパワーを発揮することが出来たのです。
従来のエンジンがピストンの直線運動を円運動に変換しているものを、直接円運動で駆動するわけで、コンパクトになることが最大の利点でした。しかし、分解修理が困難なこと、燃費や、排気ガスの問題がうまく解決できなかったのでしょう。それが今の時代の要請に合わずに遂に撤退することになったわけです。
本田宗一郎が車を作るとき空冷にこだわったように、次世代のエンジンとしてロータリーに拘ってきたのは、その熱情はよくわかるような気がします。
この2〜30年車に対する環境の変化と、技術の展開は驚べくほどです。
ロータリーエンジンの夢は我々の世代の車社会への夢でもありました。
ひとつの時代が終わったように思います。いや、もう何年も前に終わっていたのでしょう。残念な気もしますが、ロータリーエンジンの研究は続けるそうです。復活する日が来るとは思わないけれども、何がヒントになるか分からないのが科学技術ですから、何時か何かの形で甦ることを祈っています。
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