名無しの教師の日誌

ある公立中学校教師の教育私論と日記です。

「多忙化解消」のむなしさ

2017-11-15 17:17:31 | 日記(学校)
今日はノー残業dayでした。

県教委のお偉いさんは楽だなと思います。

「県下一斉ノー残業dayです。今日は早くみんな退勤しましょう!管理職は、退勤させて下さい」

大号令をかけるだけで、「対策を講じた」と言えるのですから

本当にクソ迷惑な話です。

今日早く退勤することにより生じるしわ寄せを考えて欲しい。

そもそもなぜ我々が残業をしているのか。

それは、単純で、仕事が勤務時間内に終わらないからである。

残業を減らしたいなら、職責を軽減するか、人を増やして1人あたりの仕事量を減らすかをして欲しい。

ま、予算が無くてできないから、苦し紛れの号令をかけているのだろうけど

迷惑なだけだからやめていただきたいものだ。



もう一つ、不満がある。

最近、うちの学校は地域との協力をテーマに、良くボランティアを募集する。

今日は、学校の花壇整備を地域の方に手伝っていただいた。

これにより、教師の雑務負担軽減を図るらしいが

これもろくでもないと私は思っている。

まず、ボランティアを「していただく」のだから、迎え入れる準備が必要になる。

また、ボランティアをしていただいている間、自分は職員室でカタカタと事務仕事……なんてやりにくいから

結局、その手伝いをやるはめになり、空き時間に進めたい事務仕事が後回しになる。

前にも書いたと思うが、ボランティア募集は絶対に多忙化解消にはつながらない。


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